【連載】早慶レガッタ直前特集「俺がやる」第6回 沢目真直×原田燿輔×滿園脩吾 | 早スポオフィシャルブログ

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早稲田大学でスポーツ新聞を製作する「早稲田スポーツ新聞会」、通称早スポの公式ブログです。創刊から64年を迎え、600号も発行。ブログでは取材の裏話、新聞制作の秘話、現役大学生記者の苦悩を掲載‥これを読めば早スポ通になれる!

第6回は対校エイトに乗る同級生トリオの沢目真直(スポ3=東京・江北)、原田燿輔(スポ3=静岡・浜松北)、滿園脩吾(スポ3=福岡・東筑)。今回のクルーで一番多い三年生という立場だからこそ感じる思いや、早慶戦に対する心境の変化を伺った。

 

「迷ったし悩んだが故に成長できた1年」(沢目)

笑顔でインタビューに答える沢目

 

ーー自己紹介をお願いします
滿園 滿園脩吾です。スポーツ科学部3年です。漕艇歴は高校からボートを始めて、早大に入って今5年目、6年目です。
沢目 同じくスポーツ科学部3年生の沢目真直です。ポートは中学2年生からやってますので、7年目です。よろしくお願いします。
原田 スポーツ科学部3年の原田燿輔です。ポートは中学から始めたので、今年で8年目です。 

ーー漕艇を始めたきっかけを教えてください
滿園 自分は高校の時に、高校にボート部があるって知らなかったんですけど、ボート部は特殊なので面白そうだなと思って興味本位で入りました。そしたら高校の中で速くなって、面白いなと思って今に至ります。
沢目 東京都トップアスリート発掘育成事業っていう、中学の体力テストの結果で選ばれた東京の30人ぐらいが、7競技を経験した上でどんな競技が自分に適正があるのかみたいのを1年間かけてやったうえで、僕はボートがあってたので始めました。
原田 静岡出身なんですけど、静岡県の中でボート部のある中学校が僕が通っていた中学校だけでした。中学校の運動部で一番部員の数が多い部活がボート部で、しかも一緒に入った友達も多いのもあって雰囲気も良くてボート部にしました。

ーーお互いの印象をお願いします
滿園 沢目は僕より早く入寮していたので、自分が入ってきた時はうるさい人だなって思ってたんですけど、 部屋が同じになって深く関わっていく中で、ボートに対する情熱や真面目さを感じました。自分と趣味が合う部分もあるし反対に合わない部分も多くあるから、関わってて面白いです。今は仲の良い同期なので一緒にいて楽しいです。
沢目 結論として最初はうざいってことね(笑)。
滿園 いやいや(笑)。僕が人見知りなんで、最初は話しかけくれてたよね
沢目 そうね(笑)。
滿園 一緒の艇に乗るなかで良いやつかなーって思うようになりました。

ーー沢目さんから原田さんの印象をお願いします
沢目
 滿園が言ったように、僕は誰にでもすぐ話しかけちゃうタイプなので、原田は見るからに喋らない系人間なんですけど、それでも同期だってのが分かった瞬間に、ご飯行こうぜとかカラオケ行こうぜとか誘いました。なんだかんだ来てくれて、基本的には静かなんですけど、意外と打ち解けたらめっちゃ喋るタイプです。ちょっかいかけたらもうむしろ倍で返してくるようなキャラなんで、サイコパスっぽさがあるんですけど、ただ静かなやつじゃなくて良かったなって思います。 むしろ面白いから僕的にはいいおもちゃですね(笑)。
原田 今、同じクルーで乗ってるんですけど、クルーの中でのおもちゃの役割は沢目、、。
沢目 確かにね、いじられてるね(笑)。

ーー原田さんから滿園さんの印象をお願いします
原田
 滿園は入寮した日が同じで、同期の中で一番最初に話したのかもしれないです。けど、最初の1年は同じクルーに乗ることもなかったんで、そこまで深い仲になってなかったんですけど、2年生の早慶戦終わってからの大会でずっと同じクルーになって、そっから仲が良くなってたんじゃないかって思います。今も同じ学年の中でも仲の良い方です。
滿園 最初の1年は本当にそんなに喋った覚えはない喋るは喋ってたけど、 今ほどそんな仲良くなかったです。インカレもおなじクルーに乗って2位でそこで仲良くなったかなって思います。

