みのDRの眼形成修行 -3ページ目

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18Apr
- 美容10日目　超正直レビュー肌の調子は？
  美容デーから10日目（下に行くほど正直なことを書きます）（保湿足りずでぷつぷつできてます、、）肌の調子は良いと思います！超劇的とまではいきませんが、触ると分かるし、周りにも指摘されることがあってうれしいまだ頬のくすみ残ってますね、、、一番実感するのは肌の柔らかさ、しっとり感インナードライなのが積年の悩みですが何となく、化粧品の入りがいいですあとはシミや色むらが少し改善されてうれしいなのにビタミン剤をめんどくさがって飲んでいない自分に喝正直、ハイドラフェイシャル、IPL、プラズマシャワーを受けてハイドラフェイシャルはたまにでいいかなと思っています何度かやらないと分からないですが小鼻の黒ずみが一時的にでも目立った経験はまあまあストレスフルでしたただ、肌が柔らかくなったのもハイドラフェイシャルのおかげな気がするし何回か続けて行けたらなあと思っています施術を受ける側になって思うのが何もすべてを一気に受ける必要はなくて一つ一つダウンタイムをクリアしていきながら施術を受けるのが取捨選択できていいのではと思いますダーマペンや美容手術など物理的侵襲がある場合は考えたほうがいいと思うけど...このやり方だと患者さんは何度も通わなきゃだしダウンタイムはトータル長くなるしでストレスクリニック経営としても望ましくなくてデメリットが大きいのも事実あんまり大きな声では言えないですが・・・美容の施術は肌に侵襲が強いものでなければ悪影響は及ぼしにくいので考えすぎなくてもよさそうです私の目下の悩みはシミで、またIPLやピコはしなきゃと思っています後は目の下のたるみ（ゴルゴライン）が気になる・・・
10Apr
- 施術を受けて気づいたこと
  美容デーの経過のご報告ですどすっぴん失礼します...お気づきと思いますが小鼻の黒ずみ目立ってますよね、、これは多分ハイドラフェイシャルの影響と思います吸いきれなかった角栓が出てきている途中...ただ、ピーリングの影響で皮むけとともに肌代謝が上がって角栓が取れてきているところもあります私は多分普段そこまで角栓が詰まってはいても開きがそこまでないのでうまく引っこ抜かれなかったのかも、、、肌の透明感やもちもち感そして引き締まるも感じますIPL後のマイクロクラスト（光治療後のメラニンの浮き出し）を期待しましたがそれは出ず...あれが出ると謎の達成感がありますよね、、、今週はできるだけ肌に負担をかけないようにほぼほぼすっぴんで過ごす予定です今後が楽しみです〜✨
08Apr
- 形成外科専門医の自分メンテナンス
  美容デー🥰いつもお肌に無頓着なわたしですが、流石にシミが気になってきてメンテナンス✨ヴィーナスビューティークリニックヴィーナスビューティークリニック｜東京新宿・銀座の美容クリニック小顔、リフトアップ、美白、美肌、痩身のための各種治療、医療レーザー脱毛なら、モデルの愛沢えみりがプロデュースした東京都新宿・銀座のヴィーナスビューティークリニックへvenusbeautyclinic.com（銀座院・新宿院）に行ってきましたハイドラフェイシャル💧（美容液をデリバリーしたり吸引、ピーリング）↓IPL💡（光治療、肌のトーンアップ）↓プラズマシャワー🚿+パック（滅菌）をしていただきました急に手厚い治療❤️‍🩹を受けて私の肌も驚いていますせっかく綺麗にしてもらったし日焼け止めも🧴ちゃんと塗ってビタミン剤の内服もしなきゃなー白く濁った沈殿物が私の角質や汚れ、、、気になる方はぜひトライしてみてください自分の気になる施術1つからでも大丈夫です🙆‍♀️私もたまにお手伝いさせていただいているクリニックですが強引な勧誘などは一切なくモニターなどもよく募集しているのでタイミングが合えばいろんな治療をお手軽にできます案件では全くないのですが、移転したクリニックが綺麗すぎて🤩テンションぶち上げだったので...特に何の特典もありませんがご予約、お問い合わせの際は"ミノハラのブログを見た"と言っていただけたら私が喜びます🥰🧡
07Apr
- 眼科1年生になりました✨
  またもや全然更新してない（シンガポール、NY編はいずこへ...）という感じですがまずご報告です眼科1年生になりました眼形成を専門にするにあたって目のことは分かりません〜眼科の先生に相談してね👀はあんまりかなぁと思い、2年くらいかけて診断、検査、治療❤️‍🩹ができるようになるのが目標です32歳で医者としても中堅に差し掛かろうという時に受け入れてくださった病院には感謝しかありません...紆余曲折、ここに至るまでいいことも悪いこともありましたが現在は、素晴らしい先生方に囲まれて予想以上に楽しくやっています歯科大学眼科の素晴らしいところ眼科1年生として形成外科と違うと感じるところはおいおい書いていく予定です今日は白内障オペの助手に入らせていただきます🧑‍⚕️頑張る😤
