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阿部ジョルラスの集大成を見た。


彼のやりたかった事、彼のぶつけたかった想い、たくさんたくさん溢れる舞台だった。

それに引き寄せられ、触発され感化され、学生たちも異常な熱気っぷりだった。


やはり、今回の学生たちを作り上げる指針になったのは阿部ジョルラスだったのかもしれない。




最期、バリケードを駆け上がる直前の今夜の阿部ジョルラスの顔は忘れられない。

千秋楽を迎えた者が発揮する得体の知れない力を目の当たりにした感じだ。




阿部よしつぐという俳優に、阿部ジョルラスに感謝したいと思う。



乾杯。






残すはスペシャル2回。

まだいける。
まだまだいける。




ひとまず、西川クールの答えに応えるとしよう。


今夜は深酒はなしだ。




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トッくんジョリとも最後。


今や可愛い弟です。




サイゴンの製作発表で初めて会った時の事を今でも覚えています。
すんごい金髪でねぇ(笑)



まあ、お互い様だね。



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「わしはこの男を
 命に代えても
 守ると決めとる」







キックボクシングや棒術に長けていても、最期まで武器を持たず、決して誰かを傷つけるような事はしなかったグランテールに、自分の命と引き代えてでもアンジョルラスを守るという考えはあったのだろうか。


誰が何と言おうと、アンジョルラスの傍にいたかったのは事実だ。




アンジョルラス、俺は誰かを殺すなんてできない。
誰かに殺されるのなんてまっぴら御免だ。

でもな、最期まで一緒にいさせてくれ。





今日もまた、千秋楽を迎える出プリンシパル、最後の共演になる出演者がいる。



吉原光夫さん。
彼の存在は、今回の我々アンサンブルの中で非常に大きく頼りがいのあるものだった。
年下だけど立派な兄貴。
…いや、親分か(笑)
本当に感謝している。


山崎育三郎さん。
まさか彼と共演することになるとはね(笑)
彼の甘い歌声はどう転んだって真似はできない。


三波豊和さん。
「スガナレル」で共演させて頂いて依頼、まさかまさかの再会。
しかも憧れのテナルディエ!
三波さんの声帯の強さは半端じゃありません。


阿知波悟美さん。
彼女の女優魂が大好きだ。
グルメなところも大好きだ。
決して嘘のないその言葉が大好きだ。
酔っ払った可愛いアチねぇが大好きだ。
要は、大好きだ(笑)



そして、我が愛しの阿部よしつぐさん。
今更さん付けするのはこっぱずかしいな。

「レ・ミゼラブル」という作品への思い入れ、俳優としての今後の自分の在り方、色んな想いがある中で、答えを一人で出すのではなく、常に仲間を巻き込み、みんなの共通言語を見出そうと、早い段階から一番真剣に語り出したのが彼。

本番が始まってからも、事ある毎に学生たちに声をかけ、統率をとり進化し続けようとした彼の功績は大きく、きっと今日も、何かを語るんだろうなぁ、と、羨望の眼差しで彼の横顔を眺める僕がいるんだろうと思います。




なんにせよ、どの面子ともなかなか呑みに行けなかったことが心残り。

呑むと大声で喋っちゃうからねぇ俺(笑)





