皆様こんばんは!14期りのです
月曜日から始まった引退ブログですが、
なんと本日が最終日です……
時が経つのが早すぎます
そして、本日のブログはもちろんこの方!
十三代目MYNX 代表、
12期 えなさんです!
えなさんは本当に「神様」みたいな方で、なんでも完璧にこなしてしまうんです!
14期内では、入会当初、「えなさんって本当に神様なんじゃない?」と噂になっていました笑
そのくらい雰囲気が神々しいお方なのです。
特に、演技中の表情は本当に素敵で、チームそれぞれが見合う通しの時間では、ついえなさんを追ってしまうほど、惹き込まれるんです
入会から今まで、そんなえなさんの背中を見て、頑張ってこれました。言葉通り、えなさんがいたから今の私がいる、と思っています。本当に感謝でいっぱいです。
それでは、そんなえなさんのブログを見ていきましょう
スタートです
皆様、こんにちは。
十三代目MYNX 代表を務めております
12期えなです!
人生一度きりの大学生活を全て捧げたMYNX。
MYNX中心で全てが回っていた生活もついに終わりを迎えます…
文章構成能力皆無すぎる長文ブログ。少々お付き合いください…
(所要時間約10分)
MYNXとの出会い
私は小さな頃から歌って踊って何かを表現することが大好きで、中高6年間は憧れの創作ダンス部(ミュージカルのような、踊って演技をする部活)に所属し、好きな踊りをただ、楽しむだけで終わらせずに、「身体と心を通じて一つになって魅せる」ことの素晴らしさを知りました。
また、中高6年間、心を一つにして、同じ目標に向かって努力する、一生誇り続けられる仲間を作ることができました。現在も活躍し続けるみんなの存在は、間違いなく、今もなお活力になっています
ダンスに染まった中高6年間を過ごした私は、大学でも大好きな踊りを通じて、一生誇れる仲間を見つけに行くぞ!と意気込んでいました。
そんな中、部活、サークル一覧で偶然見つけたMYNX。
まず一番自分が魅力的に感じたのは、練習が週五回であることです!笑
大学生になってもなお、そんなガチなチームに入るのか!といろんな人に驚かれてきましたが、自分は、やるなら「ガチ」を求めに行っていました。
気づいたら、高三の12月には、南浦和駅に降り立っていました。
そうです!9期さんの引退公演を、高三の私はたった一人で見に行きました。
その時の気持ちを思い出すために、母とのLINEを遡ってみると…
「めっちゃ大学生がたくさんいて緊張一人はいづらすぎる!」(大学生の公演なのですから、大学生がたくさんいるのは当然。しかし当時の自分は大学生という存在すら、畏怖の念を覚えていました笑)
しかし、公演が終わった頃には、そんな緊張マックスだった自分が母に伝えたことは、
「私MYNX入る!全員がダンスを心から楽しんでいて惹き込まれた!近所にチアのテクニック教えてくれるスクールあるかな?」
と、先輩方の魅力的なダンスに心を掴まれ、MYNX入会を即決し、さらに、入会までに少しでもテクニックをマスターするためのスクールまで探し始めていました
結局はチアではなく、少しの間ダンススクールに通い始めたものの、数ヶ月毎日、筋トレストレッチは欠かさず行い、元チアリーダーの母にトータッチを教えてもらい、ひたすら家飛び続けました。(後から母に教えてもらったリーディングのトータッチはチアダンスでは通用しないものとわかります笑)
もちろん、小中高12年間も同じ学校に通い続けてきた自分が、大学という新しい環境に飛び込むのと同時に、週五回、夜遅くまで様々な施設まで練習をしに行く、という刺激的な日々が始まることには、楽しみな気持ちの何倍ものの不安がありました。
しかし、早稲田大学合同新歓公演 RIDEでのMYNXの演技が、数々の不安を綺麗さっぱり吹っ飛ばしてくれました。(RIDEは自分が出演する側になってからも特に思い入れのあるステージです!!!)