12Mar
- お金がない日本の医療を良くしたい
  前回、シンガポール・アメリカのいいところを書きましたがじゃあ日本はどうしたらいいの？？ということを勝手に考えてみました超、狭い視野での話なのでご意見があればバシバシ送ってください@SNEC in Singapore日本の医療の問題はとにかくお金がないことこれに尽きます。お金さえあれば前述の問題はほぼ解決です。あとは人材です。医療技術も目覚ましいほどの革新がない中、英語が公用語ではない日本はインバウンドの観光客は来ても、働いてくれる優秀な人材はきづらいです。ア）超高齢社会を活かす：疫学調査や臨床研究のハードルを下げる金欠の原因の一つに、超高齢社会があげられます。これって、世界の多くの国が直面しているけどまだ改善できない問題かつ日本が高齢化率世界一という、ある意味、高齢化超先進国なわけです。これは一朝一夕には成し得ないある意味貴重な環境です。世界の社会構造を先取りして、研究できる最高の土壌があると考えて疫学調査の人員を増やして産官学連携（＝企業からお金をもらい、研究結果を還元する）を強めたり、臨床研究をもう少しやりやすくすれば、もっとインパクトのある内容の研究ができ、コネクションができ、海外から人を呼べるのではないかと考えます。私の友人が官庁で疫学調査をしていましたが、やっぱり医師アルバイトのほうが融通が利くし、正規雇用だとペイも安いと言っていました・・・もう少し、雇用環境が改善され、人数も増えたらいいのにと思います。イ）奨学金制度、違約金制度をもっと広める前回の記事でいたるところで人が足りない、医者の雑用が多すぎると書きましたが日本にはたくさん医療専門学校があります。なのになぜ人が足りないのか・・・それは医師と同様、大学病院総合病院は仕事量のわりに給与が安いからです。この給与を、クリニック勤務よりあげればいいのですが、一朝一夕には変わりません。その代わりに、奨学金を出す代わりに、勤務先の縛りを設け、その縛りを守れなければ違約金として奨学金以上の支払いを義務付ける。などとすればいいのではないかと思います。看護師の免許を持ってもほとんど使っていない人もいて、本当にもったいないです。もっと医療従事者がやる気があれば経済的な負担がなく目指せる職種になれば、続けてくれる人材を育成でき、人材の質が上がれば、効率化して給与も上昇できるのではと思います。ウ）医療ボランティアを積極的に活用する日本は、医療のサービス化が著しいからか医療ボランティアがほぼいない気がします。確かシンガポールでも募集していましたし、物価の高いニューヨークでも堂々と募集しています。ボランティアを人材として使うことは確かにリスクではありますが人が足りなさすぎる現状打破の一手になるのではと思います。私の母は医療ボランティアを続けていました。すごくやりがいがあり、必要とされていると感じてつらいことがあった時もボランティアをしていることが励みになっていたようです。ただ、医療ボランティアは、少なくとも日本ではまだ活躍できるフィールドが限られており、慢性期や緩和中心に思われます。本当に人手が必要な急性期に積極的に組み込む仕組みが欲しいと考えます。エ）医療を階層化する緊急性の高い人、そうでない人要求の高い人、低い人お金を払ってでも早く受けたい人、そうでない人全部一緒くたなので不満が溜まり他のところで満足度を上げなくてはならない悪循環ですうまく階層化し区別することで若手が勉強する場も増えます。また、下記で書くように、外国人医師による治療を導入しやすくなるのではと思います。日本はア）で書いた通り超高齢社会です。現状このことは医療において大きな足かせになっているのは明らかです。ますます人的サービスの要求度は上がり、コストもかかることは疑いようがありません。また、今回外国で研修してみて、母国語が英語の国は予想より遥かに医師の行き来があることに驚きました。ポストコロナに移行しつつある中で、日本のように単一民族単一国家単一言語の国は、他国からの人的流入のハードルが高く、豊かな人材を確保する上では大きなdisadvantageを抱えています。実際に日本でフェローシップを受けたいが、日本語だから絶対無理だ・・・といっていた優秀な医師がたくさんいました。