昨日、小京都出石に行って来ました。

 

たまたま、「出石藩 きもの祭り」というイベントが開催されていました。

 

街中には、古い家老屋敷、美術館、お寺、そして多くの蕎麦屋があり、着物を着ていると色んな特典があると言うことです。

 

昔懐かしい屋台村、着物大抽選会など楽しいイベントも企画されていました。

 

レンタルであろう、派手な着物姿の若い女性達も多く見かけました。

 

「ああ、此処もか、小京都出石!」

 

京都市内の道々で見かける、アジア系女性の派手派手着物姿にうんざりしているのは、私だけではないはずです。

 

着物は、アロハシャツじゃないでしょうに。

 

着物で街ブラはいいけれど、着物の良さが出るようなものを着なきゃねぇ。

 

 

 

 

 

愛読の書は、池波正太郎著『鬼平犯科帳』全24巻です。

 

折に触れ、繰り返し読んでいます。

 

先般知人に紹介されたのが、逢坂剛著『火付盗賊改・長谷川平蔵』シリーズ(今のところ全3)です。

 

池波正太郎の跡継ぎをしたのか、若しくはリスペクトして書かれたものなのか。

 

所謂、本物か、パチ物か??

 

早速、Amazonで買って読んでいます。

 

2巻途中まで読んだのですが、モチーフは同じなのですが、池波のものとはまったく別物でした。

 

人前には自らの顔を決して見せない長谷川平蔵という設定で、登場人物も違っています。

 

鬼平(長谷川平蔵)は、池波が描いたイメージが強すぎて、どうしても重ねてみてしまいます。

 

しかし、頭を切り換えれば、これはこれでとても面白く読み進むことが出来ます。

 

 

 

 

 

近隣のデパートでは、「北海道物産展」が開催されています。

 

北海道は、美味しい物の宝庫のような扱いがされて、どこも大賑わいです。

 

しかし、本当に美味しい物が多くあるのでしょうか。

 

毎年、北海道に行っていますが、そんなに取りだて美味しい物があるとは感じません。

 

私が住んでいるところが、瀬戸内海地方だからでしょう。

 

魚は、北海道のものは大味です、瀬戸内海の魚のような繊細さがありません。

 

寿司にしたって、酢飯に刺身が載っているものばかりで、職人の仕込みものは有りません。

 

肉は、何と言っても但馬牛(神戸牛)です。

 

ラーメンだって、地元の人に紹介されて、複数の店々に行きましたが、又是非来たいと思った店はありませんでした。

 

スイーツだって、お土産用に大量生産された、ミルクとバターと砂糖の甘さだけが目立つものばかりです。

 

ことさら北海道物産展ていうのもないでしょうに。

 

それでも全くないということはありません。

 

各ビールメーカー直営のビール園でのジンギスカンは、何処もとても美味しくて、来道の度に食べに行っています。

 

他の地方に行く度に、瀬戸内海地方は、美味しい物が沢山有ると知らされます。。

 

今朝の天声人語に、

 

「柿の収穫が終わった木に、ぽつんと一つ実が残っているのをご覧になったことはないだろうか。それは『木まもり』というのだと白洲(しらす)正子の随筆に教わった」

 

とありました。

 

今年の庭の柿の木は、たった2ヶしか実を付けませんでした。

 

柿の木は「生り年」といって、たわわに実を付ける年とそうでない年があります。

 

しかし、2つの実は、例年の倍近い大きさで、立派なものです。

 

先日、その1つを食べたのですが、とても美味しい物でした。

 

最後の1つは、楽しみを取っておくため、そのままにしておりました。

 

昨日ふっと見ると、何と柿の実がなくなっています。

 

家人に聞いても、分かりません。

 

あんな大きな柿を烏が取るわけがありません。

 

「木まもり」はどうなったのか、モヤモヤが残ります。

 

 

即位礼正殿の儀も終わり、今上天皇の世「令和」が実感されます。

 

元号が、「令和」に決まるまでには、多くの案が出ていたようです。

 

当寺、政府に依頼を受けた学者達によって、元号考案が約70案提出されたということです。

 

最終的に、次の6案に搾られたそうです。()内は、出典です。

 

「英弘」(古事記)

 

「久化」(易経)

 

「広至」(日本書紀)

 

「万和」(史記)

 

「万保」(詩経)

 

「令和」(万葉集)

 

そして、「令和」になったそうなんです。

 

因みに、私は、「安足」「安和」と考案しました。

 

どれも思いつきで、特に出典はありません。(^0^)