自分が踊りたい、表現したいのはこれだ!!!
と改めて確信しました。
前置きが大変長尺になりましたが、
こうして私のMYNXライフが始まります。
2022年JCDA秋大会
チアのモーション、ジャズシューズ、クロスフロア、全てが初めての中、入会後一ヶ月ちょっとで、遠い夢のように感じていたMYN隈に出演し、キラキラ輝く先輩方とご一緒に大隈講堂の舞台を踏みました。(MYNXに入るとパフォサー内最速、大隈講堂デビューできます、?)
そのあとすぐ、秋のJCDA大会に向けてのオーディションが開催されました。MYNXのオーディションの最後には自分の得意な技を披露する「自由演技」という時間があるのですが、チアダンスを始めて間もない自分が「自由演技」といってお見せできるものがあるわけもなく、自分は意を決して自作のダンスを踊りました、、笑(アップテンポな曲がかかり、テンポよく皆さん技をバチバチ決めていく中、突如披露したのはスロージャズ?…緊張のあまり涙が出ました)
オーディションの結果はなんと、Aチーム…??
正直、正解の形がよく分からずに披露することになった技もいくつかありつつ、(永遠の課題シェネトー、フロント等、、、)Aチームに配属されるなんて、夢にも思っていなかったため、最初は戸惑いを隠せませんでしたが、「自分は踊ることを心から楽しむことはできる!」という気持ちが伝わった結果なのかなと思っています…(ちなみに13期れいなにこの話をしたら、れいなも初めてのオーディションで素敵な舞を見せてくれました)
しかし、想像していたことではありますが、大会に出場し点数をつけられる、競技としてのダンスの世界は厳しく、Aチームの底辺にいた自分は、大会直前になっても、フェッテを回り切ることで精一杯で、何度も何度も練習後MTGで謝り、次の日自主練習に通う毎日の繰り返しでした。本選本番も、今見返すと自分一人のフェッテが点数を下げている原因とも思える酷いものでした。(現在進行形のフェッテとの戦いは、この一年生のJCDA大会期から始まっています明日は3年越しの最終決戦日です)
このJCDA大会では、自分の技量不足を痛感したと共に、長年MYNXが『チアダンス部門』で優勝を目指してきたことの意味がわかった気がしました。
MYNXは ‘未経験者大歓迎’。チアダンス経験者は稀で、様々なバックグラウンドを持ったメンバーが集まります。自分もそのうちの一人です。
もちろんその分、他のチームの何倍も努力しないと同じ土俵には立てません。
しかしそんな個性豊かなMYNXメンバー一人一人が持つ、経験値、得意分野が、ポンダンスだけでなく、ヒップホップ、ジャズ、それぞれに生きる。これがMYNXの魅力であり、強みに変わるのだ、と気づきました。
これが後々の自分たちが幹部代になった時の方向性を決定づける鍵となります。
こうして、今でも大大大尊敬している10期さんが、
「数少ない同期のこと、この先ずっと大切にしてあげてください。」という温かい言葉を12期に残し、引退されました。
十二代目MYNX始動
総勢22人の11期さんが、幕を上げた十二代目MYNXはとにかく熱かった
USA大会に向けてのオーディション前に、班制度が始動しました。
この班制度は現在十三代目でも続いており、5,6人の縦割り班で、クロスフロアで注意を飛ばしあったり、練習外でも、トレーニング動画を共有したりして、基礎を固める上で欠かせない制度です!
ちょっとしたスランプ時期もありつつも、この時期は班制度のおかげで、モチベーションを常に保ったまま、USA大会に臨むことができました。
(目力5の皆様。尊敬するお三方とご一緒に、明るく、熱く、上を目指し続けたUSA期間はとっても楽しく充実していました!今後の班活動に活かそう!と、今でもあの時を思い出し、班活動の活性化に繋げています)
2023年JCDA秋大会
これまで出場してきた大会で一番悔しいと思えた大会でした。
この大会練習期間は、チームの核となる11期さんを中心に毎日が刺激的で、活気に満ち溢れた練習で、どんなに辛いことがあっても、
声を出せば、なんとかなっちゃう!