先進国では内科診療の門戸は比較的、非英語圏の国にも開かれていますが、外科系はまだまだです。むしろ日本で臨床留学して、語学ができると保証された指導医のもと、医療通訳を利用して、外国人医師が外科系研修を行えるようにすれば、飛躍的に日本への人材流入は増えると思います。その際の医療費を安くしたり、トラブルの際の補償制度さえ設ければ、日本人が英語を話せるようにするよりもずっと画期的に人の交流が生まれると思います。海外を見て、日本の医療水準は確かに高い部分はあるけれども、医療資源や技術的に劣っているところも目の当たりにして、かなりショックでした。ポストコロナで取り残されそう・・・というのが素直な実感です。日本に来てくれる外国人医師を増やすのは急がなければ益々取り残されてしまいます。なあなあに先延ばしにするのではなく、様々人の理解や協力を得ながら変わっていかなければやばいのではと考えています。
- 日本人のアメリカでの立場の違い
  最初に言っておくと、私は日本が大好きで、日本に基本はずっといて、日本で医療をして過ごしていきたいです。ただ、日本から離れると、医師としてだけではなく、日本国民として日本って実はあまり大事にされてない国なの？と愕然とする場面には出会しました。アメリカに関して意外だったのはアメリカ至上主義というか日本人ヘイト、ヘイトとまでは行かなくても日本人がそこまで受け入れられてはないんだろうなということを端端で実感しました。お店やブティックで中国人より扱いが酷かったり、空港のお別れエリアのThank youの表示に中国語や韓国語はあるのに日本語がなかったり...お店に入っても相手にされなかったり私のみなりがみすぼらしすぎたかもしれませんが、別に聞いてもないのに、○○は5ドルするけど大丈夫？と聞かれたり、、、なんだか金銭面でも国力でも貧しさをかんじる旅でした。昨年9月にシカゴに行った時も少しは感じましたがそれ以上でした...あの時は学会で日本人の一団で行ったからかもしれません。1パインとビールでチップなし50ドル（6500円）でした、、、ＮＹの人も、日本はいい国ねといいます。いつかいきたいわと言ってくれますがシンガポールのように切実ではないし、何回も行ったよ！という人にはほぼ会えてません。また、イギリスから来た学生がいましたが、そちらとの対応に比べるとやっぱりイギリスやヨーロッパの国の方が関係は密です。イギリスに短期留学した時も薄々、ヨーロッパ-アメリカには割って入れない関係性があるなと感じていましたが、それ以上でした。私も歳を取り、20代前半のような庇護対象から自立しているとみなされる立場に変化したのもあるでしょう、、、それでも、なんだか寂しさを感じてしまう旅でした。
11Mar
- 日本は後進国なのか？
  NYラスト2日の夜なので書きたい放題書いていきます（備忘録がわり）この海外生活で、日本の医療って実は結構おくれてる、、、？このままじゃ世界と戦えなくない？とショックなことがかなりありました。その背景には日本の医療システムのせいで効率よく医療が回せていない現状があると思います...@Weill Cornell in New Yorkアメリカ、シンガポールそして学生時代のイギリス、バングラデシュを振り返って日本ほど医者が働きづらい場所はないと自信を持って言えます実際にイギリスでは日本の医者って奴隷じゃね？( ´∀｀ )と言われたことがありますイギリス、バングラデシュは社会人経験がない段階で実習しているため見えていない部分もある（と信じたい）ためここからはアメリカとシンガポールに焦点を当てて話していきますｺｺがうらやましいぜ、海外の医療大学病院・総合病院外来編①医者が医療に集中できるアメリカもシンガポールも・これくらいの時期に手術しましょう・次回診察はこのあたりにしましょう・この薬を使いましょうということを医師が決めてカルテに残したらそれに従って患者さんの都合と調整するのは医療事務がやってくださいます。また、病歴やアレルギーなど一般的な情報は診察前にすべて電子カルテに入っています私のこれまでの職場ではこれらすべて医師の仕事で、一番大事な患者さんに集中できません大部屋入院か個室入院かの選択まで、医師の仕事・・・？？いちいち全部調整しなければなりません調整業務ってホント時間がかかるし、わけわかんなくなるしでめちゃくちゃストレスです②医療スタッフが豊富で専門が細分化しているアメリカもシンガポールも看護師や医療事務の数が多い気がします医師1人につき1人以上スタッフはついてくれるし、処置室などの診療スペースも広くて豊富ですシンガポールではすぐそばにスタッフがいて言わなくてもなんでもしてくれるし、アメリカでは、チャットで任せたいことをオーダーするとあとは自動的にやってくれます手術日を決める専門の人、会計しかしない人など個人のやることを細分化し専門とすることでサービスの質が高まります。