11/27論文 偽滴状角膜の診断とマネジメント
苦い思い出のあるグッタータ予診を取った時にkpとなんかざらざらした内皮面には気づいていたのにguttataという認識がなくてフックス角膜ジストロフィー(FCD)と診断下せず...上の先生に写真撮れたんだから診断できるでしょーと言われて勉強不足を実感したことがありましたFCDは常優あり、孤発ありいずれはBK→移植になる方が多いです他の常優の内皮ジストロフィとの鑑別は先天:常優、常劣 生後すぐ-10歳実質浮腫と混濁後部多形性:10-30歳 水疱様、帯状変化限局性浮腫FCD:40-60歳グッタータ、実質浮腫とここまでメモ📝です前置きが長くなりましたが以下が論文内容Diagnosis and Management of Pseudoguttata: A Literature ReviewDiagnosis and Management of Pseudoguttata: A Literature Review - PubMedCorneal pseudoguttata (PG), also known as pseudoguttae or secondary guttata, is a transient, reversible endothelial edema commonly associated with anterior segment pathology. While…pubmed.ncbi.nlm.nih.govこちらもオープンアクセスなので是非正直、難しい内容で抄録を理解するのがやっとでした抄録まとめ角膜偽グッタータ(滴状角膜:PG)は一時的な可逆性の内皮浮腫で前房の病理(病態?)に関連する。想定以上にスリットランプの診察で目にすることは多い。屈折矯正術後に角膜炎を起こした症例やその後の点眼薬治療をした例など。PGはスリットランプでの角膜内皮の観察ではダークスポットとして見え、初期のグッタータに似ている。グッタータとPGの違いは、PGは時間が経つと改善することとデスメ膜には波及しないこと。他にグッタータに類似するものは内皮ブレブ(EB)と内皮剥離(ED)。EBはコンタクトレンズ使用や低酸素の後にあらわれる、一種のPGと言えるかもしれない。EDはデスメには波及しない、内皮細胞の欠損で明らかに特徴づけられる。共焦点顕微鏡(confocal microscope)は4つの病態を鑑別するのに有用だろう。with differences in border definition and the presence of hyperreflective areas two main distinctions→わからず、、、おそらく境界構造の違い、高輝度像が鑑別に有用?PGはconfocal microscopeで境界不鮮明で隆起した形を持つ低輝度像を呈す。PG.EB.EDはグッタータと違い、時間と共に消え、手術を要しない。PGとEBは原因となるコンディションの改善が必要