メンバーの声を聞くとさらに、エンジン全開にして頑張れる!
そんなエネルギッシュな日々の連続でした。
予選での悔しい結果を受けて、決勝に向かってさらに熱くなることができた私たちは、自分たちにできる最大限の力を出し切り、悔いのない演技をすることができました。
しかし、結果は三位…
「MYNXは他チームと同じ土俵で戦うことができているのか?」
「まずは、同じ土俵で戦う、ライバル視してもらえるようなところまで持っていくことを、この先頑張ってほしい。」
大会後に11期さんがおっしゃったこのお言葉は、次代を担う12期にはぐさりと刺さり、真っ暗で肌寒い東京体育館の隅っこで、熱く燃えた赤い炎が心に灯りました。
11期さんらしい華々しい引退公演をもって、11期さんが引退され、
2023年11月28日から始動した十三代目MYNX。
十三代目MYNX始動
創設当初以来の史上最少人数 14人体制
幹部代 たったの4人
幹部代11期さん19人が担っていた役割を12期4人で回す…
代表!副代表!練習長!会計!あら、ちょうどぴったり!!
そうです、12期全員が幹部です!
前々から決まっていた不可避な事実であったため、前々からできることは準備しておこうと、代替わり前から何度も何度もMTGを重ね、十三代目の展望を広げていきました。
しかし、どんなことにも、
「一人当たりの負担が大きすぎて、実現不可能なのではないか」
「去年、一昨年のように、うまくいかない気がする、、」
と、この2年間目の前で活躍されてきた先輩方の姿と比較しては、不安、焦りが募るばかり
「12期は人数少ないから大変なことも多いかと思うけど、頑張ってね」というありがたい励みの言葉を頂いても、正直なところ、当時の自分にとっては、さらなるプレッシャーになることもありました。
(今では素直にみなさんのお言葉を飲み込めなかったこと大変反省しています。たくさんのOGさん方に支えられてここまで来れました)
そんな比較して落ち込んでばかりの自分に、前を向くきっかけを下さったのは、頼れる十二代目代表のわかなさんでした。
「歴代と比較して落ち込む方向に行くなら、比較しても何もいいことないよ。
12期が目指す、十三代目らしさを追い求めるべき。」
この言葉を受けて、自分の考え方が180度変わりました。
型にはまったことをやり遂げることにガムシャラだった12期が、十三代目らしさを追い求めた先にあったのは、
〜新しい世界に飛び込むチャレンジ精神〜 でした。
第一の挑戦
2024年JCDA春大会
全ては前年2023年のJCDA秋大会で感じた雪辱を、一年後の秋大会でなんとしてでも果たすため。
春大会は例年POM構成でUSA大会に出場しているところ、
秋大会を見通し、一年体制で、チアダンス部門に挑戦しようと、JCDA春大会に出場することに決めました。
なぜそこまで、『チアダンス部門』にこだわるのか。それは、先ほど書いた、
‘未経験者大歓迎’で様々なバックグラウンドを持つMYNXメンバーの、個々の魅力を引き出すことができるから。という理由に重ねて、部門決定のために集めた12,13期意見からは、圧倒的なチアダンス部門への憧れと熱意が感じられ、また、多くのメンバーが、MYNXへの入会の決め手さえも、『チアダンス部門』への出場というところにありました。
一年かけて、引退まで愛し続け、向き合い続ける、大会曲。
それは、胸を高鳴らせるようなアップビートなPOM
どんなに人数が少なくても、カッコ良すぎる、戦闘集団になれちゃいそうなHIP HOP
みんなが一緒なら立ち上がって上だけ見続けられるJAZZ
今年も振り付けをお願いさせていただいた、彩子先生のコレオから選曲まで、全てが十三代目MYNXの背中を押してくれるような構成でした。
14人が中5人が大会への出場が初めて、
14人中10人がチアダンス部門への出場するのが初めて、
そんな14人で挑んだ初めての大会の結果は…
大変厳しい点数でした。
結果に対しては悔しい気持ちもありつつも、
パフォーマンス中に感じた一体感は、レベルと経験値があれほどまでも、開いていた14人が、お互いに、励まし合い、個々が最大限の努力をして、一つになった証拠でした。
第二の挑戦
MYN隈2024
〜お客様に忙しい現実からかけ離れた楽しいひと時をお届けし、輝かしい未来への活力となれるように〜
Time to Shine
自分たちは何を求めてチアダンスを踊るのか。そして、なぜMYN隈を開催するのか。
まさに、目の前のタスクをこなすだけになっていた自分たちに、チアをする意味を原点に戻って考えさせられるテーマでした。
自分が心からチアを愛して、楽しむ!