誰に聞けばわかるというのがクリアカットで各々が責任を持ちつつ効率よく仕事しています。業種を超えて仲良くお菓子タイムもできるなど、職場の環境もとても良く思いますまた、アメリカでは外来ブース間に臨床研究のコーディネーターも常駐していて、アイデアが浮かんだらすぐ取り組めるのも魅力的でした③違った視点の平等主義プライベート（公費なし、自費診療専門）の病院があることで本当に急ぎたかったり、高い完成度を求める人と低コストで、一般的な治療を受けたい人をわけ、値段に応じて治療ができるようになっています。例えばシンガポールのSNECでは、眼瞼下垂を片眼は超専門家の医師が、もう片目はその専門医の指導の下、超ペーペーが手術していました。もしそれが嫌ならプライベート病院に行くか自費診療を選択してくださいのスタンスでした。アメリカのWeil Cornellでは、専攻医が自費診療を行うと２０％引きにするなど若手の治療を受ける患者さんにもメリットがあるシステムになっています。高いお金を払う代わりにそれなりのアドバンテージを得るある意味それが平等だという考えです。日本では逆に要求度の高い患者さんも画一的な枠組みに押し込まれることになってしまい逃げ場がないことがクレームの要因の一つです。そのため、公的補助が7割以上入っているにもかかわらず⑦のようにサービス的側面が強くならざるをえず、本末転倒になりがちです④医療従事者が金銭的に保護される環境、外国人に魅力的な環境シンガポールでは、公費の補助を受けてほとんどの場合留学できます。その代わり、フェローシップ（専門医がさらに細分化された専門領域を習得する期間）が終わったら、シンガポールに帰ることを義務にしています。もし、帰らなければ違約金を支払う、防衛医大・自治医大・産業医大や各大学の地域枠　みたいなものですね。また、海外からのフェローシップのハードルも低いため、海外からの優秀な人材集めにも成功しているように思いますアメリカは言わずもがな、世界最先端なのでほっておいても人は全世界から集まります⑤圧倒的医療機器の良さ最新の医療機器を導入するハードルが2国とも低く感じました。アメリカは電子カルテがとにかく使いやすそうだし、PHS代わりにiPhone？を一人一台もっていて、患者さんの写真もとてもきれいに取れて、研究には使いやすいし、自動転送で手間もかかりません。見たこともない機械や資材もあってアメリカの医療の総合レベルの高さに震えました。シンガポールの少なくともSNECでは、最新の医療機器をそろえるハードルはかなり低く、頼めばすぐ買ってくれるのだそう。最新技術を用いてより安全な治療ができ、その治療機器を使った臨床研究も世界に先んじてできるメリットがあります。⑥救急診療が区別されているたまたまかもしれませんが、2施設とも救急診療は全く別の病院の別の部門がやっていました。そのため、通常業務の予定が詰まっている中、救急業務を行ってますます仕事が増えるという場面に出くわしたことがありません・・・②と同様、やることを分けることで目の前のことに集中できます。必要に応じてコラボしたり、患者さんを引き継いだり、適材適所の土壌がしっかりできていました。⑦適度な緩さがある日本は医療がサービス化しすぎていると思います。そのため①のように医療以外のことに気持ちや時間を割かれすぎてしまいます。シンガポールもアメリカも、医療を提供することが至上であるとの視点が強いです。③に書いた通りprivate hospitalがあるからなのかもしれません。少なくとも公的医療の場では、ある種のパターナリズムが日本より強くあります。医療はサービス業のように満足度が高いことは望ましい。しかしそれ以上に、技術の高い医療を効率よく提供することが優先されるという感じです。すごく極端にいうと、A優しくて話を聞いてくれる医師よりも、B不愛想で近寄りがたくても確かな技術を持った医師が好まれる。といった印象です。誤解のないように言っておくと、もちろんBのように内面に問題ありの医師はいませんでしたが、技術力は大きな評価対象です。日本だとBのような問題児タイプは、その能力を発揮できず淘汰されるあたり、違うと感じました。ぐだぐだぐだぐだ愚痴のようになってしまいました・・・日本もいい点がありますよ！と言いたいですが何せバイト以外のお給料が安すぎて、少なくとも総合病院・大学病院のいいところが全く浮かびません・・・次は勝手に考えた解決策について書いていこうと思います
