自分の“走り”を思い出す
こんにちわ。
前回のブログでは、吸気に加えタイヤ交換を依頼した事も書きました。
今日はこのタイヤの内容を書きつつ、自分が今まで走りについて何を学んできたか・・・。
自分の昔話も交えながら、それを書いていきたいと思います。
・・・
「おっちゃん!俺安くて車検掛からなくて速くてカッコイイマシンが良い!」
中型免許を取る最中は、ドラッグスター等クルーザーにしか興味がいかなかった自分。
しかし、最初に購入したマシンはそれと正反対なジャンルの物でした。
CBR250RR、規制前45馬力の最終型。当時はサーキットにジムカーナ、峠の走り屋御用達だなんて全く知りませんでした。
エンジンや足回りは同クラスでは高性能。しかし初心者には優しくない前傾姿勢。
この時期違反を繰り返し、再試験(不合格なら免取り)にリーチが掛かっていた自分に、
初心者講習の教官は、「今直ぐ大型を取って初心者期間を消せ!」と言い、
中型を取っていた最中に、既に隣を走っている750に心を奪われていた自分は、二つ返事で大型免許を取りに行きます。
750忍者 最初期のG-1、生産当時は国内最高速を記録したマシンでもありました。
しかし、程度は酷くタイヤは表面までヒビ割れ、ジャネレーター不良で走っている最中にエンジンは止まり、高速で走るとオイルが漏れ出すと言うとんでもない物でした。
何も知らずにそのまま走り、奥多摩の最終の左コーナー。
リヤからスリップダウンし、その後柔道技を喰らった様にハイサイド・・・。
乾燥重量250kgのマシンが縦に舞う所を、吹っ飛ばされながら見ました・・・。
本来なら複雑骨折、対向車が来ていれば間違いなく死んでいたでしょう。それを自分は、両膝の皮が無くなり肉が丸出しになっただけで済みました。
今から見ても、奇跡です。
勿論マシンは大破。助けられた走り屋の方々からは、
「GジャンにGパン・・・何て格好をして走ってるんだ」と怒られ、
涙目交じりに僅か三ヶ月で忍者とはお別れをする事になりました。
画像の右、ZRX-400 これもまた最初期。
(400でやり直そう)
そう考えて買ったこのマシン。土砂降りの中、ヤビツ峠の頂上で転倒。自力で治して下山・・・などと言った事もありましたが、
重量がありつつも、400らしい走りに単車の楽しみを教えてくれたマシンでした。
最初のマシンの時から、峠は攻めていた自分ですが、
一向に上手く走れず、速く走ることも出来ない・・・そんな悔しい毎日を送り、このZRXに跨っていた頃に、憧れの単車乗りの先輩に、
「どうやったら速く走れるのか」と尋ねてみたところ、
“速く走ろうとせずに、綺麗な走りをする事を心掛けろ。そうすればいずれ、速く走れる。”
最初はこの教えの全てを理解してはいませんでしたが、このアドバイスがきっかけで、
段々自分が単車に対して求めるモノが何なのか、ハッキリして行きます。
しかしこの後、また悪い虫が着いたのか、今までで最大の排気量に跨る事に・・・。
CBR929RR Fire Blade 僅かな年月の間でしか生産されなかったマシンでもあり、純国産は存在しません。
メーター読みではMAXぬおわkm/h、アクセル一つでパワーリフト、ギヤも使えば手軽にウイリーと、
とんでもないパワーを持ったマシンでした。
このマシンを納車したばかりの頃、マフラーもノーマルだった事から安全運転講習会に参加します。
行ってみた結果は散々な言われ様でした・・・。初心者のグループからは外され、個別指導を受ける始末・・・。
勉強にも運動にも趣味にもプライドを持たない自分が、ここまで悔しい思いをした事はありませんでした。
この講習会を経て、先輩からのアドバイスを反芻します。
(スピードじゃない・・・綺麗な走りをしよう。バイクのカタログにある様な、誰が見てもカッコイイ走り・・・。)
単車に乗り、かっこよく走る・・・その為に一つの目標を立てる事になりました。
“膝擦りを習得する”
勿論、膝を擦る事で速くは走れません。でも、
(かっこよさを目指すのであれば、これはアリだ!)
そう思い、当時住んでいた家からは10分で着く緩やかなコーナー一つを地元の先輩から教えてもらい、そこを自分のホームとしました。
(地元の先輩の友人にTAKUROUさんと言う人が居まして、その人は当時CB400SFでそのコーナーをふぬわkm/hで駆け抜け、コーナー一つだけにも関わらず、TAKUROUサーキットと言う名前が着いてましたw)
今まで使っていたレーシンググローブ・ブーツに、MFJ公認とは言え安物の革ツナギをチョイス。
ここまで揃えてしまった以上、習得しないワケには行かなくなってしまいました。
特訓が始まります・・・。
(近場だし、コーナー一つだけなんだから、ひたすら走り込む!)