おっと、あんまり思い出話に花を咲かせる場合じゃないね。

これからソワレだ。




今朝方、走り回る猫どもに引っかかれた左腕がヒリヒリするが、まあ、始まってしまえばアドレナリンが忘れさせてくれるさ。


今日もね、一つ進化したいと思います。




さ、間もなく有楽町~♪

反省しています。

理生ジョルラスの最後の言葉を皆様に教えてしまったことで、ナマの舞台の醍醐味の一つである「想像・創造」するというお客様の自由を奪ってしまいましたね。

これまでの記事も、僕の中にあった答えを安易に出しすぎていました。



それぞれのアンジョルラスがそれぞれの「言葉」を持っているように、出演者全員が、それぞれの役柄でそれぞれの答えの「言葉」を持っています。

それは声にならない「心の言葉」だったり、実際に発する「言葉」だったりします。


でもその言葉は、今回のカンパニーだけの「言葉」です。
人が変われば「言葉」も変わります。

これからも、僕たちが提示する様々な言葉を色々な角度から創造し想像して頂けるよう、精一杯心を演じたいと思います。


残り三日間。
改めて作品と真摯に向かい合いたいと思います。



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「ロビン!!
 「生きたい」と
 言えェ!!!」









「アンジョルラス!!
 「生きたい」と
 言えェ!!!」


と最期まで言えなかったグランテール。




バリケードに駆け上がる理生ジョルラスが、グランテールに微笑みながら最後に呟く言葉。








「すまない」







彼がバリケードの上から見た景色は、仲間たちの死を苦しみ哀しみながらも、それでも、絶望の中に希望を信じた景色だったに違いない。






さ、一汗かこう。


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まだ未成年のころ上京し、色々歯を食いしばって頑張っていた女優が一人、故郷へ帰っていった。


うら若き20才。


女優をやめたわけではない。

故郷で新しく仕事のオファーがあったのだ。


1年だけやってみようとの事で戻ったが、なんのなんの、その仕事の多さと幅広さは東京の比ではなかった。

今ではラジオのパーソナリティーも務めテレビにも出ている。

人生、どこでどうなるかわからない。


彼女は、20才という若さだからできたのではない。

何かを変えたかったから、だから変われたのだ。


そんな彼女が先日観に来てくれた。
美味しそうなご当地トマトジュースを持って♪(笑)




どんなに強く望んでも、どんなに努力しても、どうしても変えられないことがあるのも事実だ。

だが、やらずに悔やむよりやった方がいいに決まっている。


とは言いつつ、バリケードを築き、命をかけて何かをやり遂げようとすることは、やはり相当な覚悟がなくてはできない。

結果、悲惨な死を遂げた学生たちがいたからこそ、歴史的に忘れられない事にはなるのだが…。


実際、彼らの肉親や親しかった人たちにはとんでもない事実だったろう。


「ラ・マンチャの男」でセルバンテスがカラスコに言い諭す言葉が僕は好きだ。


「“事実”とは、“真実”の敵なり」


多くの事実から、誠の真実を見抜き、選んでいくことは非常に困難なことだ。



今現在、自分が置かれている立場、今現在、世界がどう動いているのか。

そんなことを考えはじめると夜も眠れなくなるのだ。





決して死ぬことは終わりではない。

生きていても死んでいる者はいる。



己の欲望に逆らわず堕落して生きようとも、世界を変えようとして誰かのために生きようとも、人生は一度きり。


何を選択していくかは、常に自分の価値観と理想の中に答えがある。



まずは故郷で頑張る若き女優の未来を祝福したい。

観に来てくれてありがとう。
またゆっくり呑みにいこう。




夕べはね「レ・ミゼラブル」25周年コンサートのDVDを観ていました。


さて今日は…

KENTAROちゃんジャベール
野島直人くんマリウス
折井理子ちゃんコゼット

の千穐楽。


理生ジョルラスと森クミさんともラスト。


今日も精一杯生きよう。




あと4回。

僕たちの人生、まだ始まったばかりだ。




さ、楽屋入り。
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「レ・ミゼラブル」2011年カンパニージャージがキターーーーーーーー!!


(≧∇≦)




刺繍好きの僕にはたまらんコレクションだ♪




いやぁ、これはカッコイイ!!




ゲヘヘ( ̄∀ ̄)







さ、一汗かこうっと♪

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今朝のトマトスープはとびきりうまかった。





さて、最近マチネの時に乗る行きの電車。

大量の小学生。


大勢と言うより大量。

ピチピチと網にかかった小アジのように見える。



今朝、小学5年か6年くらいだろうか。

駅について扉が開くたびに一般客に気を遣い、人酔いして気持ち悪くなってしまった友達を介抱するようクラスメートに指示を出している男の子が一人。


仲間を想う心、それがやがては国を想う心になるのだろう。



この中にも今の日本を憂いて、将来のリーダーになるべき資質の存在がいるのかもしれない。




少子高齢化の日本。
数少ない彼らに寄せられる期待は昔の比ではないだろう。


子は宝。

命を大切に。



「子どもある者と女たちは去りなさい」



去れるならみんなで去ろうよ。





バリケードから全員去っても、ガブローシュは戻って闘っていたかな。







毎日20時間近く起きていると流石に眠い。






眠らせてくれよ。

君の傍で。




さ、ラスト5回!