- 海外に行って悲しかったこと
  今回2か国でで研修してみて、母国語が英語の国は予想以上に医師の行き来があることに驚きました日本は安全だしご飯は安いし観光地は多いしで観光には良いけど、診療が日本語オンリーだから研修先としては微妙とよく言われました。ポストコロナに移行しつつある中で、日本のように単一民族/単一国家/単一言語の国は、他国からの人的流入のハードルが高く、豊かな人材を確保する上では大きなdisadvantageを抱えています。先進国では内科診療の門戸は、非英語圏の国にも開かれていますが、外科系はまだまだです。むしろ日本で臨床留学して、語学ができると保証された指導医のもと、医療通訳を利用して、外国人医師が外科系研修を行えるようにすれば、飛躍的に日本への人材流入は増えるのでは、、、？その際の医療費を安くしたり、トラブルの際の補償制度さえ設ければ、日本人が英語を話せるようにするよりもずっと画期的に人の交流が生まれると思います。日本で生まれて医療を受けたり提供したりすれば必ずしもリアルでの留学が必要ではないでしょう。リモートでの交流もしやすくなりました。でも同じ場所で同じものを見て経験するほうがより深い関係を築けます。幅広い経験を得て、いろんな知見を得ることは少なくとも外科医には変えがたいことです。技術改善のきっかけにもなり、患者さんの利益にも直結します海外を見て、日本の医療水準は確かに高い部分はあるけれども、医療資源や技術的に劣っているところも目の当たりにして、かなりショックでした。ポストコロナで取り残されそう・・・というのが素直な実感です。今はまだ、日本は他国にとって魅力的ですが、3年後、5年後にはどうでしょうか、、、？日本に来てくれる外国人医師を増やすのは急がなければ益々取り残されてしまいます。なあなあに先延ばしにするのではなく、様々人の理解や協力を得ながら変わっていかなければやばいのではと考えています。
10Mar
- 突然ですがニューヨークにいます
  シンガポールに行きます宣言から約ひと月・・・今はニューヨークにいますWeill Cornell MedicineというMedical Schoolの病院で（大学病院）Oculoplastic　Surgeryの分野にいます明日でこのモラトリアムのような海外生活が終わってしまいます・・・国としては日本はいいところだと再実感したので正直、帰るのはほっとしている部分もありますというのは言い訳で物価高すぎてまともに食べられないし英語力が低すぎてコミュニケーションをとりづらくそれがちょっとストレスなのかもでも、医療現場を体感したり、医療従事者の人たちと交流できたことはめちゃくちゃ財産になりました最後の一日を前に私の思ったことを書いていこうと思います海外にいて気が大きくなっているから今までの比にならないくらい書きたい放題書いたのでもしよかったら読んでください
07Feb
- シンガポールで眼形成を勉強してきます！
  今から行ってきますシンガポールナショナルアイケアセンターのDr.Seah先生にお世話になります☺️Vlogできるようにがんばろ
05Feb
- とぅるんとしたCT
  久しぶりに他の医療機関でとったCTを見ましたなんかとぅるんとしてるー！うちのctはまだざらざらしていてガタつきがあって治療方針に影響はありませんが綺麗なCTで驚きましたこうしてみるとわかりやすいですよね☺️3D-CTはこの断面（axial＝横断、水平断）を再構成して作られますhttp://radathome.com/2016/04/01/3dct画像とその成り立ちについて/細部もしっかりと...！再構成の方法はいろいろあって今まではCTが苦手としてきた消化管もVR（volume rendering）で見れるようになっているそう綺麗なCTは患者さんにも情報を多く提供できるし本当にありがたいです
04Feb
- できる研修医になるために（上級医はなにを見ている？）
