引退ブログ〜あさひ〜

こんばんは！12期まおです

本日から、11期さんの引退ブログが始まります

MYNXに入会してから、ずっと背中を追いかけていた11期さん。

そんな先輩方が引退だなんて信じられないし、悲しい気持ちでいっぱいです

もっともっと一緒に練習していたい、、、そんな風にも思ってしまいます。

ですが、さらに悲しいことに、誰にも引退を先延ばしにすることは出来ません

一緒に踊ることができる残り少ない練習を大切に、噛み締めていきたいと思います

さてさて、本日の引退ブログは、、、

あさひさん☀️

あさひさんは、MYNX屈指のバレリーナ

そのジャズダンスは、指先からつま先まで一寸の隙もありません。すごーく綺麗なんです

回転系のテクニックの安定感・姿勢・軽やかさ、どれをとっても一級品です

さすが、あさひさん

（でもたまに、すってんころりんと転ばれます、、本当にたまにです。)

あさひさんの練習動画を見る度に感動して、何回見直したかわかりません

あさひさんの周りにだけ、重力がないのかなとまで思っていました

アドバイスも、とてもとても丁寧にくださって、嬉しかったことを覚えています

そんなすてきなあさひさん、実は歌唱力で人を泣かせられるほどの歌ウマでもあるんです

MYNXの単独公演であるMYN隈で歌われた際には、練習の都度歓声が起こっていました。

普段のかわいすぎる声も、歌唱力バツグンなところも、あさひさんの魅力のひとつなんです

そんな魅力たくさん尊敬でいっぱいのあさひさんの引退ブログです！

お楽しみください

以下はあさひさんの引退ブログになります

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こんにちは！11期あさひです

まお、素敵な紹介ありがとう！

まおは先日の大会で、最強で最高のトータッチと側宙を完璧に披露してくれました

とっても頼もしい次期練習長です、これからもがんばってね！！

ついこの前MYNXの新歓練習に参加したと思っていたのにもう引退だなんて、時間が経つのが早すぎて怖いです

さて私がトップバッターとなってしまった11期引退ブログですが、これから9日間、とある順番で投稿されていきます！

どういう順番なのか予想しながら読んでみてくださいね

突然ですがみなさま

mbti診断はご存知ですか！？

最近どハマってしまい、Instagramのおすすめには｢あるある｣ばかり流れてきます。

私はINFJ(提唱者)で、たしかに小さい頃から

あまり感情を表に出さないタイプでした。

こんな自分がもどかしくてもどかしくて、

ちゃんと自分の考えを口で伝えられる周りの友だちを羨ましいと思ったことが何度もあります。

(でも実は家の中では基本歌って踊っているし、｢静かにして｣と言われることも少なくないんです(笑))

だからこそ魔法がかかったように、

いつもとは違う自分になれる舞台の上

がずっと大好きでした。

ミュージカル

歌舞伎

バレエ

様々なステージで色々な役を演じてきましたが、

人生でこんなにもたくさんのmbtiを味わえる

なんてドキドキわくわくの連続でした

(天真爛漫な役はめちゃくちゃ難しかったけど…笑)

この中でも踊りって特に表現が難しいんですよね。

セリフや歌がない分、動きと表情で伝えなければならない。

3歳から13年間続けてきたバレエでも、そこには1番苦労しました

だから踊りをさらに追求したい、

また新しい自分に出会いたい、

と思い、大学では異なるジャンルのダンスにも挑戦してみようかなと考えていました。

私がチアダンスに興味を持ったのは、

８つ離れた姉がきっかけです。

日々の仕事をこなしながらチアダンスにも全力に取り組み楽しそうに踊る姿に魅了されたのです

そして何気なく観に行った新歓公演のRiDE。

ラストを飾ったのはMYNX。

始まった瞬間鳥肌が止まらず、

5分間瞬きをするのも惜しかった。

直感で

"MYNXに入らなかったら絶対に後悔する"