これがあって初めて、お客様をチアすることができる。
これを実現するために、と満を持して振りつけを担当することになったのは、
チアコラボ
フラコラボ
12期ダン
です。
【チアコラボ】
2年前のMYN隈で、一年生の自分たちを虜にさせたチアコラを、今年も実現させたい!これは12期の強い総意でした!
今年はご縁があって、
慶應義塾大学UNICORNS Songleadersさん
立教大学チアダンスチームLUMINASさん
とのコラボが実現!
コラボ練習は、ただ、振り付けの確認を行うだけではなく、お互いの施設に出向き、お互いのチームのトレーニング方法で共にアップを行う、という、合同練習的な側面を持っており、毎回MYNXは「強豪チームからMYNXに足りないところをたくさん学びにいくよ〜」と意気込み、刺激の絶えない貴重な時間を共にすることができました。
本番は音響のハプニングがありながらも、UNICORNSさんLUMINASさんのプロ精神に刺激を受け、動じずに、最後の最後まで、チアダンス、そして、チアダンサーの持つ力をめいっぱいお客様に届けることができたと思います!!
ここで、改めましてUNICORNSさんLUMINASさんと、夢のようなステージを作り上げることができたこと大変光栄に思います。お忙しいところ、貴重なお時間を割き、MYN隈にご尽力いただいたこと、心より感謝申し上げます。
【フラコラボ】
こちらもまた、ご縁があり実現することとなった、早稲田大学ハワイ民族舞踊研究会さんとのコラボ演技。
フラダンス✖️チアダンス?!
一見異色のコラボに見えるこの演技。
実はフラさん側の担当者とは長すぎる濃すぎる付き合いで
ディズニーのパーク内で曲を決め、そしてその後ホテルで深夜テンションで作り上げた作品です笑(あ、ほぼシラフなので、至って真面目に作りました。)
初めてのフラダンスの挑戦は、基礎のキから丁寧に教えていただくところから始まりましたが、どうしても、膝とつま先を外に向けてプリエしてしまうMYNXメンバーにとって、フラダンスは奥が深く、とても難しかったです!