コーナーの形から、スローイング・クリッピング・クリア、それぞれの位置と速度を身体に叩き込みます。
しかし、一向に擦る事が出来ません。
(こんな事で諦めねーさ!知識も吸収だ!)
ひたすら本やDVDを漁っていた時、ある一行の格言とも言える文章にピンと来ました。
“二輪とは、走らなければ倒れるが、走り出したらライダーは無駄な力を与えず、自然な動きをマシンにさせてやらねばならない。
下手なライダーとは、マシンに余計な力を与えてしまう人。俗に言う上手いライダーとは、マシンに余計な力を与えない人、と表現出来る。”
(そうか!マシンをバンクさせるスキルを学ぶより、先ず俺が与えている余計な動きを無くして行けばいいんだな!)
さらに、さらに走り込みます・・・。
大型を取っておきながら今更ですが、どうやればマシンが寝るのか。根底に於ける理論を知り、
それを妨げない様、自分の挙動やタイミングを洗い直します・・・。
目線、内足・外足の荷重ポイント、下半身・上半身の動き、アクセル・ブレーキの掛け方・・・
とある日、TAKUROUサーキット左コーナー・・・。
ガリッ!!!!!!
「おおおおおぉぉぉぉぉ!!憧れの膝擦り!!!俺にも出来たあああぁぁぁぁ!!!」
同日、右コーナーでも擦る事が出来ました。勿論この感触は今でも忘れていません。
それから何回も何回も走り込み、フォームを磨いて行き・・・
・・・数え切れない程に往復をしていたと思います。上の写真は、カメラでその道何十年、と言う方に撮ってもらった時の物です。
ただ、例えば右足などご覧になればお分かりの通り、これでもマシンは寝ていませんし、タイヤも端から数mmはWAXが残っていたと思います。
とは言え、コレが自分なりの“カタチ”。記念に撮ってもらう事になったワケでした。
ちなみに、この頃にはTAKUROUさんのMAXスピードを越えていました。しかし、それはあくまで“たまたまそうなっただけ”の事であり、
寧ろこのコーナー以外、例えば遠出した先ではもう本気では攻めなくなっていました。
“膝擦りを覚えると、ライディングに於いて自分の中で言葉には表せない、何かが見えてくる・・・”
これはよく言われるらしいですが、確かに“如何にしてマシンを寝かせるのか”と言った点については、身体で何か手応えを感じた気がします。
しかし、
(スピードやパワーを求めない俺に、この炎剣は手に余る・・・。)
スペックにぶら下がる走りがつまらなくなってしまった自分は、このCBRを手放す事になりました。
・・・その後、ニュートラルな味付けで、シブくてカッコイイマシンを選ぶ事を決め、
「もう一度“ナナハン”に・・・」
そう思い、今の西風を持ち現在に至ります。
本当に素直なマシン・・・始めて吸気に手を着け、そして乗っていたらいつの間にかオンシーズン。
「ネイキッドで膝擦るのもシブくてカッケエわな!」
自分の様な馬鹿には悪い虫が付くものです。
はいやっちゃいましたwツナギ押入れから引っ張り出しちゃいましたねぇw
交換したタイヤは以前申した通り、IRC Spec R。ハイグリップバイアスに一石を投じる存在なのだとか。
ゼファー750にはラジアルも履かせられるでしょう。これに関しては、仕事中によくご来店下さるカスタム専門のショップの方からのアドバイスを頂きました。
お客さん「勿論ラジアルも履かせられるんじゃん?カスタムホイール、或いは定番とされるK型ZZ-Rのホイール流用なんかすれば、さらに選択肢だって拡がるよなぁ?
じゃあさ、バイアス指定にラジアルを履かせたらどうなるか・・・結論から言おうか。マシンが“登る”んだよ。」
自分「登る?・・・減速帯やコーナーを高速でクリッピングを抜けるとマシンが踊る感じ・・・ですか?」
お客さん「ニュアンスとしてはそう捉えてもらって構わない。確かにバイアスよりラジアルの方がグリップ等も含めて性能は高い・・・しかし、タイヤが噛んでいてもフレームやその他足回りがついて行けなくなるんだわ。」
「確かにストリートユースでは危険は伴わないだろうね。だけど、俺に言わせれば足も車体も強化せずにバイアス指定にラジアルを履かせるっつうのは首を縦には振れねえなぁ。」
「あとは店員さん、アンタ次第や。ゼファー750の元々の味を変えてまでラジアルを履かすか、通な路線であるバイアスに落ち着くか・・・。」
(俺の路線はスピードやタイムと言う結果を求めるモノじゃない・・・となれば)
バイアスのチョイスと相成ったワケです。ただ、ここで試してみたかったのが、“フロントタイヤのサイズダウン”です。
(フロントを120から110へ・・・オーバーステアでさらに舵角を付けて行きたい)
しかし、足関係はこれぐらいでストップ。それなりにかっこよく走る事を目標にしている自分は、サスのセッティングまでは手を着けません。
(どうせ俺の事だ・・・色々イジくり出して、結局分からなくなるのがオチだからな)
正直、初めて膝を擦った炎剣の時も、サスは手を着けていませんでした。
さて、いよいよコーナーへスローイン!