  うちの形成外科は去年は研修医がたくさん回ってくれる人気診療科でしたが今年は激減...でも、形成外科に決めた2年目の先生が回ってくれて一緒にロングのオペをしてくれたりと感謝です昨日から回ってくれた1年目の研修医の先生もめちゃくちゃ優秀で絶賛勧誘予定です医者8年目にしてようやく、どういう人ができレジ（＝できる研修医）なのかわかってきました（偉そうにすみません）ちなみに対義語はヤバレジ☺️ズバリ"よく観察できる"ことができレジの秘訣と思います上級医がやっている患者さんの病態の評価、患者さんへの対応、検査、手術などの手技など...言葉で説明しなくても大まかに理解できる人は優秀だなぁと思うし、もっとこういう点も注目してみてとアピールしたり教えたりしたくなりますまた、患者さんの細かい変化に敏感なのも観察眼があるなと感じる瞬間です私も４月から眼科１年生思い込みや中途半端な知識に頼るのではなく観察眼を鍛えていかなきゃなあと思いますちなみに今こんなのあるんですねM3E Medical無料で使える！医師国家試験対策専用のWeb問題集『問トレ国試』。詳細な解説文がついた国試過去問約10,000問を収載。スマートフォンでスキマ時間にサクサク演習できます。https://m3e-medical.com/m3e-medical.com福岡済生会の田中先生には私も何度かご指導いただきました...!やっぱりすごい先生だったんですね
03Feb
- 取れた指を縫ってくっつけました((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
  先月オキュロの同僚でオペレーターの先生の指を縫いました3児のママでもあり、料理中に指先を切ってしまったとのことそっと指先にお肉を戻してテープで保護しておられました外科医の指のため最大限できることを‼️と思い縫わせてもらいました結果・・・・〈before〉〈after〉どこが傷かわかりませんよね？！下は途中経過完全に取れていた指が回復しましたまだ感覚が鈍い部分はあるようですが知覚過敏や知覚の脱失もなさそう指先のお肉をそいじゃうのはよくあることでこの先生のようにできるだけそっとお肉を戻してテープで固定していただけるといいかなと思いますテープはキズパワーパッドだとふやけるのでサージカルテープがおすすめですでも、あまりに取れたお肉が多い場合は・水でぬらしたガーゼに・取れた指を包んで、ビニールに入れ・ビニールごと氷水に浸して持参してください緊急手術でつなげる場合ふやけてしまうのは超NGなんです・・・今回はそこまで大ごとにはなりませんでしたが同僚に頼ってもらえてうれしいかった！！です
30Jan
- 懐かしくなる頭蓋骨
  先日、国立科学博物館で毒展をみてきましたこの毒展も面白かったので（後日書こうと思いま）すがさらに面白かったのが常設展常設展が魅力的な博物館、美術館て珍しいですよね骨にひかれ、ふらふらと人類コーナーへ人類←猿人←猿頭蓋骨をみると解剖を思い出して懐かしくなり、じっくり見ちゃいましたアウストラロピテクスから人類はどう進化してきたのか...いろんな人類がいたのは知ってますが今の私たちにどう繋がってきたのかよくわからなかったけど展示を見て色々勉強になりましたまだわかってないことが多いとかアウストラロピテクスは小柄で脳も小さかったとか🧠こうして実際に見て見るとサイズ感もわかるし記憶に残る❗️全体を通して子連れの方が本当に多かったです小さい頃からこんな科学に触れていたら視野が広がりそうだなぁノーベル賞のコーナーでは大学の偉大な先輩と写真🤳撮って大満足でしたこのクオリティを高校生以下無料、大学もパートナーシップがあれば無料、というとんでもない場所です学習 ≫ 大学生・大人向け ≫ 大学パートナーシップ :: 国立科学博物館　National Museum of Nature and Science,Tokyo国立科学博物館(National Museum of Nature and Science,Tokyo)の公式サイトです。利用案内、イベント案内、展示案内、バーチャル・ミュージアム等いろいろな情報をご覧いただけます。www.kahaku.go.jp1日フルで満喫できるので是非是非
- ディズニー研修を受けてきましたヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ
  先日の学会のとき研修先の一つであるオキュロフェイシャルクリニックのドクターたちとディズニー研修を受けました正確にはディズニーの企業向け研修を以前に担当されていた方がドクターとして求められている資質に関して講義してくださりましたディズニー研修の「マジカルクリエイトサービス」ディズニー研修「マジカルクリエイトサービス」講師全員が元ディズニーキャスト。サービスの真髄を知り尽くした一流の講師が、最高のサービスを研修、セミナー、講演会を通じて皆様へ「学び」としてお伝えし、可能性や未来を広げるお手伝いをします。www.mcs-seminar.comずばりリーダーとしてどうあるべきか...私はまだまだ若輩で人の指示を仰ぐことがたくさんありますがそれでも医師という立場上、自分の判断でいろんな決断をしたり他の医療者の協力を仰ぐことも多くあります皆さんの思うリーダーってどんな人ですか❓私の思うリーダーとはビジョンがあり、情熱があり、幅広い視野があることだと考えていました具体的にはオキュロの鹿嶋先生のことはすっごく尊敬していますでも、リーダーの資質ってそれだけじゃないんですね"ブレない軸"を持っていることが大事そしてそれを他の人に"示す力"も必要です例えばみんなでゆで卵を作る５行程を考えるミニワークをしましたがグループによって様々もしこれが仕事だったらやる人によってクオリティが変わっちゃいますピンボケですが具体的にどうしていきたいのか示す.伝える力も不可欠なんですねディズニー研修