フラさんの方々に対しても、ジャズダンスのパートでは
「つま先伸ばしたいです」「フォメ移動小走りできますか?」「足もう少し高く上げれますか?」「もう少しジャンプ上に飛べますか?」
という、フラダンスからかけ離れたお願いをたくさんさせていただきました
本当にうるさい担当ですみませんでした
チアコラボとは違い、お互いの異なるジャンルに挑戦するからこその、課題はありつつも、本番では、フラコラボならではの、静けさと、ハワイの風を大隈講堂に吹かせることができました。終演後には想像の何倍ものの好評をお客様からいただき、最高のパフォーマンスを作ることができました
わせフラさん
練習では若干の不安もありつつ、(後から考えるとあの時の不安は、バンカラさんコラボの迫力が凄すぎただけ笑 本番は自分たちも全然負けてないと思います)本番では、ガラッと雰囲気を変えて、お客様の印象に残るステージを作れたことと思います!初挑戦のフラダンスには魅力がいっぱいで、続けたい!と思うメンバーもちらほら笑
そして何より、コラボメンバーのみんなには感謝の気持ちと、愛でいっぱいです♡
フラさんの引退公演ではコラボメンバーの活躍と輝きが一際目立っていて、ますます、光栄な気持ちになりました
【12期ダン】
前置きが長くなりましたが、こちらが第二の挑戦となりました。
一年生の時から、ずっと夢だった12期ダンの振り担。
振り担をやらせていただくことが決定したその日に曲を選び、編曲し、構成まで練りました💭
曲はMrs. GREEN APPLEさんの『ケセラセラ』(スペイン語で「なるようになるさ」という意味。)
お先真っ暗で始動した幹部代の12期に肩の力を落として、希望の光を!と思って選びました!(『ケセラセラ』が見事2023年レコ大を獲得した時、「あ、やばい、2023年の日本を象徴する大曲を選んでしまった」と、正直焦りました笑)
まず、12期が四人と決まった時に頭によぎった一抹の不安…それは…
大隈講堂でたった四人で数分間踊り続けること(笑)
不安でありながらも、
「え、本当に四人で踊っていいの?!」と、またとない、貴重な機会を無駄にしないように、構成内には、メンバーそれぞれの、得意を生かすソロパートを入れちゃいました!!!なんと、贅沢なことでしょう!!!(正直、ソロパートを入れないと、チアコラ→大会演技→12期ダンの流れ、体力限界を迎えちゃいます笑)
しかし、ソロを作ってもなお、体力の限界を感じる12期ダンの最後の最後に、なんと17回転のフェッテを入れました。フェッテが得意なメンバーにとってもきつい試練だったようですが、先述したように、フェッテはなんといっても私にとって永遠のラスボスです。12期にとって、自分にとって、これは、MYN隈における最大の挑戦、試練でした。
実はこの12期ダンを通して、自分たちが成長しないといけない理由が他にもありました。それは、やむを得ない理由で、MYNXを後にした8人の12期の想いを背負って、‘12人の12期’として最高のパフォーマンスをしたかったからです。
12期全員の気持ちを胸に抱いて挑んだ本番。
いざ曲がかかると一番初めに聞こえたのは、
客席で応援してくれている元12期の声でした。
ソロパートは、もうこれ以上ないというほどの名前を叫んでいただき、こんなにも多くの人が12期のことを応援してくれているのだ、と幸せでいっぱいでした。
そして、ついにラストフェッテ、
プレパレで聞こえる、四人それぞれが口に出した「ファイト!」の声
この四人の励まし合いが会場内にも伝わったのか、名前ではなく、「ファイト」「がんばれ」という激励の声援でいっぱいになりました。
フェッテを終え、ポーズで天井を見上げた時に、どっと込み上げ、頬を伝って落ちてきた大粒の涙は、試練から逃げずに向き合ったからこそ、感じることができた達成感を物語っていました。
ちはるを中心とした、さき、れいな、3人統括が、長い間、寝る間も惜しんで、こだわり抜いたTime to Shine MYN隈2024が、こうして、多くの温かい声援を受け無事に終演しました。
(永田町駅のベンチで、終電の時間まで大号泣しながらちはると話したあの日。
無我夢中になりながらも、ちはるを引き留めることができてよかった。
MYN隈終演後真っ先に思ったことはこれでした。ちはる本当にありがとう♡)
2024年JCDA秋大会
第三の挑戦。それは、ワークショップ・キャンプへの参加でした。
チアコラボの合同練習を通して他チームから受けた刺激というものは、実際に上手な人の後ろで、一緒に踊ってみるという実践的経験からしか得られないものでした。
この刺激を再び求めて、MYNX史上初めて、
JCDA主催のテクニック・ワークショップ、USA主催のカレッジキャンプに参加しました。
自分たちより一回りも下のスーパーキッズたちや、同じくチアダンスに大学生活を捧げている方々と一緒にテクニックスキルを磨き、ダンスを一緒に覚えて→披露し→評価をいただく、という、ハードでありながらも、ラストイヤーにして、参加できてよかった!と心から思える行事でした。
MYN隈後のオーディションを受け、2チーム体制で始動した、JCDA秋大会練習期間。
最後のオーディションだからこそ、課されたすべてのテクニック項目において、何か誤った筋肉でカバーしたり、誤魔化すことがないように、自信を持って、クリーンに、そして、挑戦する姿を見せることを目標に挑みました。
ありがたいことに、Aチームに選んでいただき、また、何よりも自分のことのように嬉しかったのは、12期全員がAチームとして引退を迎えることができることでした。(ここで、留学から帰ってきたムードメーカーかのんが12期としてMYNXに戻ってきてくれました!)
