渡台後、二度目のヘマをしでかしてしまった星期二。
仕事後、単身宅へ戻ると夕飯へ。
先週金曜初訪問でお気に入りとなった、鏡と言葉を散らした白壁のお店。
今夜は牛肉を豚肉にした炒飯とキャベツをレタスにしたスープに変更し、191NT$。
相変わらず薄味ながらも野菜の甘みを感じる上品な味がオヤジ好み。
でも、若干物足りなさもあるので今回は辛味で調整してみましたが、やっぱりこの店とは相性の良さを感じます。
食後はまっすぐ帰らず、いつか行ってみようと思っているお店観察兼ねて迂回。
その途中、これを見つけたので一旦停止。
5回+3回半でギブアップ。
そして気になるお店を目指して進むと、音楽とはいいがたい祭り囃子が聞こえてきました。
夕飯に向かうときも、大きな音を鳴らしたその隊列が大通りを進んでいました。
日曜日にも見かけたのがちょっと違うけど似たような行列。
そして、昨夜の迪化街ではこの展示物。
何らかの神様を扱うお祭りと思いますが、その隊列と車も少ない道路で遭遇できそうなので、乗っていた自転車を停めようと歩道に乗り上げようとしたところ、前輪を縁石の段差にすくわれてしまいました。
その瞬間は、前輪ロックした二輪車と同じ感覚。
支えを失った自転車と身体が宙に浮いてしまい、そのまま足をつく暇もなく上体丸ごと横倒し。
やってしまった・・・
YOUBIKEで二度目の転倒。
一度目は前を見ないで横から突っ込んできたバイクが後輪にぶつかってきてぶっ倒されたのに対し、今回は単なる自爆。
前回みたいに、おっとっとバタンではなく、ズルッバタン。
受け身も何も取れない転倒でしたが、被害はこの程度。
半そでの右ひじから上腕は素肌が地面に接した割には赤くなっただけ。
何の神様か知りませんが、守ってくれたのかも。
派手に転んだので、もちろん、すごく恥ずかしい思いですから、その場から早く立ち去ったところで隊列の撮影。
歳も歳なので、もう少しちゃんと反省した方がよさそうです。
さて、土曜日の金山訪問記の続き。
老街と足湯のカミさんルートを経由し、目的の温泉施設に到達したものの、まだ時間もあるので、海岸沿いのスポット目指して歩いたところから。
この先に見晴らしのよさそうな員潭渓景観橋が見えてきました。
どうやらビーチへと続く員潭渓景観橋なので、渡ってみます。
金山へ来る前に立ち寄った石門の海岸と違い、完全な砂浜のビーチ。
砂浜の波を見ていても見飽きませんが、欲深く色々見たいので、先まで行くことなくすぐに撤収。
ここで目指したかったのが金山海濱公園の先端にある神秘海岸ですが、ここまで来たらもう少し・・・
と思ってGoogleマップを確認すると、ずっと手前の分岐路まで戻るしかなく、このまま先へ進んでも行き止まり。
神秘海岸からの眺めを見たかったんですが、戻ってまで見に行く気力はなく。
このままのルートで行けるところまで行って、そこでダメならあきらめて、温泉に戻ろうと。
こうしてそのまま進んでいくと水尾漁港。
どこまで行けるだろうか・・・と行き止まり目指して進んでいくと、神秘海岸へもこっちから行けるかのような表示があり、これはラッキーかも!
でも、ここが行き止まりの終点?
ではなく、この景観台へ登るとその先へも降りることができるようになっています。
落石に注意して岩場の海岸を進めば神秘海岸へもつながっているのでしょうけど、この道なき海岸ではGoogleマップの歩行ルートで表示されないのも納得。
ただ、これもどこまで行けるのか、潮の満ち引きにもよるのか、何もわからないまま、とりあえず行けるところまで行こう。
そう張り切って波に浸食された岩場を進むと、いきなり難関。
右の平たい岩場へ渡るには海へ落ちるリスクが高すぎるし、海面に見える左の岩の上を渡ると、断崖を登るのが無理っぽい。
ここまでだったか・・・とあきらめながらポジションを変えてスマホに撮ろうとしていたら、ここまで来るのに抜き去った方々が、岩場の左へ姿を消しました!?
あれまぁ、岩場のトンネルがあったとは・・・
気持ちもまた前向きになり、トンネルを抜けていきます。
トンネルの先には思いがけないほど観光客がいましたが、目指すは神秘海岸ですから、海のゴキブリに思えるフナムシの大群にめげることなく前進あるのみ。
ぐんぐん前進し、人が減ったところで後ろを振り返り。
人が少なくなったここらで、思い思いの写真を撮るカップルの姿も。
海の向こうに見える半島は、ずいぶん前に行ったことがある野柳奇岩海岸ですが、野柳も石門もここも砂岩のような地質。
波で浸食され、角のない丸みを帯びた岩場なので危険を感じることなく前進できます。
が、近づいていくと、この岩と岩の隙間を通る必要。
岩自体、別に問題ありませんが、オヤジ的にはフナムシが・・・
ここでフナムシに寄ってこられたらパニックになりそう。
それが怖く、ここを通るときは素早く動いたのが災いし、服やリュックが傷だらけとなってしまいました。
また、歩きやすくても落石は要注意ってことでしょう。
こんなが落ちてきたらひとたまりもありません。
そうしながらも、ずいぶん前進できた感じ。
あの向こうまで行けたらゴールがあるはずと思うところに、向こうからやってくる人影もあり、ほぼそこにゴールがあると確信。
その先に行くとさらに多くの人の姿。
人々がいる所へ登ってみると、見えました。
Googleマップにはない神秘海岸時光隧道を通り抜け、神秘海岸から燭台双嶼の姿を眺めることとなり、達成感に満ち溢れるオヤジでした。