旧金山総督温泉 | たまのブログ

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職場や家庭で口走っている所感雑感を遺書代わり!?始めたつもりでしたが、いつのまにやら単なる日記に変貌することになりました
知識乏しく内容に誤りも散見されるかもしれませんが、我が思いに過ぎないということでお許しください


本場の夏を感じた星期四。

日本が全国的に梅雨入りするとともに沖縄が梅雨明けだそうですが、そうなると台湾北部もいよいよ本物の夏。
暑っう、たまらんなぁ、とぼやきながらの仕事でした。

こう暑くなると夜になってもここは繁盛。

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その近くにある今夜初訪問のお店で夕飯。

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同僚に勧められた香港料理のお店ですが、加油香港とは、なるほどねぇ・・・
すでに癌にむしばまれてしまったような香港ですが、果たして元のような自由がある街に戻せるのか?
カミさんがよく利用するキャセイも客離れと思えるガラ空きが多いようで、香港はもうとっくに香港ではなくなってしまった感。
この二の舞は何としても避けなければという思いを抱く今夜のお店でオーダーしたのは滑蛋牛肉飯160NT$と燙青菜60NT$。

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台湾的料理と違い、トロトロフワフワ卵に独特のソースがかかったご飯が美味しく、どこかファミレス的な味。
駐在歴の長い同僚にしてみるとこういうのが食べたくなるんだろうな、と思いながら、お茶とスープが出るのもありがたい。
その分、料金もややお高めに思うのと、狭いのに賑やかすぎて落ち着かないのが難点でした。

さて、先週末のバス旅で出かけた金山。
金山海濱公園を歩き回ってから、最後に着いたのが旧金山総督温泉

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先日ここへきたカミさんからもらった割引券を使い、タオル付の露天風呂利用料380NT$が260NT$に。
わざわざここへ来たのも割引券を無駄にしないため?
かもしれませんが、ここも含め、まだ行ったことがない各地へ行ってみるのが楽しみですから、割引券も有効活用させてもらいます。

その露天風呂のある4Fまでは階段。

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4階へ上がると男湯へ。

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仕切りはないものの、脱衣所とコインロッカー(20NT$)があるだけでも使いやすい。
屋外の露天風呂へ出ると、左から冷水、熱め、温めの湯船が並びます。

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その温め38℃の湯船に浸ると目線の高さに太平洋の水平線も見えるという眺望。

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熱くて耐えられないくらいの温泉が多い台湾ですが、こういう展望風呂でゆっくり入れる温めのお湯はすごくありがたい。
湯あたりしないよう、時々出ては水分も補給し、歩き回った疲れをしっかり癒すことができました。

ここへ来るまでに汗だくになった服も全部着替え、スッキリとなって男湯を出ます。
4F反対側には美人湯の表記。

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ただし、出てくる人は、その面影も見せないオバアサンばかり!?
階下にはSPAや食事も。

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そんな旧金山総督温泉で露天風呂に続く一番の見どころは1階の故事館。

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日本統治時代は台湾総督府招待所として使用されていたことで命名された総督温泉の歴史を見ることができました。

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なお、1階にもある露天風呂は水着着用。

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台湾には多い水着で入る温泉ですが、温水プールみたいで温泉に入っている気がしない・・・
でも、個人の思いはそれぞれ。
見かけは悪くとも、好きな方を選べる旧金山総督温泉はなかなか良い温泉だったなと思いながら、帰りのバス停へと向かいました。

バス停もいくつかある中、往路と違って帰路は台北へ直行の1815バス。

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老街入り口付近の来るときに降りた金山區公所バス停まで戻りましたが、國光客運金山站(金山郵局)でもよかったみたいです。

途中の車窓からも見えた獅頭山公園の海岸線。
そして、歩き回った獅頭山公園や屋上露天風呂からずっと見えていた野柳地質公園への降りる道も数年ぶりに見ることができました。

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ここ野柳にもまた来たい・・・

この辺りの道路はアップダウンと急カーブが続きますが、減速しなくてホントに大丈夫なの???
よく言えば、そんなスリルも楽しめる国光バス。
ですが、同僚共々好きになれないのは親方日の丸体質だからでしょう。

そして知らぬ間にウトウトしていると、すでに日も沈んだ台北の街。

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金山周辺にはいくつも温泉もあれば、ウジャウジャ人が来る感じでもない。
台北からバス一本で行けるし、野柳にも足を運びやすく、また再訪するだろうな。

そんな印象を持つに至った金山老街へのバス旅でした。