29Jan
- 全身麻酔と局所麻酔、外科医はどう使い分けるの？
  母の手術は最初は区域麻酔だったのですが、全身麻酔に変更になりましたそれもあって尚更、無事終わるか心配でした医者の立場から全身麻酔と区域麻酔とくに局所麻酔をどう使い分けるか？外科医によってそれぞれだし患者さんの状態（年齢、基礎疾患、認知力など）によっても変わります私のおおまかな目安は◎全身麻酔・ピクリともして欲しくない手術例:重要な臓器🫀🫁を扱う血管や神経を縫うなど超細かい作業が必要・めっちゃ痛い手術例:手術の範囲が広い、深い筋膜や神経や指先など痛い部位を触る・めっちゃ難しい手術⇄患者さんに気を遣っている余裕ナシ！・患者さんの体位（術中の姿勢）が持続困難◎局所麻酔全身麻酔の項目に当てはまらない場合プラス・患者さんの協力が必要な場合例:眼瞼下垂の手術⇄手術途中で目を開けてもらい瞼の上がり方、見え方、目が閉じられるかチェックです外科医の立場からすると全身麻酔は麻酔科の先生に呼吸の管理、血圧の管理をお願いすることができ手術に集中しやすいという大きなメリットがあります患者さんも寝ている間に終わるから苦痛が少ないですただし、使う薬剤が多い分・アレルギーが出やすかったり・呼吸や心臓の活動性を下げるので回復まで少し時間がかかったりしますもともと基礎疾患がある方は最悪の場合、人工呼吸器を外せなくなることも...私は極力、局所麻酔でできる手術は局所麻酔でできたら...と思っていますが最後は患者さんに選択していただくことが多いですこちらがいいのでは、、、？とどちらか提案して決めていただくことが多いかな内視鏡検査の時の麻酔=全身麻酔とよく勘違いされていますがあれは静脈麻酔です　静脈麻酔は、全身麻酔と違って呼吸の補助は不要です❗️口からの内視鏡検査なのに口から呼吸管理のチューブが入ると狭すぎてやりづらいのもわかると思います...全身麻酔と静脈麻酔のイメージとしては（正しい例えかは❓ですが...）◎静脈麻酔飲み会でかなり深めに寝てしまった人⇄呼びかけたら目を開ける、刺激に反応する（ネット上のイメージ画像）◎全身麻酔明らかに呼吸回数が減っていてぐったりしている人⇄呼びかけてたり刺激しても動かないという感じです内視鏡の時は患者さんは寝ているイメージかもしれませんが実は結構苦しいとガンガン動いています脱抑制になってむしろ普段より動きまくる人も...脱抑制とは薬により脳の抑制機能が失われて感情や欲求をコントロール不能になることですスタッフ3人がかりで抑えないと患者さんが危ない❗️となることもあります施設によって局所麻酔と静脈麻酔を組みあわけてオペしているところもあります✨また他に脊髄くも膜下麻酔など一部の神経を一時的に麻痺させて手術する方法もあります一般の皆様 - 麻酔を受けられる方へ｜公益社団法人日本麻酔科学会日本麻酔科学会のホームページです。anesth.or.jpオペを受けられる方はぜひ麻酔についても外科医の先生に突っ込んでみてください
28Jan
- 最愛の人が全身麻酔手術を受けた（ ; ; ）
  母が手術を受けました母は私にとって自分より大切な人なんです...（これは手術にあたって点滴が取れず苦戦した名誉の負傷？らしいです）と言っても前の肝損傷のように命に関わるものではなく膝の半月板の横断裂のオペですただ、それでも娘としては超心配でした日本の医療機関は設備もマンパワーも充実しているしきちんと術前検査もされて万全の状態と、よーくわかっていたのですが...アナフィラキシーだってあるし、やっぱり手術は水物ですから...100%安全ということはあり得ないし何が起こるかわからない...私も全身麻酔のオペを受けましたがその時より怖かったし辛かったです患者さんの家族の気持ちを経験できた本当に貴重な経験でした駆けつけたかったけどコロナで面会謝絶だし...もともと3月予定だったのが他の方のキャンセルで急遽早くやっていただいたオペでした主治医や担当医の先生、看護師さん、理学療法士さん、メディカルスタッフの方々に本当に感謝です...
