現在5台のNASを運用中。
内、4台がQNAP製NASです。
その中で1番ロースペックなのがTS-231K。
このNAS、メモリは1GB固定で増設できず。
そのため処理も遅く、買い替えることにしました。
とは言っても、TS-231Kの用途はコールドスタンバイ機。
週次で同期して普段は停止しておく運用です。
そのためパーソナル向けのTS-262をチョイス。
(2年前に購入したTS-253Dの方が安かったのに値上がり悲しい)
ちなみにTS-262、メーカー発表の仕様ではメモリ4GB固定で増設できず。
メーカーの製品ページに載っている画像がこちら。
L字に配置されたM.2スロットと、Celeronの大きなヒートシンクに囲まれたところがメモリモジュール。
確かに画像ではメモリはMBに直付けされており、これでは増設できません。
ファイルサーバとしてしか使わないので、4GBでじゅうぶんと言えばじゅうぶん。
・・・ではあるのですが、ネットではメモリソケットタイプのTS-262の画像をアップしている人が。
想像ですが、初期はメモリ直付けだったのが、最近の出荷モデルではメモリソケットタイプに変更されたのではないかと。
Celeronの仕様上、メモリは16GBまで行けるハズだしデュアルチャンネルもサポートしているハズ。
ということで、実際に購入して確認してみたところ・・・
メモリソケットタイプ(2枚搭載可能)のTS-262が届きました♪
(参考:ネット通販のビックカメラ.comで注文)
早速DDR4-3200 SO-DIMMをスロット2に挿してみたところ問題なく認識。
デュアルチャンネルで使用するのであれば、できれば同じメーカーの同じ型番の(同じロットの)メモリを挿したいところ。
ただソケット1のメモリには封印のようなシールが。
保証外となると困るので、ソケット1を交換するか悩ましいところ。
とりあえずちゃんと動いているから、しばらくこのまま様子を見ようかな。
ちなみにシステム情報を見ると、ソケット1にはトランセンドのメモリが挿さっている模様。
あと、M.2ソケット。
純粋にストレージ用としてプール領域にしようか、キャッシュにしようか迷いました。
最終的に、SSDキャッシュを試してみることに。
(QNAPのSSDキャッシュは設定したことがないのでお試しで)
ヒートシンクがどれくらいの高さまで許容されるか分からなかったものの、実測で1cmくらいなら大丈夫そう。
Crucial P5 Plusのヒートシンク付きモデルを挿してみたところ、問題なく挿さりました。
そんなこんなで、QNAP TS-262のメモリはソケットタイプなので増設が可能。(4GB+4GB=8GBは確認済み)
M.2スロットは1cmくらいのヒートシンクは問題なく実装可能。(※Crucial P5 Plusのヒートシンク付きは搭載できた実績あり)
ということで、情報としてメモっておこうと思います。
【更新】(追記)
TS-262のメモリは基盤直付けではなくソケットタイプ。
デュアルチャンネルで増設したいけど、標準で搭載されているメモリはトランセンド。
型番:TS512MSH64V6H-QNA (DDR4-2666)
末尾の「-QNA」はQNAP NAS専用ってことか?
同メモリの4GBはAmazonやOCNオンラインショップで買えなくはないものの、8GBモジュールより高い。
それにCeleron N4505はDDR4-2933デュアルチャンネルをサポートしているハズ。
試しにCrucial DDR4-3200 8GBメモリを2枚挿ししてみたところ、問題なく認識されました。
ただ・・・
標準で搭載されているメモリ、封印のようなシールがされています。
粘着力が強く綺麗に剥がすのは困難。
剥がすと保証が受けられなくなる可能性があります。
とは言ってもやっちゃったので、いちおうTS-262のメモリは8GB×2枚搭載=16GBは出来ましたという備忘まで。