(久々だぜTAKUROUサーキット!身体は思い出せっかなぁ~ん??)
ガリガリガリガリ・・・!!!
(おっ!ちゃんと膝擦り覚えてんじゃ・・・ええ!?ちょ、タンマタンマ!!!)
ガキガキガキガキ!!!
生まれて初めてバンクセンサーを擦りました・・・machaさん、俺もやっちゃいましたw
(マジかよ!?ZRXん時はカッコつけてバックステップしてたけどさぁ。こりゃあ流石に西風にも入れる様かな・・・。)
自分なりにバンクをセービングしているとは言え、ステップを替えれば限界は分からなくなりそうで怖いのですが、いずれは交換・・・一旦検討という段階にしておきます。
タイヤも炎剣の頃と変わらず、端が少し残っています・・・WAXぐらいならいずれ取れるでしょうけど。
擦った感想としては、久々に気持ち良さを味わいました。(肥満傾向にあるせいか、帰宅後ツナギが脱げなくなった事は秘密ですw)
しかしマシンはネイキッド。炎剣の時とは勝手が違う事も思い知らされました。
次回、走りのネタはこの“違い”について書いていきたいと思います。
それでは、また。
前回のブログでは、吸気に加えタイヤ交換を依頼した事も書きました。
今日はこのタイヤの内容を書きつつ、自分が今まで走りについて何を学んできたか・・・。
自分の昔話も交えながら、それを書いていきたいと思います。
・・・
「おっちゃん!俺安くて車検掛からなくて速くてカッコイイマシンが良い!」
中型免許を取る最中は、ドラッグスター等クルーザーにしか興味がいかなかった自分。
しかし、最初に購入したマシンはそれと正反対なジャンルの物でした。
CBR250RR、規制前45馬力の最終型。当時はサーキットにジムカーナ、峠の走り屋御用達だなんて全く知りませんでした。
エンジンや足回りは同クラスでは高性能。しかし初心者には優しくない前傾姿勢。
この時期違反を繰り返し、再試験(不合格なら免取り)にリーチが掛かっていた自分に、
初心者講習の教官は、「今直ぐ大型を取って初心者期間を消せ!」と言い、
中型を取っていた最中に、既に隣を走っている750に心を奪われていた自分は、二つ返事で大型免許を取りに行きます。
750忍者 最初期のG-1、生産当時は国内最高速を記録したマシンでもありました。
しかし、程度は酷くタイヤは表面までヒビ割れ、ジャネレーター不良で走っている最中にエンジンは止まり、高速で走るとオイルが漏れ出すと言うとんでもない物でした。
何も知らずにそのまま走り、奥多摩の最終の左コーナー。
リヤからスリップダウンし、その後柔道技を喰らった様にハイサイド・・・。
乾燥重量250kgのマシンが縦に舞う所を、吹っ飛ばされながら見ました・・・。
本来なら複雑骨折、対向車が来ていれば間違いなく死んでいたでしょう。それを自分は、両膝の皮が無くなり肉が丸出しになっただけで済みました。
今から見ても、奇跡です。
勿論マシンは大破。助けられた走り屋の方々からは、
「GジャンにGパン・・・何て格好をして走ってるんだ」と怒られ、
涙目交じりに僅か三ヶ月で忍者とはお別れをする事になりました。
画像の右、ZRX-400 これもまた最初期。
(400でやり直そう)
そう考えて買ったこのマシン。土砂降りの中、ヤビツ峠の頂上で転倒。自力で治して下山・・・などと言った事もありましたが、
重量がありつつも、400らしい走りに単車の楽しみを教えてくれたマシンでした。
最初のマシンの時から、峠は攻めていた自分ですが、
一向に上手く走れず、速く走ることも出来ない・・・そんな悔しい毎日を送り、このZRXに跨っていた頃に、憧れの単車乗りの先輩に、
「どうやったら速く走れるのか」と尋ねてみたところ、
“速く走ろうとせずに、綺麗な走りをする事を心掛けろ。そうすればいずれ、速く走れる。”
最初はこの教えの全てを理解してはいませんでしたが、このアドバイスがきっかけで、
段々自分が単車に対して求めるモノが何なのか、ハッキリして行きます。
しかしこの後、また悪い虫が着いたのか、今までで最大の排気量に跨る事に・・・。
CBR929RR Fire Blade 僅かな年月の間でしか生産されなかったマシンでもあり、純国産は存在しません。
メーター読みではMAXぬおわkm/h、アクセル一つでパワーリフト、ギヤも使えば手軽にウイリーと、
とんでもないパワーを持ったマシンでした。
このマシンを納車したばかりの頃、マフラーもノーマルだった事から安全運転講習会に参加します。
行ってみた結果は散々な言われ様でした・・・。初心者のグループからは外され、個別指導を受ける始末・・・。
勉強にも運動にも趣味にもプライドを持たない自分が、ここまで悔しい思いをした事はありませんでした。
この講習会を経て、先輩からのアドバイスを反芻します。
(スピードじゃない・・・綺麗な走りをしよう。バイクのカタログにある様な、誰が見てもカッコイイ走り・・・。)
単車に乗り、かっこよく走る・・・その為に一つの目標を立てる事になりました。
“膝擦りを習得する”
勿論、膝を擦る事で速くは走れません。でも、
(かっこよさを目指すのであれば、これはアリだ!)
