switchbot スマートプラグ エアコン
SwitchBot スマートプラグ(1584円)をプライムデーで買って1日経ちましたが
約10時間エアコンの消費電力測ってました。
このスマートプラグはコンセントの電源ON/OFFだけでなく電力を測れる優れもの!!!
日頃気になっていた電力瞬時値、積算電力(想定電気代)が簡単に測れます!!
SwitchBot用のWifiハブを買ってないので、
radiko専用機としてずっと部屋におきっぱなしの使ってないスマホにSwichBotアプリ入れて
bluetoothで繋ぎっぱなしで測定しました。
1.まずは瞬時値ですが、電圧、電流、ワット(力率加味)をちゃんと測ってます。
電力測定する機械の安物は電圧100V(と仮定)、力率を1(と仮定)して計算するので
当然測定誤差がでまくりますが、これはちゃんと力率も計算してるので
精度が高いでしょう。
力率1の電気製品なんか滅多になくてほとんどは力率0.7とかで力率1仮定では
消費電力に何割も誤差が出ます。
理由:瞬時値100V*2.3Aで力率1仮定だと瞬時電力230Wになりますが、
これは143Wと表示されてるので力率をちゃんと加味してます。
ちなみにこのエアコンの力率0.62ですね。力率1と仮定する安物測定器だと
約4割も測定電力値がずれます(笑)
力率は理系かつ電気系の方しか理解できないと思いますが、
交流電力は力率を加味しないと正確な電力が測れないのです。
で安物のワット測定器は力率1仮定で計算するのでずれまくる(笑)
2.電力積算値 10時間45分(10.75時間) で0.66kWh
2.2kWエアコンを10畳の部屋で28℃設定で連続運転中に積算値リセットを
済ませて積算しました。
10.75時間連続運転してで0.66kWhでした。
(朝10時~夜21時頃まで)
ちなみに28℃設定で室温はいつでも26.5℃ぐらいをずっとキープします。
朝10時から夜9時ぐらいの昼の暑い時間帯を含むときに電力測定したので、
涼しい夜を含む24時間で測定したらもう少し平均電力は下がると思います。
エアコンのルーバー(風向き)は45度下向きにしてるので部屋の下半分しか
冷やしてないのも電力が低い一要因かと思います。
(※注意:ルーバーを下に向けると設定温度より部屋下部の気温が下がるので
部屋温度を監視しつつ適切な設定温度(つまりちょい高め)にする必要があります)
あとはRC作りで断熱が半端ないのでほんとに冷房が効きます。
本来10畳は定格2.8kWぐらいの2枠大きいサイズのエアコンを選ばないと
いけないのですが6畳用の定格2.2kWのエアコンで能力余裕です(笑)
断熱が良すぎて部屋がすぐ冷えて冷房運転の期間がほんとに短いので
湿度が一向に下がらないという欠点があります(笑)
冷房運転は超強力に除湿するので(据え置きの大型除湿器数台分除湿)
本来は冷房つけっぱなしだと湿度はかなり下がります。
ちなみに据え置き型の除湿器は消費電力分、部屋の空気をあっためる
ヒーターの役割をしちゃいますので、トータル電気代を考えたら夏期間は
エアコン冷房のみ運転にするのが大正解です。
(さらに同じ除湿能力に使う除湿能力あたりの電気代は据え置き型除湿器の方が
数倍高く電気代も非効率なはずです)
つまり持ち運び可能な大型除湿器はエアコン無しの部屋以外の運用でないと
全く使うメリットがありません。エアコンの方が省エネ+除湿機能最強です。
一回エアコンを除湿モード連続にしたら部屋の気温がひたすら下がり続けて
23℃になってさらに下がり続けたので除湿モードは諦めました(笑)
うちのエアコンの除湿モードは温度制限なしでひたすら連続弱冷房するだけ
でした(笑)(笑)
通説では冷房は部屋全体を冷やせと色々なところに書いてありますが、
人がいない部屋上部の空気ひいては天井、上部壁を冷やすことに私は何の価値も
見いだせないのでエアコンの風の向きは下に向けてます。
ちなみにルーバー(風向き)真下に向けても地上高1.2mぐらいのところの
気温も26.5℃で変わらないです。
部屋にいる時はパソコンデスクに座ってるかベッドに寝転んでスマホみてるか
どっちかなので部屋の下半分だけが冷えてくれれば何の問題もありません。
天井付近の気温は知りませんし知る必要もありません(笑)
サーキュレーターで天井付近に冷たい空気を送って循環させろとか書いてる
サイトは人のいない部屋の上部、ひいては天井、部屋上部壁を冷やして余分な
エネルギー(電気代)使って何したいんでしょうね??
省エネに逆行して頭おか〇いんじゃないですか??
積算電力値から計算できる消費電力平均値は
0.66kWh/10.75= 0.0614kW=61.4Wです。
これを1か月24時間運転を続けたら
61.4W*24時間*30日/1000 = 44kWh
電気代をコミコミ30円/1kWh と仮定すると電気代は
44kWh*30円= 1320円です。
つまりこのエアコンを28℃設定で24時間運転を1か月続けたら
電気代は1320円程度ということです。
部屋の気温を26.5℃に維持するけど以外に電気代は大したことないです。
1日に換算したら1320円/30日=44円。
たったの1日44円なのでもはやゴミレベル(笑)(笑)
瞬時値をしばらく監視してましたが、6W程度の風もなにもかも止まってる
エアコン完全休止モードと150W前後の最弱運転モードを繰り返してました。
150W時はほんとに微風がエアコンから出るだけ。
定格2.2kWのエアコンですが、温度が設定値に到達したら一番弱い
150W(0.15kW)の運転しかしませんね。
この150Wの最弱運転がおそらく消費電力比で冷房効率が最も良いはずで、
その結果電気代がかからないのだと思います。
(ファンの電力は回転数の約3乗に比例するので回転数が低いと3乗で電気代が
下がる、つまりファン低速運転(冷房最弱運転)は電気代が3乗で安くなる
超激安電気代モード)
色々書きましたが電力を測定するだけで色々わかって面白いですね。
今回はエアコン10時間測りましたが、当面エアコンの電力積算続けるので
より正確なデータが蓄積されるでしょう。
長文朗読ご苦労様でした(笑)(笑)
2023-7-18追記
24時間28℃設定で室温26.5℃にコントロールしつつ、
無茶苦茶暑い日(2日連続最高気温33℃)に51時間連続で消費電力を
積算させたんで、消費電力平均値を再計算してみます。
51.75時間で3.02kWhでした、
平均消費電力は 3.02kWh*1000 / 51.75h = 58.4W
これを1か月続けると
58.4W * 24 * 30 / 1000 = 42.0kWh
電気代は 30円/1kWh とすると
1か月つけっぱなしで42.0kWh * 30 = 1260円となります。
最初に10時間測ったときより昼間の気温は上がりましたが
涼しい夜を挟んでるので平均消費電力は若干さがりました。
本サイトで使ったAmazonの商品サイト(プライムデー時1584円)