今のMYNXに圧倒的に足りていないのは基礎力、テクニックスキルです。
そして、同時に課題となったのが両チームともに11人と少人数構成であることです。
競合チームはその二、三倍の人数で挑みにくるからこそ、MYNXに課された課題は、
テクニックのスキルアップと共に、
一人一人が、いつもの二、三倍の迫力で踊ることです。
先日の予選大会では、自分たちが思っていた以上に点数を伸ばすことができず、一位、二位のチームと圧倒的実力差を見せつけられました。
予選の反省会を通したことで気づいたことは、
「Aチームとしての意識が足りなさすぎる」ということ
彩子先生が、十三代目、十四代目以降の成長のためを思って、2チーム体制をとり、Aチームのメンバーとして、自分たちを選んでくださった理由を、原点に戻り、心が痛むほど考えさせられました。
限界をつくらず、上のさらに上を目指していかなければならない。
そうして初めて、Bチームのみんなに、心から応援される存在になることができるのだ、と全員が再確認しました。
さて、このブログが公開される頃には、大会前ラストの練習も終わり、
残すは、6分アップの通しと本番。
あと2本通したら、自分のMYNX人生が終わるなんて…
全国優勝という高い志も持ちながらも、
去年、11期さんが引退される時におっしゃっていた、
「一位二位のチームと同じ土俵に立って「戦う」チームになる!!」を成し遂げるために、これまでの自分を信じて、最後の一本まで、成長する、挑む、ことを忘れずに東京体育館へ向かいたいと思います。
そして明日の決勝大会を持って私たち12期は引退を迎えます。
来週から始まる十四代目MYNXへ、自信と誇りを持ってバトンを渡せるように、最後の最後まで、そしてこれから始まる新生十四代目MYNXの応援、よろしくお願いいたします。
十三代目MYNXは
歴代に囚われず、自ら選んだ道を突き進むことの楽しさ、同時に厳しさ
人を信じて頼ることの大切さ、同時に、難しさ
メンバーの‘強さ’、同時に、自分の‘弱さ’
数々の教訓、気づきを与えてくれました。
でもやっぱり最後に残るのは、この言葉。
この先どんな壁にぶつかっても、仲間と自分と、この言葉を信じて強くなっていきたいと思います。
なるようになるのさ
ケセラセラ
長くなりすぎましたが、みなさんお忙しい日々の中この拙い文章を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
最後にお世話になった方々へ
彩子先生
十三代目での様々な挑戦を、まず一番に肯定してくださり、その実現にご尽力いただきました。
先日頂いた「十三代目の日々の進化をとても嬉しく感じ、そしてもっとできると信じています。」という有難いお言葉。この先生の期待に添えることができるよう、最後の一瞬まで挑み続けます!