そう思い、当時住んでいた家からは10分で着く緩やかなコーナー一つを地元の先輩から教えてもらい、そこを自分のホームとしました。
(地元の先輩の友人にTAKUROUさんと言う人が居まして、その人は当時CB400SFでそのコーナーをふぬわkm/hで駆け抜け、コーナー一つだけにも関わらず、TAKUROUサーキットと言う名前が着いてましたw)
今まで使っていたレーシンググローブ・ブーツに、MFJ公認とは言え安物の革ツナギをチョイス。
ここまで揃えてしまった以上、習得しないワケには行かなくなってしまいました。
特訓が始まります・・・。
(近場だし、コーナー一つだけなんだから、ひたすら走り込む!)
コーナーの形から、スローイング・クリッピング・クリア、それぞれの位置と速度を身体に叩き込みます。
しかし、一向に擦る事が出来ません。
(こんな事で諦めねーさ!知識も吸収だ!)
ひたすら本やDVDを漁っていた時、ある一行の格言とも言える文章にピンと来ました。
“二輪とは、走らなければ倒れるが、走り出したらライダーは無駄な力を与えず、自然な動きをマシンにさせてやらねばならない。
下手なライダーとは、マシンに余計な力を与えてしまう人。俗に言う上手いライダーとは、マシンに余計な力を与えない人、と表現出来る。”
(そうか!マシンをバンクさせるスキルを学ぶより、先ず俺が与えている余計な動きを無くして行けばいいんだな!)
さらに、さらに走り込みます・・・。
大型を取っておきながら今更ですが、どうやればマシンが寝るのか。根底に於ける理論を知り、
それを妨げない様、自分の挙動やタイミングを洗い直します・・・。
目線、内足・外足の荷重ポイント、下半身・上半身の動き、アクセル・ブレーキの掛け方・・・
とある日、TAKUROUサーキット左コーナー・・・。
ガリッ!!!!!!
「おおおおおぉぉぉぉぉ!!憧れの膝擦り!!!俺にも出来たあああぁぁぁぁ!!!」
同日、右コーナーでも擦る事が出来ました。勿論この感触は今でも忘れていません。
それから何回も何回も走り込み、フォームを磨いて行き・・・
・・・数え切れない程に往復をしていたと思います。上の写真は、カメラでその道何十年、と言う方に撮ってもらった時の物です。
ただ、例えば右足などご覧になればお分かりの通り、これでもマシンは寝ていませんし、タイヤも端から数mmはWAXが残っていたと思います。
とは言え、コレが自分なりの“カタチ”。記念に撮ってもらう事になったワケでした。
ちなみに、この頃にはTAKUROUさんのMAXスピードを越えていました。しかし、それはあくまで“たまたまそうなっただけ”の事であり、
寧ろこのコーナー以外、例えば遠出した先ではもう本気では攻めなくなっていました。
“膝擦りを覚えると、ライディングに於いて自分の中で言葉には表せない、何かが見えてくる・・・”
これはよく言われるらしいですが、確かに“如何にしてマシンを寝かせるのか”と言った点については、身体で何か手応えを感じた気がします。
しかし、
(スピードやパワーを求めない俺に、この炎剣は手に余る・・・。)
スペックにぶら下がる走りがつまらなくなってしまった自分は、このCBRを手放す事になりました。
・・・その後、ニュートラルな味付けで、シブくてカッコイイマシンを選ぶ事を決め、
「もう一度“ナナハン”に・・・」
そう思い、今の西風を持ち現在に至ります。
本当に素直なマシン・・・始めて吸気に手を着け、そして乗っていたらいつの間にかオンシーズン。
「ネイキッドで膝擦るのもシブくてカッケエわな!」
自分の様な馬鹿には悪い虫が付くものです。
はいやっちゃいましたwツナギ押入れから引っ張り出しちゃいましたねぇw
交換したタイヤは以前申した通り、IRC Spec R。ハイグリップバイアスに一石を投じる存在なのだとか。
ゼファー750にはラジアルも履かせられるでしょう。これに関しては、仕事中によくご来店下さるカスタム専門のショップの方からのアドバイスを頂きました。
お客さん「勿論ラジアルも履かせられるんじゃん?カスタムホイール、或いは定番とされるK型ZZ-Rのホイール流用なんかすれば、さらに選択肢だって拡がるよなぁ?
