3連覇を目指す川西が準決勝進出 | 早スポオフィシャルブログ

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 関東大学トーナメント(トーナメント)の男子1回戦が5月26日に駒澤大学で行われた。早稲田からは一丸陽将(スポ2=東京・早稲田)、上田敦士(先理2=神奈川・浅野)、川西響主将(スポ4=長崎東)の3人が出場し、川西が準決勝進出を決めた。

 

 バンタム級に出場した一丸は開始直後から積極的に攻め込む。しかし、相手のペースに持ち込まれてしまい1ラウンド1分36秒でRSC負けを喫した。続いてライト級には上田が出場。果敢にパンチを繰り出したが、試合は3ラウンドまでもつれ込む展開に。体力が失われる中、相手のパンチに対応しきれず1分01秒でダウンを食らいKOとなった。

 

冷静に相手との距離を保ち、タイミングをうかがう上田

 

 ライトウェルター級に出場したのは、トーナメント3連覇を狙う川西。「粗さが目立つ試合だった」と思うような試合運びにはならなかった様子であったが、鋭いパンチで着実に相手をとらえ、ABDにより準決勝進出を決めた。

 

パンチを繰り出す川西

 

 7月まで続くトーナメントがいよいよ始まった。これからの2か月間は選手らにとって各々の課題や収穫を得る、より一層実りある時期となることだろう。男子準決勝は6月9日、駒澤大学にて行われる。「チームのためにも必ず優勝したい」と意気込む川西の、優勝へ近づく1歩を見届けたい。

(記事、写真 髙杉菜々子)

 

結果

▽バンタム級

 ●一丸陽将 RSC(1R、1分36秒)

▽ライト級

 ●上田敦士 RSC(3R、1分01秒)

▽ライトウェルター級

 ◯川西響 RSC(2R、2分00秒)

 

コメント

川西響主将(スポ4=長崎東)

ーー今日のコンディションはいかがでしたか

減量も上手くいき、わりとコンディションは良かったと思います。

 

ーーどのような試合展開を想定していましたか

試合前から相手とは実力差があると確信しておりましたので、どうやって早く終わらせるかを考えていました。

 

ーー実際の試合展開を振り返って、いかがですか

2ラウンドで終わらせることはできましたが、早く終わらせる意識が強すぎて雑になってしまったところがあったかなと思います。

 

ーー今日の試合全体を振り返って、いかがでしたか

粗さが目立つような試合だったと思います。どれだけ早く終わらせるかではなくて、どのように終わらせるかにこだわるべきだったなと思います。

 

ーー続くトーナメントへの意気込みをお願いします

チームのためにも必ず優勝し、トーナメント3連覇を果たしたいです。