ーー部活外での交流はありますか
沢目
 あんまないな(笑)。飯行ったりはしますね。うん。 今日、実は同期会がこれからあるんですけど本当に珍しくて、僕らの代で引きこもりた気質な方が多いです。特定の人としか遊びに行かない2人(滿園と原田)で、大勢で遊びに行こうってタイプじゃないので、大学の授業も意外とバラバラで。ボート上での関係なのかとか言ってたんですけど、それぐらいがむしろいいのかもしれないです(笑)。

ーー昨年1年間を振り返ってみていかがですか
滿園
 早慶戦1年目は勝ち負けにこだわってなかったから、やるまでは大切さを知らなかったです。でも負けたことでレースで負けたくないっていう気持ちが大きくなりました。全日本(全日本選手権)で舵手なしフォアっていう種目で原田と一緒に乗ってたんですけど、そこでは絶対負けたくないなっていう気持ちを持ちつつ練習しました。全日本では5位で、インカレ(全日本大学ローイング選手権)は負けて2位だったんですけど、結構自分 によっては去年7月、8月、9月は良い練習ができて、成長したなっていう1年間でした。全日本新人も2連覇できましたし、去年は早慶戦の負けから始まったけど、自分的には大きく成長できた年かなと思います。
沢目 ボートにはスイープとスカルっていう種目があるんですけど、オール一本で漕ぐスイープ競技の上達が遅くて、悩んでる時もありましたし、今現在も苦戦してるところもあります。そういうところで、高校の時にスカル種目である程度いい記録出してたが故に、(スイープは)伸び悩んでて苦しいところはありました。エルゴメーターも高校の時の記録をまだ超えられてないので悩むとこもあります。 とりあえず、早慶戦が始まった時に、早稲田入ったからには勝ちたいねぐらいの気持ちでいたんですけど、 負けた時に悔しいっていう思いより申し訳ないって気持ちが圧倒的に大きかったです。お金とかもありますけど、応援してくれる人が、中学からやっててダントツで多かったこの早慶戦で大差で負けてしまったという申し訳なさを1年間引きずってます。そういう意味では今年勝ちたいじゃなくて負けたくないっていう気持ちがあります。そういうところで頑張りたいなって気持ちは去年からずっと持ってます。全日本とかインカレはスイープに苦戦したところがあったんですけど、全日本新人選手権(新人戦)でクルーリーダーとして、 1、2年生の代表としてチームをまとめようという試みで頑張ったんですけど、個性派なメンバーが集まってて、個性も考えも価値観もバラバラな9人で戦うことになったので、かなりぶつかるとこもあったので、そういうのをまとめるのが大変でした。そういった競技のテクニカルだったりフィジカル面以外でも、かなり迷ったし悩んだが故に成長できた1年だったかなと思います。
原田 1年間の競技力の成長はすごい順調です。スイープ種目を漕ぎ始めて一番最初の大会が早慶戦だったんですけど、そこで負けて自分の漕ぎに自信がない状態でいました。でも、インカレで優勝間際っていうとこまで行けたり、その後の新人戦で優勝できたっていうのが自分のスピードの技術の自信に繋がりました。 フィジカルの面で、エルゴのタイムが順調に伸び続けているので、競技力は去年の自分よりは圧倒的に付いている断言できます。早慶戦なんですけど、元々自分はレース する時は勝てるって自分が持ってる試合は絶対勝つ、勝つか分かんないなっていう感じのレースはただ漕ぐだけみたいな感じでした。でも、去年早慶戦に出てみて観客の数がすごい多くて。負けたんですけど帰る時の間に慰めの言葉をかけてくれる人もいて、そういうの初めてだったんで、悔しいって思いが強かったです。この早慶戦は初めて負けられないっていうか、絶対に勝たなきゃいけないレースなんだなって感じました。それでこの1年間練習してきたので、今年は絶対に勝ちたいです。1個上の台の先輩たちは早慶戦で1回も勝ったことがなくて、一緒に乗ってるクルーの中にも4年生の先輩がいるので、最後勝って終わってほしいなと思っているので頑張りたいです。