そう思いました。

しかし

体力的についていけるか、

一人暮らしの生活と両立できるか、

大学生活をMYNXに捧げる覚悟が自分に本当にあるのか、

様々な不安が頭をよぎり私の決断を迷わせました。

でもやっぱり

あのRiDEでの感動を超えるほどの感情は他になくて、

先輩方の真っ直ぐでキラキラした瞳が忘れられなくて、

指を震わせながらも入会希望のメールを送信しました。

よし、これから頑張るぞ！

意気込んだは良いものの

緊急事態宣言により早々と対面練習中止

オンライントレーニングが続く中で行われた

オーディションの動画提出。

スタジオを予約してくれて一緒に自主練した姉、

遠くの実家から動画撮影をしに来てくれた母、

家族のように見守ってくれた寮の友だち。

Aチームという憧れていたチームに入ることができたのは、たくさんの協力があってこその結果でした。

でもすぐに自分の未熟さを思い知らされました。

バレエの動きとは全然違う。

表現どうこうの前に、

まずチアダンスという踊りを理解できていないという壁が立ちはだかりました。

へにょへにょで技も不安定な自分が

すごく悔しかった。

"何で自分がAチームなんだろう"

答えの出ないその疑問を自分自身に投げかけ続け、部屋で泣いていた記憶があります

そんな時それを吹き飛ばしてくれたのが

同じチームの同期2人。

悩みを相談した数秒後には必ず笑いに変えてくれるこだま。

いつも気にかけてくれて優しくて温かい言葉をかけてくれるまい。

3人ともキャラは違いすぎるけど

(ほわほわクールガッツ)

怖いくらい上手く調和してたね(笑)

私にないものを持っている2人が

大好きで自慢の同期だよ。

とにかく先輩方の背中を追いかけるのに必死だった最初の大会。

ですが9期さんの引退後は、

10.11期の10人という少人数のAチームが新生し、一気に責任感というものを重く感じるようになりました。

この演技では技をたくさん入れていただいて、今までもこれからもこんなハードな2分間はないのではないかと思うくらい、とにかく踊り切るのに必死でした

でも"大好きな9人と踊れる"

っていう幸せが勝っちゃうんですよね

それくらい、

お互いがお互いのことを信頼し高め合えるこのチームが大好きでした。

そして突如訪れた、

USA大会予選の棄権という選択。

新型コロナウイルスの影響でやむを得なかったとはいえ、"悔しい"以外の言葉は出てきませんでした。

でもチームのみんなはいつでも前を向いていて。

別の大会に出場することを決断しました。

結果は

"GOLD"

10人全員で見たその文字と光景は

一生忘れられません。

このチームで過ごした時間の、今までの努力や悔しさが報われたような気がしました。

そして自分が先輩という立場になった

大学2.3年生。

三姉妹の末っ子である私は生粋の後輩気質で、

先輩としてどうMYNXに貢献したら良いのか

たくさん悩みました。

毎日の練習は魔法のかかる舞台上ではないから、本来の自分でみんなと向き合わなければいけない。

でもチームを強くするには厳しさも必要。

表に感情を出しづらい自分にとって

簡単なことではありませんでした。

注意を飛ばすときに敬語を辞めようとして

変な日本語を使っていた時期もあったなあ、、

違和感ありまくりの言動ばっかりでごめんね(笑)

そんなとき

｢ありのままのあさひで居てくれればいいんだよ｣

と声をかけてくれたのが同期のりんなです。

いつも肯定してくれて絶対に裏切ったりしない、私が1番信頼している友だちです。

誰かが下を向いていたら誰よりも早くそれに気づいて、手を差し伸べてくれる

あんなに細いのに包容力半端ないんです(笑)

来世は私のお嫁さんで決まりね！

そして

2年生のときのりんなとの約束

"来年の大会は同じチームで一緒に踊る"

1年生のときのまいとの宣言

"最初から最後までずっと同じチームで踊る"

どちらも叶えることができた状態で、

JCDA大会に向けた練習が始まりました。

チーム編成されてからは、自分が副チーム長として何ができるかなってずっと考えていました。

しかし今回は強化部や研究部を設置し

役割が与えられていたことに加え、

自分のやれることを見つけて動くことのできる

自発的なメンバーがたくさんいました。

"名"だけの役職にはなりたくない。

そう思っていたけど

みんなをまとめる力のある、理想の副チーム長を思い描く度にそこから遠ざかって行くような気がして。

たくさん迷走して行き着いたのが

"自分らしい"

"自分にしかできない"

