印象がガラリと変わった瞬間
「千本桜」という曲。
かなり前に、
生徒さんから弾きたいと
よくリクエストがありました。
その時、
「初音ミクのなぁ〜・・・」
という感じで切り出されました。
そして。最近、ある生徒さんに、
「千本桜が弾きたい」と言われ、
私がこれまで感じ取っていた
その生徒さんの好みとのギャップに
正直驚きましたが、
そういう頭のモードでいました。
先日のレッスンの時、たまたま、
「〇〇ちゃんが初音ミクって、
意外やったわぁ」
と私が言うと、
「先生違うで
私が目指してるのは、
和楽器バンドの
千本桜やで」
と言われ、思わず、
「えっそうなん」
とビックリ
そして、二人で、
YouTubeの和楽器バンドの動画を観て、
全く印象が違うことを認識しました
「それなら、こうかな」と
弾き方をガラッと変えてみると、
「それそんな風に弾きたい」
と、お互いに方向性を一致させました。
「こういう演奏を
目指している」
と、ハッキリ言って貰って
本当に良かったです。
その生徒さんは、
きちんと目指すものがあるのに、
私の方が思い込みで、
誤った指導をするところでした
奏者や楽器、アレンジが変わると、
印象が変わります。
自分がどのように弾きたいか
決まっているのなら、
それを目指して演奏したいですよね。
別の生徒さんも、
クリスマス会で弾く曲を
楽譜に書かれている通りではなく、
原曲と楽譜の違うところがあって、
原曲に沿った弾き方をしたいらしく、
「先生、私、
ここはこう弾きたいねん」
と言ってくれました。
正直、この2人の生徒さんが
「こう弾きたい」
と言ってくれたこと、
自分が目指しているものがあって、
それを表現したいと
思ってくれていることが
とても嬉しかったです
だからこそ、
2人には目指す音楽を実演するために、
しっかり頑張って欲しいです。
そして・・・
私ももっと色んなジャンルやアレンジに
アンテナを張らなければ・・・