 

「去年は絶対に慶応に勝ちたいとは思ってなかった」(滿園)

笑顔でインタビューに答える滿園

 

ーー早慶戦への思いはありますか
滿園
 正直去年は絶対に慶応に勝ちたいとは思ってなかったです。 1年目で何も分からずにスタート位置に行って、アテンションゴーってかかって、気づいたらゴールしてたみたいな感じだったでした。去年負けて、今年はマネジャーさんや自分の身の回りの人だったりが応援してくれるのを聞いて、その人たちのためにも勝たなきゃいけないし、 去年の早慶戦の分の仮も返さないといけないと思っています。先輩は少ないんですけど勝たせてあげたいし、自分たちの代でも勝ちたいから負けられないなて気持ちをもってやってます。
沢目 自分の中でそこまで早慶戦は大きくなかったです。やっぱり負けた時の悔しさ、あと申し訳なさっていうのが大きかったんです。昨年は練習してる段階で、なぜか分からない慢心がみんなの中にあって、このメンバーなら勝てるだろうというところがありました。もちろん練習を本気でやってなかったってわけではないんですけども、 なぜか分からないけれども勝てるという自信がなぜかあって、それが正直負けた理由の1つなのかなっていう個人的には思ってます。勝った方は去年勝ってるとやっぱそういったいらない自信が出てきてしまうと思うので、今それを慶大にあると信じて、むしろ負けた早稲田は今みんなかなり必死になって頑張っている。もちろんあっちも全力で頑張ってると思うんですけども、こっちは負けた側として頑張ってるので、 本当に二度と負けられない戦いだなっていうのは感じてます。
原田 4年生の先輩がまだ1回も勝ったことがないのと、松並主将(松並大智主将、基理4=静岡・沼津東)は同じ静岡出身で仲が良いので勝ってほしいです。あと、沢目のを聞いて去年はなぜか分かんないですけど勝てるかなって思ってました。逆に今年は不安なんですけど、 クルーの個人の強さを単純な足し算だったら絶対に早稲田の方が強いって言えるので、油断せずにあと1ヵ月ちゃんと練習して、本番で絶対勝てるだろうっていうのになってたらいいんですけど、そうなってなかったとしても、気持ちで負けずに絶対勝つんだっていう思いは、去年負けた分だけ早稲田の方が強いと思うので勝ちにこだわりたいです。

ーー松並主将への印象を教えてください
滿園
 すごい真面目で練習にもとてもストイックだし、 今のクルーでもリーダーシップを発揮してくださって、 こういうの(部のスローガンの書いてあるポスター)も作ってくれたり、今までの主将もすごかったんですけど、親しみやすいというかそばで見てくれてるなっていう感じがします。そうですね、単純に真面目だなって思います。
沢目 一言で言うと真面目です。もうそれにつきます。それが良い風に真面目が働いている時もあれば、少し空回ってるなっていうところもあります。僕は松並さんと今後の部活についてや今の方針について、二人で話すようなことがあるんですけど、松並さんが真面目が故に悩んだところもあって、対校エイトや第二エイト(のクルー)を決める時の選考でごちゃついたところがありまして、そういったところで鬱になるんじゃないかと思うぐらい、松並さんが自分を責めてるところがあって、そういった時に、主将としてでかい背中をみんなに見せてほしいっていうのは自分の中で松並さんには押していってます。 本当にその練習にストイックだったり、もちろん勉強とか就活にもすごいストイックで、多分誰よりもストイックです。その真面目さを疑ってる人は誰もいないので、そういうのが良いように、空回りしないようにっていうのが本人だけができないと思うので、僕らがそこを支えていかなきゃいけないのかなっていうのは思っています。本当に真面目な主将です。
原田 真面目です。松並さんが練習を頑張っていないところは誰も見たことないし、想像できないくらい真面目で信頼できます。

