噍吧哖事件紀念園区~台南公園 | たまのブログ

たまのブログ

職場や家庭で口走っている所感雑感を遺書代わり!?始めたつもりでしたが、いつのまにやら単なる日記に変貌することになりました
知識乏しく内容に誤りも散見されるかもしれませんが、我が思いに過ぎないということでお許しください


つくづくついているオヤジだなと改めて思う星期一。

朝の通勤車に乗り込むなり、行ってきたけどさぁ、またやっちゃったわ・・・
これだけで察しが付く同僚に対し、事の顛末を報告。
台南出張の単独行動時にタクシーを捕まえるのに相当苦労した同僚ですから、タクシーに乗れたことと、重度のトラブルでも結局はどうにかしてしまうリカバリー力を素直に讃え、どんどんたくましくなりますね、と。
でも、その強さは知力や精神力、あるいは行動力というより、単に運の強さ。
幸運の連続が一つでもなければ、こうもうまくはいっていないことから、運も味方につけながら、とにかく再発防止をどうにかしなきゃというのが目下の課題。
特にこの地の生活において、スマホの重要性は昔の比じゃないほど高いわけですから、パッとした動作においてもスマホを置き忘れないようにするには、首から下げるしかないね・・・
お互い苦い経験者同士ですから、行きつく考えはほぼ同じでした。

ただ、トラブル頻度が頻度なだけに、そこはどうにかしなきゃというところ。
しかし、これも積極的チャレンジが旺盛だからトラブル頻度も自ずと高くなるのであって、その都度成長にもつながれば、台湾ライフを楽しめる要因にもなっているという諸刃の剣。
妙に意欲を押し殺すことなく、貴重な駐在時間を存分に活用するのは咎められるどころか応援してもらえる恵まれた境遇です。

そんな今夜は牛乳等の買い物時に利用するビブグルマンでの定番食。

image
image

少しは違う料理に手を出せばいいのですが、メニュー見ても何が出てくるかよくわからない。
ここではチャレンジ力のない、しょぼいオヤジです。

その食後の帰りにスーパーで買い物。

image

見ていると欲しくなるいろんな種類のマンゴーですが、やっぱり今は安い。
それだけ旬なわけですから、今買わずしてどうする?との思いから、今夜は愛文ではなく、大きいサイズの玉文88NT$を買ってみました。
単身宅の冷蔵庫に残る4個100NT$の愛文とサイズの比較。

image

食べ応えがあり過ぎそうな玉文のサイズです。

さて、そんなマンゴーの故郷ともいえる台南玉井地区へ土曜日に行ってきた訪問記の続きは、マンゴーかき氷と生ジャックフルーツに満足し、玉井區青果集貨場を出たところから。
大トラブル解決でキーマンとなってくれたタクシー運ちゃんが、玉井にも日本統治時代の名残がいろいろあるんですよ、と言ってましたが、マンゴー市場のすぐそばに噍吧哖事件紀念園区があるのはGoogleマップでチェック済みだったので、そこへ向かいます。

その途中、台南市玉井区公所。

image
image

2月のランタンフェスで見た台南400周年を思い出しつつ、この玉井が台湾マンゴーの故郷であることも、行政として前面に出してあるようです。

この玉井区公所の少し先にある円環には歴史的事象の展示。

image

これは全体の一部であって、本丸はそこから5分程度のところに。

image
image

1915年の日本統治時代、台南庁噍吧哖で発生した抗日武装蜂起
地名の噍吧哖から「タパニー事件」とも呼ばれるそうですが、この「タパニー」の音から日本名「玉井」を地名につけたみたいです。
この噍吧哖事件の博物館です。

image
image

日本語表記が少なく、オヤジには難易度が高い博物館でした。

この隣には淺山故事館。

image

お店なのか、催し物場なのか、喫茶なのか、?
よくわからないまま、台南へ行くバスの時間も気になり、戻ることに。

image

噍吧哖事件博物館の敷地内に展示されているSL。
どんな関係か知らないまま、それ以上の情報は求めませんでした。

そして、玉井区公所からすぐそばの、マンゴー円環にあるバスセンターへ。

image
image

ここからは、ここへ来るときに乗るつもりだったバス(実際は一昨日書いたトラブルでバスに乗っていません)で善化駅へ行くのではなく、そのあとの目的地とする台南駅周辺を目指し、宿泊予定のホテルへ一旦寄って、荷物を置くつもり。
その台南駅へ向かうと思しきバスが来たので、午前の大チョンボに懲りることなく乗車しました。

image
image

最後部5人掛けの窓際に座りましたが、このバスで大丈夫と思うけど、午前中のトラブルで自信喪失状態。
前列の座席に座ったご婦人にチンウェンと問いかけ、スマホの「このバスは台南公園へ向かいますか?」の日文中文Google翻訳を見せると、私も日本人ですが、来るときに乗ったバスとは違いますよね?と逆質問。
そういわれても、違うルートだったし、おまけにタクシーで来る羽目にあってどんなバスだか知らないし、ごめんなさい、とこの方への確認は断念。
そこで、5列シート中央に座った愛想悪そうなオッチャンに同じくチンウェンと声をかけてスマホを見せると、ハングオ、と一言。
あっそうですか、韓国の方ですか、失礼しました・・・
そして、5列シートの右端の男性にチンウェンと言ったところで、僕も日本人ですが台南駅に行きますが、高鐵ですか?と。
いえいえ、台鐵の台南駅に行くなら問題ありません、ありがとうございます・・・

ざっとこんな会話だったかと思いますが、オヤジ以外にも単独行動する男と女がこの辺鄙な玉井に来るバスに乗っているという状況。
マンゴー市場に来ている人の多くは車で乗り付けて、重たいマンゴーの籠盛りを買って帰る人。
バスで来るような人はマンゴー籠盛りなんて重すぎて持って帰れないので、買い物目的で来たわけではない。
となると、やっぱりみんなこれ目的?

image

これを食べるためだけに、わざわざこんな不便なところまで来てしまうというマンゴーかき氷惚れをした変人の方々。
こんなオヤジですら、単独でここへ乗り込んできたくらいですから、それだけ誰でも容易に来ることもできるようになったということ。
もちろん、スマホさえあれば・・・です。

そしてバスが出発し、いくつかの街並みを見ながら台南市街地へ向かいましたが、途中で「うわっ、ここもいい!」と思ったのが新化老街。



Googleマップにあったこの画像っぽいのが見えての印象ですが、機会あればここも歩いてみたい・・・
ただし、同僚がタクシー拾えなかったのがこの街。
トラブル続きのバスを乗りこなせるくらいになってからの訪問がベターですかね?

そんな思いもあれば、台南市内で見たこの企業マーク。

image

アライのヘルメットに似ているけど、アジアって何の会社だろうか・・・と目を凝らすとAsiaの下にHELMETの文字までそっくり。
ここは台湾であって、大陸ではないのに、もしや関連企業?
アライヘルメット公式サイトを見ましたが、やっぱり情報のないAsia HELMETでした。

そうするうちに台南市街地へと入り、このバスルートではホテルに一番近い台南公園でバスを降りることにしました。

image