愛読の書は、池波正太郎著『鬼平犯科帳』全24巻です。
折に触れ、繰り返し読んでいます。
先般知人に紹介されたのが、逢坂剛著『火付盗賊改・長谷川平蔵』シリーズ(今のところ全3巻)です。
池波正太郎の跡継ぎをしたのか、若しくはリスペクトして書かれたものなのか。
所謂、本物か、パチ物か??
早速、Amazonで買って読んでいます。
2巻途中まで読んだのですが、モチーフは同じなのですが、池波のものとはまったく別物でした。
人前には自らの顔を決して見せない長谷川平蔵という設定で、登場人物も違っています。
鬼平(長谷川平蔵)は、池波が描いたイメージが強すぎて、どうしても重ねてみてしまいます。
しかし、頭を切り換えれば、これはこれでとても面白く読み進むことが出来ます。