じゃあさ、バイアス指定にラジアルを履かせたらどうなるか・・・結論から言おうか。マシンが“登る”んだよ。」
自分「登る?・・・減速帯やコーナーを高速でクリッピングを抜けるとマシンが踊る感じ・・・ですか?」
お客さん「ニュアンスとしてはそう捉えてもらって構わない。確かにバイアスよりラジアルの方がグリップ等も含めて性能は高い・・・しかし、タイヤが噛んでいてもフレームやその他足回りがついて行けなくなるんだわ。」
「確かにストリートユースでは危険は伴わないだろうね。だけど、俺に言わせれば足も車体も強化せずにバイアス指定にラジアルを履かせるっつうのは首を縦には振れねえなぁ。」
「あとは店員さん、アンタ次第や。ゼファー750の元々の味を変えてまでラジアルを履かすか、通な路線であるバイアスに落ち着くか・・・。」
(俺の路線はスピードやタイムと言う結果を求めるモノじゃない・・・となれば)
バイアスのチョイスと相成ったワケです。ただ、ここで試してみたかったのが、“フロントタイヤのサイズダウン”です。
(フロントを120から110へ・・・オーバーステアでさらに舵角を付けて行きたい)
しかし、足関係はこれぐらいでストップ。それなりにかっこよく走る事を目標にしている自分は、サスのセッティングまでは手を着けません。
(どうせ俺の事だ・・・色々イジくり出して、結局分からなくなるのがオチだからな)
正直、初めて膝を擦った炎剣の時も、サスは手を着けていませんでした。
さて、いよいよコーナーへスローイン!
(久々だぜTAKUROUサーキット!身体は思い出せっかなぁ~ん??)
ガリガリガリガリ・・・!!!
(おっ!ちゃんと膝擦り覚えてんじゃ・・・ええ!?ちょ、タンマタンマ!!!)
ガキガキガキガキ!!!
生まれて初めてバンクセンサーを擦りました・・・machaさん、俺もやっちゃいましたw
(マジかよ!?ZRXん時はカッコつけてバックステップしてたけどさぁ。こりゃあ流石に西風にも入れる様かな・・・。)
自分なりにバンクをセービングしているとは言え、ステップを替えれば限界は分からなくなりそうで怖いのですが、いずれは交換・・・一旦検討という段階にしておきます。
タイヤも炎剣の頃と変わらず、端が少し残っています・・・WAXぐらいならいずれ取れるでしょうけど。
擦った感想としては、久々に気持ち良さを味わいました。(肥満傾向にあるせいか、帰宅後ツナギが脱げなくなった事は秘密ですw)
しかしマシンはネイキッド。炎剣の時とは勝手が違う事も思い知らされました。
次回、走りのネタはこの“違い”について書いていきたいと思います。
それでは、また。
キャブセッティング【五】
こんにちわ、お久しぶりです。
梅雨も明け、走らねば汗だくな陽気になってきました。
今月自分は、先月休み呆けていた&来月に届くであろう“赤い色をした紙”。
これが届く日の為に、必死で働いて稼いでいます。
おかげでブログを更新する体力も余りありませんでした・・・が、出勤前の今は身体の調子も良いので、
キャブも含めて、色々書いて行きたいと思います。
・・・いずれ次のステップになるであろう、“ダイノジェット”。
そのいずれが、一体いつになるのやら・・・と言った所ですがw
一先ず、今後の事を考えてファンネルからパワフィルの仕様に戻す事にしました。
セッティングも、
MJ 105
JN std
SJ 40
PS 2.0
パワフィルの暫定ベスト時に戻し、同調も取ります。
(んん、開け始めはファンネル程機敏じゃないけど、ギクシャクし過ぎてない分扱いやすいな)
ただ、この気温です。PSを2回転開けたとは言えど、SJを一つ下げる等して一度薄目に振って様子を見てみる予定です。
そう言えば、ここ最近単車乗りの先輩のZRX400の同調をとったのですが、
ZRX400では負圧取出しの口の部分の、全四つのうち一つを残し、他は全て塞がれている状態でした。
(自分も昔ZRX乗ってたけど・・・こんな風になってたっけな。)
家に帰り調べてみると、ゼファーでも四つのうち三つを塞いでいる方、居ます。
(自分の西風にやったら・・・どうなるんだろう。)
試しに三つを塞いで、エンジンスタート。
・・・・・特に変化は見られませんでした(^^;
(やっぱしホースで繋がれている状態にしておいた方が良さそうだな。)
負圧穴を塞ぐ件に関しては、もう少し調べてからにしてみます。
さて、以前に告知した通り秩父へツーリングをして来ました。
雁坂峠→成木街道と、東京から秩父へ向かうルートで走ってきたのですが、帰宅後、ヘッドライトのローが切れてしまった様子。
急いで新品のバルブに交換します。
あくまで個人的な考えなのですが、懐古主義な自分は、余りHIDと言う物が好きではありません。
「フパッ!フワッ・・・」っと余韻を残しつつ点・消灯するフィラメント式の方が大好きです。
色も、前オーナーの白から、温かみを残し続ける純正色に交換
(エジソン!貴様の灯火、消させやしないぜ・・・!)