副チーム長になるという答えでした。

練習長でもあるチーム長のりさは

みんなを引っ張る力はもちろん、チームの成長に繋がるアイデアがポンポン出てきます

だから

・そんな頼もしいりさとメンバーとの架け橋になって、風通しの良い雰囲気をつくる

・技の絶対的安定感でみんなを引っ張る

を目標にチームの力になる

ことを自分の中で誓いました。

この思いがみんなに伝わっていたかも、達成できていたかも、自分では分からないけど

"Aチーム全員がこのチームを愛していて

同じ方向を見て同じ夢に向かって走り続けた"

というのは事実です。

どんな困難もこの16人なら乗り越えられる気がして、限界を決めずに何でもチャレンジしていったよね

でもこんなに大好きなチームだったからこそ、

このメンバーのために絶対成功させたいという思い、言い換えれば

プレッシャー

を感じることもありました。

同期のももと2人でいただいた回転のソロ。

極度の緊張しいである私は、毎日の通しで必ずお腹がゆるくなっていました(笑)

でもそんな私に

｢大丈夫｣｢一緒に回り切ろうね｣

といつも声をかけてくれたももちゃん。

シンメがたくさんあって、隣を見ればいつもももがいる安心感は大きかった！

9期のあやのさん・とものさん(通称:あやともさん)みたいに、オールマイティでかっこいいチアダンサーになるっていう2人の夢、叶えられたかな。

"あさもも"で一緒に頑張ってこられて嬉しかったよ

プレッシャーを感じることがあっても

優しい言葉をかけてくれる同期がいて、

ニコニコ笑顔で安心させてくれる後輩がいて、

私にはたくさんのお守りがありました。

それに

演技中は魔法がかかっていて

いつもとは違う自分になれるから

失敗なんか恐れずに思いきり挑戦しちゃおう

って思うようにしたら、だんだん踊り自体を楽しめるようになりました。

あとは何度も踊り込んでいくだけ、頑張ろう。

そう意気込んだJCDA決勝大会の1週間前、私は新型コロナウイルスに感染しました。

小さい頃から大事なイベントの時に体調を崩すことが多くて、｢あぁ、またか…｣と頭を抱えました

チームに貢献するどころか、

最後の最後に大迷惑をかけて

本当にごめんなさい。

大会の2日前に復帰した日は、

思っていたよりも身体が言うことを聞いてくれなくて、とにかく不安でした。

大会当日も本番直前に咳が止まらなくなって

今までの努力全部無駄になったらどうしよう

って考えていたとき

みんなの

全国制覇を掴みにいく真っ直ぐな視線と

キラキラした瞳

がふと目に入りました。

そして音楽が鳴り始めた頃には

あっという間に魔法がかかり

さっきまでゴホゴホ言ってた自分が嘘かのように踊っていました

体調が悪かったことも忘れるくらい楽しくて、

私はこの景色を見るために

毎日練習に通ってMYNXを続けてきたんだ、

そう感じました。

やり切った！

と自信を持って言えるからこそ、全国制覇を達成できなかったのは本当に悔しい。

でも彩子先生が仰っていたように

ダンスには終わりがないから、

この悔しさを無駄にせず

何らかの形で"次"に活かしていきたいです。

MYNXを引退した後の未来は

まだ定まっていませんが、

また新しい自分に出会えるような、

素敵な"何か"に巡り会えますように。

最後にこの場をお借りして、お世話になった方々に感謝を伝えさせていただきます

先輩方

私は9.10期さんのかっこいい背中を追いかけるのが楽しくて毎日練習に行っていました。新型コロナウイルスの影響でオンライントレーニングも多かった中充実したMYNX生活を送ることができたのは、先輩方の優しくて時には厳しいご指導と、憧れであり続けた先輩方の存在がとても大きいです。

そして今年はたくさんのOGさんが練習を見に来てくださり、十二代目MYNXの成長へお力添えをいただきました。今までのMYNXを創り上げてきてくださった先輩方からの温かいお言葉は、練習に励む原動力となっていました。

また学生コーチのまゆさん、ちなつさん、ことさん、とものさん、お忙しい中愛のあるご指導ありがとうございました。ダンス経験者の少ないAチームにとってみなさんの力はとても大きく、私たちを明るい方向へと導いてくださいました。