ーー早慶戦で多くの観客が来ることが予想されますが、その点についてはいかがですか

滿園 ボートの中でも観客が一番多いですし、世界三大レガッタって言われるで注目度の高いものですし、色んな方が応援してくれてるんでありがたいです。
沢目 私は三味線とか民謡を幼い頃からやってて3歳ぐらいから舞台芸人としてやってきたので、応援されればされるほど頑張れます。早慶戦は全日本とかインカレの10倍20倍ぐらいのお客さんが来るうえに、ボート知らない人も来るので、ただ歩いててお花見しててなんかやってるってなって見てくださる。それでボートを知ってもらえるきっかけになったらすごい嬉しいなと思います。そこで早稲田 、臙脂(えんじ)色が先にゴールするっていうのが僕らの仕事だと思うので、 そこをしっかり頑張れるきっかけというか、観客が多いっていうところで頑張る自分のパワーになるのかなっていう思っております。
原田 インカレはここ(戸田漕艇場)でやるんですけど、インカレとか全日本っていうのはどちらかというと観客が少ないので、 レースに集中っていう感じで、観客のことはほぼ考えないんですけど、 早慶戦は隅田川でいつもと違う場所っていうのと、観客がすごい多くて楽しいです。他の大会よりも早慶戦が一番楽しかったし、本番で中継されてやる気がいつも以上にでます。

 

「バランスが悪いのが一番の課題」(原田)

インタビューに答える原田


ーー対校エイトでのご自身のポジションについて教えてください
滿園 自分は2番っていうゴールに近い方になってます。原田君とバウペアなんですけど、船のバランスだったり一番船全体が見えるポジションです。なので、きつい時とかにここ行くぞとか声出してあげたり、技術もいるポジションなのでキャッチだったりを精度高くやっていかなきゃいけないのですごく難しんです。声も出さなきゃいけないし上手に漕がなきゃいけないので、難しいポジションではあるんですけど原田君と頑張ります。
沢目 私は去年4番だったんですけど、今年は6番になりそうだなっていうところがあって、少し前に来た分、後ろにリズムを伝えなきゃいけない役割がかなり重い場所になります。なので、パワーも体力も必要だなってことで、バテないように頑張んないといけないですし、リズムを伝えなきゃいけないので、責任感は相当増しました。去年は2年生だったので、先輩たちについてけばいいやっていうところがありました。でも、今年は3年生が一番多いので、主力となる僕らが頑張んないといけないっていう責任感が、 ポジションだけではなく、学年としての責任感が緊張に繋がっていくのかなと思います。
原田 1番最初にゴールするバウというポジションです。バウペアはバランスだったり声かけをします。
沢目 聞こえたことないな(笑)。
原田 本場は声かけるかもしれない(笑)。
沢目 楽しみにしてるから。
原田 バウペアがちゃんと漕げないと、エイトでは船がちゃんと進まないと新人戦の練習をしている時に感じました。3750メートル絶対ばてずに、バウペアでストロークのリズムを感じ取って、船の全体のリズムをバウペアで作って崩れないようにするのが仕事だと思います。