彩夏コーチ
十三代目になってからお世話になる回数が増え、今年は基礎練習の時期から、大会直前まで、大変お世話になりました。
毎度刺激と気づきを与えてくださる彩夏コーチのレッスンでは、個人そして、チームのメンタルを強く成長させてくださいました。精神面でも、スキル面でも、成長した姿で、最後の一本を楽しんできます。
OGの方々
皆様が大学生活をかけて繋いできてくださった襷の重みは大きく、創設以来の過去最小人数でスタートすることに、大きな不安がありました。しかし、今年一月に現役もご招待いただいた10周年記念パーティーを通じて、現役を応援してくださる、OGの方々の存在を改めて知り、なんとしてでもバトンを繋いでいかなければ!と、心を決めることができました。
引退して数年経ってもなお、皆さんがふとした時にMYNXのことを思って応援してくださっている、それだけで、現役は前を向いて頑張ることができました。ありがとうございました。
みほさん(二代目代表さん)
MYN隈開催にあたり、多方面でお声がけいただいたり、本当にお忙しい中、練習にも何度かお越しくださいました。
今もなお、現役一人一人のことを気にかけてくださっているみほさんの心の広さと、MYNXへの愛に、何度も感銘を受けました。ありがとうございました。
さえさん、しほさん、りりかさん
イベント練習から、大会練習、そして大会の引率まで幅広く十三代目MYNXをサポートしてくださり、ありがとうございました。現役で踊って活躍されているからこそ、実際に一緒に踊ってくださり、目の前で正解の形を見せてくださった、そんな頼もしいお三方のご指導のもとで練習できたこと大変光栄に思います。お忙しい中たくさん練習に足をお運びいただきありがとうございました!
10期さん
入会して間もない頃から、自分たちと似ていると、たくさん愛を持って接してくださり、チアの辛さ、楽しさ全てを一番近くで教えてくださいました。優しく包み込むような10期さんが大好きです!
特におのまいさんが盛り上げる練習は、どこか懐かしさがあり、12期みんなで無性に戻りたくなるときがありました
11期さん
汗と涙の青春を再度経験させてくださりありがとうございました。
とにかく熱く、一人一人が持っているものが輝きすぎている11期さんと、二年間もミンクスライフを送ることができて本当に恵まれた学年だと思います!
引退後は、異例のRIDE出演から、新歓時の呼び込み等、様々な場所で現役をサポートしてくださり本当にありがとうございました。
14期
真面目で、周りが見えて、気遣い上手で、努力家な14期。
みんながみんな揃ってパーフェクトだからこそ、いつか壊れてしまうのでないか、と時には心配になることさえありました。
けど、最近の14期の様子を見ていて気づきました!その必要はなさそう!
お互いのことをもっともっと知って、みんなで支えあい、上を目指そうとする、そんな助け合いの精神で満ちていたからです!
そんな仲間思いの14期にある言葉を紹介します笑
(おのまいさんリスペクトです)
「オハナとは家族。家族とは、誰も置き去りになったり忘れられたりしないこと。」
(『リロ&スティッチ』より)
元々人数が少ない14期が、どんなに大きな壁にぶつかったとしても、互いを想う気持ちだけは忘れずに、2年後の引退まで元気に笑顔でチアに打ち込むことができますように!
精鋭14期が活躍するMYNXの未来は明るい!!!
13期
まずは、十三代目MYNX、お疲れ様でした!
というのも、間違いなく、13期の力を借りて初めて成り立っていた1年間だったから。
十三代目始動日のMTGで言ったこと覚えてくれているかな…?
「自分たち幹部代が少ないが故に、何かを諦めるということは絶対にしたくない。むしろ挑戦していきたい。しかしそのためには、13期、みんなの力が必要不可欠です。13期の力を借りるからには、私たちがまず、『力になりたい』と13期に思ってもらえるように努めます。」
しかし現実は、こんな綺麗事では済まされず、13期にはたくさん迷惑をかけてきました。
局長のさくら、ありさ、あい、さきをはじめ、13期にはたくさん頼り、時にはみんなを信じて厳しいことも言ってきました。
そんな状況下でも、十三代目を担う一員として、みんなが立派に多方面で尽力してくれたおかげで、なんとか十二代目から十四代目までを繋ぐことができた、と心から感謝しています。
明々後日から始まる十四代目MYNX。
(去年のわかなさんのお言葉をお借りして…)やらなきゃいけないことなんてないからね!