24Jan
- コンビニ受診なぜ"今"増える？
  先日はひさびさの当直でした💦もうすでにうちの病院は満床（ベッドの空きがない）状態で外来も発熱外来やらでパンパンかかりつけの患者さんすら受け入れがままなりません...昨年末にオミクロンが爆発的に増えてから大体いつもこんな感じですが患者さんの方は変わってきてしまった気がする..."1週間前に交通事故をしてその後受診せずにいたから見て欲しい""半年前からお腹が痛い""昨日の朝転んだ"などなどえ？！いまですか？！！というのが17時から19時までに立て続けにきていますコンビニ受診...？🏪コロナが始まってからは少なかったのにこれまでもずっと症状を我慢して今になって？💦のタイミングで来る人はいましたがいよいよ病勢が爆発しちゃったガチで治療が必要なやばい人ばかり...今は、そんなに重症じゃなさそうだけど「日中忙しいから」「なんとなく心配で」救急車呼んじゃう人が増えてきた気がします...国がコンビニ受診🏪をできる環境を作っている時点で私があーだこーだ言える筋合いはないのでしょうが、「必要な人に医療が行き渡らないかもな非常事態なのに...」と思っちゃいますなんとかしようと積極的な医師会もさらにつらつらネットを見てたら同じ意見のブログ発見ER時間外・休日外来のコンビニ受診☆滅せよ : デルマな日常〜ちょっと皮膚科な話〜 Powered by ライブドアブログあろーん☆ 今日は風邪で元気ないデルぽんだよーん☆ デルぽん大学でね。長いこと当直やってたけどね。たまにあるのがこの、ぜんぜん緊急性ないのに自分の都合で受診するやつ。仕事あって来れないだとかね。平日混んでるからだとかね。あーるーよーねーーー。ザ☆derma.blog.jpうーん、なんだか頭の痛い当直です
23Jan
- オンラインレクチャーでの不安...
  昨日は日曜でしたが健康スポーツ医の更新のためのWeb講習会を受けていましたコロナではないですが一昨日から体調不良気味で（女性のやつです）外に出たくなかったからオンライン開催本当にありがたかったです同じ医師会主催でも産業医はオンラインNGなんですよね...不思議...講義を流すだけで聞かない人が出ないように途中でパスワード入れたり、試聴終わったらすぐ"講義終了"ボタン押さなきゃダメ🙅‍♀️と厳しめでした私のiPad、updateしてなくて"講義終了"ボタン出ずに焦りまくりでした多分ほかにも同じ人がいたのかな技術サポートにかけても繋がらず医師会に電話して☎️確認してもらいましたがよくわからず、、、大丈夫...だよね？健康スポーツ医は"日常診療や学校医・産業医として運動指導・運動療法を行い、自治体と協力して地域の健康増進事業やスポーツ大会での救護活動などを行う医師"ですガチのスポーツドクターとは違って医師の立場で患者さんや、学生や生徒、会社員の方がスポーツに触れ合う手助けをするイメージです講義では実際に患者会でみんなで体操したり踊ったり楽しそうにされてる様子を拝見する一方心臓や腎臓など悪い方へのアプローチの方法など幅広く学べました私はまだこの資格を全然活かしきれてないけどスポーツ大会とかの救護してみたいです
19Jan
- 医者の大学院ってぶっちゃけいくらかかるん？
  医学博士をとっている人が徐々に減っている気がする昨今...医学博士号、50歳以上は6割、若手は1割◆Vol.7Q 医学博士号の取得について教えてください。医学博士号（博士号（医学））の取得状況を尋ねたところ、「取得済み」は50歳以上では64％に達した一方で、35歳以下では9％、「取得希望・準備中」の36％をsp.m3.com医学博士号、50歳以上は6割、若手（35歳以下）は1割実は私、レアキャラでしたまあ医学博士とって何になるんだ？！て話だからかも...昔は総合病院や大学病院で上に上がるためには学位（医学博士）は必須でしたが今はそこまで重要視されてませんただ、大学院でしかできないこと、過ごせない時間は変え難いものなので私は大学院完全肯定派ですもし悩んでいる方がいたらぜひメッセージやコメントください📝✨昭和大学の大学院はお求めやすく初年度は入学金等合わせて90万円（昭和大学出身者は施設費が免除で60万円）、２年次以降は年額50万円です大学院 | 大学院・研究・留学 | 昭和大学医学部整形外科学講座昭和大学医学部整形外科学講座の大学院進学について研究内容やコース、学費、在学中の給与、よくある質問などを紹介します。showa-u-orthopedic.comいやバリバリ高いですね他の大学はどんな感じかというと...医学部受験ノートによれば【医学部大学院の学費】入学金や授業料、奨学金制度を解説！ | 医学部受験ノート医学部大学院の学費がいくらか知りたいですか？国公立大学と私立大学ごとに、医学部大学院の入学金や授業料の費用を解説します。さらに学費を抑えるための奨学金制度についても説明するので、医学博士の学位を取得したい方や将来的に教授になりたい方は、ぜひ参考にしてください。igakubu-note.jp国公立は法科大学院を除いて全学部一律そして私立の差がえぐい東邦大学なんて私立高校より安いない？！都内私立高等学校(全日制)の学費の状況｜東京都東京都内所在の私立高等学校の「令和4年度の初年度（入学年度）納付金」の状況についてとりまとめましたのでお知らせします。www.metro.tokyo.lg.jp私立医学部＝高いイメージがあったから驚きました学費一つとっても各大学のブランディング戦略が見える気がして面白いですよね