ーー対校エイトクルーの特徴はありますか
滿園
 元も含めてジャパンが4人乗ってて体力もあるのが1つの強みだと思います。あとは、言いたいことを言う人と言わない人ではっきり分かれています。僕とか原田はそんな言いたいことを言わないんですけど、岡山(岡山凜之、スポ3=愛媛・松山東)だったり上路さん(上路達也、基理4=東京・世田谷学園)だったりは思ったことを積極的に言って沢目とか松並さんはそれをまとめて悩んでる感じです。ぶつかるときはぶつかるし、まとまるときはまとまる、難しいですけど毎練習で成長できるクルーだなっていう風に思います。
沢目 人間関係面で言うとストペア(岡山と上路)が色々なことを言ってくれるキャラですね。今回自分はクルーの中で特別上手いわけではないので、意見とかまとめ役とかって自分では思ってないんです。だから今回の早慶戦は静かにいこうかなって個人的に決めてるんですけど、 いずれ僕らの代がトップになった時に、自分はまとめ役としてや新人戦の時みたいにやっていきたいなと思ってるので、この早慶戦でストロークの岡山だったりが精神的に成長してくれることを期待してるっていう感じが強いです。コックスの前田蓮(文3=東京・早実)君が結岡山くんと上手くやれてる感じがあるので、 とにかくこのクルーはストロークの岡山君と7番の上路さんが騒がないように漕ぐっていうそういうクルーなのかなと思います(笑)。2人をちゃんと動かしてあげられれば、勝てるなっていうチームになりそうな感じはあります。
原田 クルーがクルーボートを始めたのが大学からみたいな感じでまとまりがないんですけど、1人でもちゃんと練習して自分で考えて成長できる7人 っていう考え方もできるので、クルーで意見が合わなかったりしても、その後に自分で考えたりっていうのはできるのが良いところだと思います。慶大は同じ高校出身の人が集まってるのでまとまりあると思うんですけど、なんやかんや早稲田が本番までに少しでもまとまってくれれば良いなと思います。

ーー現段階での完成度とこれから詰めていきたい部分を教えてください
滿園
 完成度は日によってまちまちですけど、 今のままだと厳しいかなっていう感じは僕はしてます。僕とかはエルゴ値はあんまり高くなくて沢目とかは高くてパワーがあって、 だからそこで上手く調和は取れていて、(クルー全体の)エルゴ値は高いのでスピードは出るはずなんですけど、8人中7人が元シングルスからっていうこともあって、個人で漕いでいる部分がたまに出て、まとまらなくてスピードが出ない時があります。スピードを出すっていう部分と精度を高めていきたいです。
沢目 僕の性格的にかなりポジティブシンキングで、最近みんなに言っているのは「一喜一憂するな」とめちゃめちゃ言ってるので、悪くなるんだったら言った方が良いと思うんですけど、良くはなってるので。まだ4週間あるので、今現時点で勝てるかどうかっていうと確かに微妙なとこはあるんですけども、 成長しているんだからあまり深くは考えない方がいいのかなって思います。むしろ、とりあえずパワー出して、1モーション1モーション全力で漕いで、漕ぎ終わったらその後ビデオ見て、みんなでダメなところとか良くなったところを言い合っていれば良くなっていくのかなと思います。現段階の完成度だとまだまだ。まだまだってことはもっと上を目指せるってことなので、 個人的にはそんなに悪いとは思ってないです。これからみんなで少しずつでも成長していければなと思います。
原田 この2人と同じで今だとまだ勝てるっていう感じはないです。今のクルーの課題っていうのは、クルー結成の時からずっと同じで、バランスが悪いのが一番の課題です。隅田川は波がすごい強くて高くて、オールが波に引っかかってバランスが崩れて、それがタイムロスになって負けるみたいなのが一番ミスであって、そのミスをしないためにもバランス良くしないといけないんですけど、バランスの改善っていうのがあんまりできてないのが課題で、それが改善すればスピードも出るだろうし、隅田川で勝てる漕ぎも完成していくと思います。今の段階ではまだまだまだなんですけど、 バランスの面を改善していきたいなって思ってます。

ーー早慶戦はへの意気込みをお願いします
滿園
 去年負けてる分、今年は絶対負けられないので、初めての対校エイトの出場なので緊張はするんですけど、いつも通り自分の100パーセント力出して絶対勝ちたいと思います。
沢目 応援してる人を悲しませたくないので、もう二度と負けません。勝ちます。
原田 勝つためにできることは全てやって、みんなが最後早稲田勝ったなって思いながら中継を見られるようなレースをしたいです。

ーーありがとうございました!

(取材、写真、編集 小島大典、西本和宏)

 

沢目真直(さわめ・まさなお)(※写真中央)東京・江北高校出身。スポーツ科学部3年。
原田燿輔(はらだ・ようすけ)(※写真右)静岡・浜松北高校出身。スポーツ科学部3年。
滿園脩吾(みつぞの・しゅうご)(※写真左)福岡・東筑高校出身。スポーツ科学部3年。