それが環境破壊の原因ですねw
そしてツーリングの時にも言われた、先輩からの一言、
「JINさぁ、とりあえずタイヤ何とかしよーぜ。そんなんじゃどんな風に走ったって気持ちよく走れんだろう。」
との指摘を頂き、
(ヒビ割れのシティタイヤじゃ流石にやべーよな。)
と思い、後日タイヤを交換しに行くことに。
チョイスした物は、IRC RX-01 Spec R。IRC・・・今まで外国産だと思ってましたw
ラジアルのチョイスも有り得ないことは無いですが、
(バイアスのホイールには・・・やっぱバイアスかな。)
と考えた末のIRCです。兎に角ビックリした事は値段の安さ!
(929に乗ってた時なんか、リヤをそこそこ良いのに替えるだけ諭吉さんがすっ飛んでくもんなw)
ある意味、西風を買って良かったのかもしれません。
IRCを選んだ理由等については、
次回のブログで一旦メンテナンスから離れ、「走り」の事について一緒に書いて行こうと思います。
(YORIOさん。次回はカッコイイブログ、書きますからねw)
それでは、また。
梅雨も明け、走らねば汗だくな陽気になってきました。
今月自分は、先月休み呆けていた&来月に届くであろう“赤い色をした紙”。
これが届く日の為に、必死で働いて稼いでいます。
おかげでブログを更新する体力も余りありませんでした・・・が、出勤前の今は身体の調子も良いので、
キャブも含めて、色々書いて行きたいと思います。
・・・いずれ次のステップになるであろう、“ダイノジェット”。
そのいずれが、一体いつになるのやら・・・と言った所ですがw
一先ず、今後の事を考えてファンネルからパワフィルの仕様に戻す事にしました。
セッティングも、
MJ 105
JN std
SJ 40
PS 2.0
パワフィルの暫定ベスト時に戻し、同調も取ります。
(んん、開け始めはファンネル程機敏じゃないけど、ギクシャクし過ぎてない分扱いやすいな)
ただ、この気温です。PSを2回転開けたとは言えど、SJを一つ下げる等して一度薄目に振って様子を見てみる予定です。
そう言えば、ここ最近単車乗りの先輩のZRX400の同調をとったのですが、
ZRX400では負圧取出しの口の部分の、全四つのうち一つを残し、他は全て塞がれている状態でした。
(自分も昔ZRX乗ってたけど・・・こんな風になってたっけな。)
家に帰り調べてみると、ゼファーでも四つのうち三つを塞いでいる方、居ます。
(自分の西風にやったら・・・どうなるんだろう。)
試しに三つを塞いで、エンジンスタート。
・・・・・特に変化は見られませんでした(^^;
(やっぱしホースで繋がれている状態にしておいた方が良さそうだな。)
負圧穴を塞ぐ件に関しては、もう少し調べてからにしてみます。
さて、以前に告知した通り秩父へツーリングをして来ました。
雁坂峠→成木街道と、東京から秩父へ向かうルートで走ってきたのですが、帰宅後、ヘッドライトのローが切れてしまった様子。
急いで新品のバルブに交換します。
あくまで個人的な考えなのですが、懐古主義な自分は、余りHIDと言う物が好きではありません。
「フパッ!フワッ・・・」っと余韻を残しつつ点・消灯するフィラメント式の方が大好きです。
色も、前オーナーの白から、温かみを残し続ける純正色に交換
(エジソン!貴様の灯火、消させやしないぜ・・・!)