本当に本当にありがとうございました。

後輩ちゃん

まず個性が溢れすぎている13期、いつも一生懸命MYNXに向き合っている姿にたくさん心打たれました。その人を動かす力で、12期をいっぱい支えていってあげてね。

12期、今まで辛いこともたくさんあったよね。それでも11期に着いてきてくれてありがとう。人数は4人と少なくなってしまうけど、色んなことを経験してきたみんなは強くてたくましいです。自分を信じて、仲間を信じて、みんなのペースで1歩ずつ進んでいってね。

十三代目も応援しています、がんばれ！！

彩子先生、あやかコーチ

温かいご指導、そして2年半私たちMYNXの成長を見守ってくださりありがとうございました。

彩子先生の振り付けや構成は一瞬も目を離したくなくなるほど素敵で、かっこよく踊れるようになるために練習する時間はとても楽しかったです。2年生のJCDA大会のときにかけていただいた「強くなったね」というお言葉は、立ち止まったときに上を向かせてくれる大事な大事な一生の宝物です。

あやかコーチにはチーム内でのコミュニケーションと助け合いの大切さを教えていただきました。そして一人一人に愛情を持って接してくださったあやかコーチの優しさが大好きです。

先生方のダンスに対する向き合い方を近くで感じてきて、より私も踊ることへの愛が強まりました。ありがとうございました。

コラボ団体さん、放送研究会さん

美しく優しい歌声で多くの人を魅了するSeirenさん。予想もできない大技で会場を最高に沸かすSHOCKERSさん。情熱に満ち溢れていてバチバチにかっこいい万色主義さん。ハッピーオーラで観ている人を幸せにしてくれるFALCONSさん。丁寧な動きや素敵な笑顔が魅力的な下駄っぱーずさん。靴から奏でられるリズムの一体感でわくわくさせてくれるTAP-LOVERSさん。他にも前夜祭の5団体コラボで関わってくださったOasisさん、踊り侍さん、フラッシュモ部さん、wasehulaさん、ありがとうございました!!

それぞれのカラーを持っている様々なパフォーマンスサークルさんと関わることができてとても嬉しかったですし、イベントがある度に刺激をいただいておりました

そしてMYN隈や他イベントで多大なご尽力をいただいた放送研究会さん。みなさんのおかげで大切な思い出を形に残すことができました。本当に本当にありがとうございました。

応援してくださったみなさま

クラウドファンディングにご協力いただいたり、MYN隈や早稲田祭等のイベントを観にきて応援してくださりありがとうございました。温かい声援は練習への励みと活力になっていました。今後ともぜひ応援のほどよろしくお願いいたします!!

同じ寮の友だち

第2の家族として朝起きてから夜寝るまでの生活を共にしてくれたみんな。ホームシックになりやすい私は、みんなの存在にたくさん救われました。｢練習行くの？頑張ってね！｣と送り出してもらった日はいつもの何倍も頑張れたし、みんなの応援が私の活力になっていたよ。引退後はみんなとの残りの寮生活を全力で楽しんでたくさん思い出つくる！

家族

普段は三姉妹全員違う場所で暮らしているけど、実家に集まると親友のように仲が良くて何でも話せちゃうお姉ちゃん2人が大好きだよ。踊っている動画を見せたらたくさん褒めてくれたり、悩みを相談したときは優しい言葉をかけてくれて本当にありがとう。

お父さんはお仕事も忙しいと思うけど、｢最近どう？｣｢普段何食べてるの？｣と何かといつも気にかけてくれていて嬉しかったです。MYN隈を観たあとに感動したって言ってくれたけど、引退公演ではもっと成長した姿を見せられるように頑張るから客席から見守っていてね。

そしてお母さん、大会、イベント全部欠かさず観にきてくれてありがとう。実家に帰った時に温かくて栄養満点のご飯を用意してくれてありがとう。夜遅いとき眠くても駅まで迎えに来てくれてありがとう。電話したら必ず出てくれて、嬉しいことも悲しいことも全部自分のことのように一緒に喜んだり悩んだりしてくれてありがとう。

11期

史上最多人数だし、個性爆発してるし、最初は全員がまとまることなんてあるのかなって不安に思ってた(笑)でもそんな強キャラが集まった私たちが団結したら最強の最強の最強だったね！些細な面白いことも馬鹿みたいに笑って、全部大げさに感情を分かち合える11期との毎日は濃すぎました。何でも全力で挑戦して「とりあえずやってみよ！」って無限を追求するみんなが自慢の同期だし、めっちゃ大好き