みんなが持つ個性をお互いが尊重し合い、鼓舞し合って、13期にしか作れない十四代目を期待しています!
外部からできることはなんでもサポートするし、必要になったら、雑用でもなんでもするので呼んでください!一生懸命今年一年分の恩返しをしていきます。
Go for it! 13期!十四代目MYNX!
12期
何のせい?誰のせい?
勝てなくたっていい
負けない強さを持ちたい そうさ All right All right
乗り切ってみせる
(Mrs. GREEN APPLE『ケセラセラ』より)
こんなことを考えても前に進まないこと。そんなの分かってます。けど、自分が強くなれない時、ふと考えてしまうのです。
12期の人数がもっと多かったら…
自分たちはこんなに悩まなくてよかったのかな、
13期にも迷惑かけずに済んだのかな、
もっと心からチアを楽しめたのかな、
もっと自主練行けたのかな、
もっと他のことにも挑戦できたのかな、
もっとみんなに優しくなれたのかな、
こんな自分よがりの代表で本当に頼りないし、情けない。
でもこんな自分を強くしてくれたのは、唯一無二の12期でした。
一人一人が背負うものが大きすぎなのに、誰一人文句一つ言わず 、自分の功績をひけらかすことなく、自分が十三代目MYNXに必要な存在なのだという意識を高く持ち、謙虚に最大限の努力をし続ける、そんな12期の後ろ姿が頼もしすぎて常に輝いて見えました。
幹部選の推薦文をいただくまで一ミリも代表に就くことを想像したことがなかった私を、ここまで支えてきてくれてありがとう。
ちょっとだけご褒美を
笑える日は来るから。
私を愛せるのは私だけ
生まれ変わるなら?
「また私だね。」
(Mrs. GREEN APPLE『ケセラセラ』より)
もし生まれ変わってMYNXに入会するとしても、どんなに大変な未来が待っていようと、12期のみんなとがいい!
明日は東京体育館最高で最高のラストを飾って、そのあと、みんなで「ちょっとだけご褒美を」味わおうね!!♡
かのん、ちはる、つかさ、まお、みんなだいすきだ
家族へ
どんなに遅くなっても練習後の夜ご飯を毎日欠かさず用意してくれて、深夜までくだらないおしゃべりに付き合ってくれた。
数々のミュージカルを通して、踊る楽しさを再確認する場を与えてくれた。
始発出発でも4時起きでシニヨンやってくれた(明日もよろしく頼んだ)ママ
1位2位のチームとの違いを客観的に述べて、的確にミンクスに足りないところを教えてくれた。
4時起き早朝バイトの時は、寝坊しないか心配で私より早く起きて起こしてくれた。
早く家に帰れる時は、欠かさず練習場所を調べて「今日〇〇で、21時にまってるね。」と車でお迎え来てくれるハイスペ彼氏みたいなパパ笑
ダンス、絵、映像、さまざまな分野でアーティスティックな刺激を与えてくれた弟
全ての原点はあのかの有名な消防車の絵から〜(完全に内輪ネタ)
十三代目が指導した当初は、些細なことでもメソメソして、よくない方向に走ったりもしてしまいました。その結果たくさん泣かせたよね。
「自分の命をもっと大切にして」
弟にそんなことまで言わせてしまった姉。情けない。
「そんなメンタルでは代表は続かないし、他のメンバーに迷惑をかけるだけ」と、時には厳しいことも言いながらも、最後まで自分のわがままを貫き通した私を受け止めてくれてありがとう。支えてくれてありがとう。
いかがでしたか?
えなさんがMYNXにかけていた思いや周りの方への思いが伝わってくる感動的すぎるブログでしたね
さて、明日は東京体育館にて、JCDA大会の本戦が行われます。引退される先輩方は明日が最後となります。
応援のほどよろしくお願いします!