それが環境破壊の原因ですねw
そしてツーリングの時にも言われた、先輩からの一言、
「JINさぁ、とりあえずタイヤ何とかしよーぜ。そんなんじゃどんな風に走ったって気持ちよく走れんだろう。」
との指摘を頂き、
(ヒビ割れのシティタイヤじゃ流石にやべーよな。)
と思い、後日タイヤを交換しに行くことに。
チョイスした物は、IRC RX-01 Spec R。IRC・・・今まで外国産だと思ってましたw
ラジアルのチョイスも有り得ないことは無いですが、
(バイアスのホイールには・・・やっぱバイアスかな。)
と考えた末のIRCです。兎に角ビックリした事は値段の安さ!
(929に乗ってた時なんか、リヤをそこそこ良いのに替えるだけ諭吉さんがすっ飛んでくもんなw)
ある意味、西風を買って良かったのかもしれません。
IRCを選んだ理由等については、
次回のブログで一旦メンテナンスから離れ、「走り」の事について一緒に書いて行こうと思います。
(YORIOさん。次回はカッコイイブログ、書きますからねw)
それでは、また。
【ツー告知有り】マフラー交換
おはようございます。
ご近所迷惑な爆音仕様、社会不適合者です。
昨日は非番でしたので、単車漬けな一日を過ごしました。YORIOさんからは、
「JINさんのブログ、失敗談が多いネwたまにゃビシッとカッコイイブログ書くネw」
なんて言われたりもしますwですがカッコイイ内容は今回も書けずw
失敗を混ぜつつ、ブログを書いていきたいと思います。
※タイトル通り、末尾にツーリング告知有り。今回のブログも長いですが、読んでいただけたら幸いです。
では前回のブログの続きから・・・
・・・キャブレターの根本的な燃料不足を補う、“アレ”。ご存知“ダイノジェット”ですが、
排気が今の爆音仕様のままと言うワケにも行かないので、先ずは急いでマフラー交換です。
交換する場所は東京・町田。天気は良いですが、いつ雨が降るかも分からないこの時期。
西風のマフラー交換はとにかく面倒なのは知っているので、行きは東名高速を使います。
(んん、良い天気!このまま遠くまで走ってしまいそうだな・・・)
・・・
(?、横浜町田のICが見えない・・・こんな距離あったっけ?)
・・・
(やけに見慣れた景色だな・・・厚木・・・海老名・・・)
(厚木ぃ!?海老名ぁ!?)
(おい!俺はツーリングしに来たんじゃないんだぞ!w)
写真の通り、優雅に景色を眺めていたら行き過ぎてしまった様です。
仕方が無いので、厚木ICで降り国道を使って町田へ向かいます。
(ここから町田方面だな。よし・・・うお!!あぶねっ!!)
国道へ入る所を、車に阻まれ・・・
(だから俺はツーリングしに来たんじゃねえっつの!ww)
国道へ入れず、小田原厚木道路まで乗ってしまいましたw
(これじゃ軽く一人旅じゃないかw仕方無い、オダアツの横の道通って引き上げよう。)
・・・
(しかし静かなもんだな。平坦な直線なのに皆大人しく走ってる。)
・・・
(とんでもねぇ速さで走ってるのがいても良いもんだが・・・)
・・・!
(静か!?)
(平坦な道!?)
(誰もアクセル開けない!?)
!!
「まずい!!減速!!間に合えーーー!!!」
!!!・・・
「おお、紙の色が赤いなw赤いのは初めてかな」
来月あたりに自分、略式裁判を受ける事になる予定です。
いよいよ冗談ではなく本当に社会不適合者の仲間入りですwしかしエンジンを掛けた瞬間、
爆音に神奈川県警の皆さんが一斉に自分に視線を向けたのには笑ってしまいましたw
さて、気を取り直して町田へ。無事にお店についた所で、ガレージを拝借しマフラー交換をします。
当初はこの爆音管、取って置く予定でしたが、
今日しかマフラー交換が出来ない。単車に乗りながら持って帰れない、等の理由で、
その場で下取りしてもらう事にしました。
(どこぞのメーカーかも分からんかったけど、世話になったな。イイ音してたゼ!)
取り付けは時間が掛かりましたが、無事に着きました。
メーカーは「ZEUS」同じブラックもつまらないと思い、メッキです。
「ZEUS」と言えば、ゼファー・Z系のカスタムで名が知られていましたが、現在はHPも消え、
営業自体しているかもよく分かっていない、巷では「幻」などと言われているメーカーですw
余りの排気音の小ささに、最初ノーマルマフラーの音と勘違いしそうになりましたw
このまま武蔵村山のショップへ行き、タイヤ交換もお願いしようと思ったのですが、
先程書いた通り、社会不適合者の自分は多大なる罰金を支払わなければならなくなった為、
この日は散財せず、引き上げて自分の月収と睨めっこです。
---------------------------------------------------------------------------------------------
さて、ツーリングの告知です。
みんなのひげさんの、今後の企画の場所が秩父である事を考え、
下見も兼ねて、今週日曜、秩父ツーリングをしようと思います。
とは言っても内容は、
「秩父までお散歩→秩父駅辺りでお蕎麦か何か食べて帰ろう」と言うもの。
気軽に参加する形で構いませんし、そもそも天気もまだ微妙なので、決行するかもまだ未定です。
日にちは7/10。メンバーは現状、自分の他に2・3名程です。
ルート詳細は追ってブログに書きます。
それではまた。
ご近所迷惑な爆音仕様、社会不適合者です。
昨日は非番でしたので、単車漬けな一日を過ごしました。YORIOさんからは、
「JINさんのブログ、失敗談が多いネwたまにゃビシッとカッコイイブログ書くネw」
なんて言われたりもしますwですがカッコイイ内容は今回も書けずw
失敗を混ぜつつ、ブログを書いていきたいと思います。
※タイトル通り、末尾にツーリング告知有り。今回のブログも長いですが、読んでいただけたら幸いです。
では前回のブログの続きから・・・
・・・キャブレターの根本的な燃料不足を補う、“アレ”。ご存知“ダイノジェット”ですが、
排気が今の爆音仕様のままと言うワケにも行かないので、先ずは急いでマフラー交換です。
交換する場所は東京・町田。天気は良いですが、いつ雨が降るかも分からないこの時期。
西風のマフラー交換はとにかく面倒なのは知っているので、行きは東名高速を使います。
(んん、良い天気!このまま遠くまで走ってしまいそうだな・・・)
・・・
(?、横浜町田のICが見えない・・・こんな距離あったっけ?)
・・・
(やけに見慣れた景色だな・・・厚木・・・海老名・・・)
(厚木ぃ!?海老名ぁ!?)
(おい!俺はツーリングしに来たんじゃないんだぞ!w)
写真の通り、優雅に景色を眺めていたら行き過ぎてしまった様です。
仕方が無いので、厚木ICで降り国道を使って町田へ向かいます。
(ここから町田方面だな。よし・・・うお!!あぶねっ!!)
国道へ入る所を、車に阻まれ・・・
(だから俺はツーリングしに来たんじゃねえっつの!ww)
国道へ入れず、小田原厚木道路まで乗ってしまいましたw
(これじゃ軽く一人旅じゃないかw仕方無い、オダアツの横の道通って引き上げよう。)
・・・
(しかし静かなもんだな。平坦な直線なのに皆大人しく走ってる。)
・・・
(とんでもねぇ速さで走ってるのがいても良いもんだが・・・)
・・・!
(静か!?)
(平坦な道!?)
(誰もアクセル開けない!?)
!!
「まずい!!減速!!間に合えーーー!!!」
!!!・・・
「おお、紙の色が赤いなw赤いのは初めてかな」
来月あたりに自分、略式裁判を受ける事になる予定です。
いよいよ冗談ではなく本当に社会不適合者の仲間入りですwしかしエンジンを掛けた瞬間、
爆音に神奈川県警の皆さんが一斉に自分に視線を向けたのには笑ってしまいましたw
さて、気を取り直して町田へ。無事にお店についた所で、ガレージを拝借しマフラー交換をします。
当初はこの爆音管、取って置く予定でしたが、
今日しかマフラー交換が出来ない。単車に乗りながら持って帰れない、等の理由で、
その場で下取りしてもらう事にしました。
(どこぞのメーカーかも分からんかったけど、世話になったな。イイ音してたゼ!)
取り付けは時間が掛かりましたが、無事に着きました。
メーカーは「ZEUS」同じブラックもつまらないと思い、メッキです。
「ZEUS」と言えば、ゼファー・Z系のカスタムで名が知られていましたが、現在はHPも消え、
営業自体しているかもよく分かっていない、巷では「幻」などと言われているメーカーですw
余りの排気音の小ささに、最初ノーマルマフラーの音と勘違いしそうになりましたw
このまま武蔵村山のショップへ行き、タイヤ交換もお願いしようと思ったのですが、
先程書いた通り、社会不適合者の自分は多大なる罰金を支払わなければならなくなった為、
この日は散財せず、引き上げて自分の月収と睨めっこです。
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さて、ツーリングの告知です。
みんなのひげさんの、今後の企画の場所が秩父である事を考え、
下見も兼ねて、今週日曜、秩父ツーリングをしようと思います。
とは言っても内容は、
「秩父までお散歩→秩父駅辺りでお蕎麦か何か食べて帰ろう」と言うもの。
気軽に参加する形で構いませんし、そもそも天気もまだ微妙なので、決行するかもまだ未定です。
日にちは7/10。メンバーは現状、自分の他に2・3名程です。
ルート詳細は追ってブログに書きます。
それではまた。