昨年、ドライバーのヘッドカバーを柴犬にしたこと、またそれに首輪をつけたことを記事にしました。
首輪をつけたのは簡単に外れないようにするためでしたが、本物の犬用で革製のため伸縮性がなく、着脱しにくいという難点が。
故に乗用カートでプレーする時は、外しっ放しにして柴犬クンはカート後部の籠の中から私のショットを見守ってくれています。
これはこれで、なかなかカワイイんですけどネ。
で、先日某名門ゴルフ場でラウンドした時のこと。
そこは今時珍しく乗用カートがないコースで、私のような昭和世代のゴルファーには懐かしい、キャディーさんが電動カートでバッグを運ぶスタイルでした。
乗用カートのように大きな籠が付いておらず、ヘッドカバーを置くスペースはなし。
さりとてティーショットするたびに着脱するのは面倒だし、どうしたものか・・・と思案しながらスタートホールに行くと、電動カートと共にベテランの女性キャディーさんが待っていました。
見ると、ヘッドカバーは既に外されていたものの、手前の小さな籠の中に柴犬クンはいません。
「あれ、キャディーさん、ヘッドカバーはどこにあるの?」
と聞くと、
「あっ、前にいますょ。」
ん? どういうこと・・・と思ってカートの前に回ったら・・・
なんとキャディーさん手編みの袋に、スッポリ収まっていたのです。
まるでカンガルーの赤ちゃんみたい!
氷点下なのに、朝日を浴びて暖かそう!
あまりの可愛さに、思わず写真撮っちゃいました。😅
しかもこのキャディーさん、袋と同じ色で着脱しやすいヘッドカバーも編んでいて、
「クラブが傷つかないように、コレかけておきますネ。」
そして同伴プレーヤーにも、色違いのヘッドカバーを被せてくれたのです。
通常はヘッドカバーを外して剥き出しのままプレーしますので、こういう気配りをしてくれたことに、私は少なからず感動してしまいました。
昼休みにクラブハウス前に並んでいる他のカートを見てみたんですが、こういうお手製のヘッドカバーはかかっておらず・・・コースの指示ではなく、私についてくれたキャディーさん独自の気配りであることが分かりました。
こういうサービスに接すると、かつて接客業に従事していた私の気持ちはホッコリ・・・新春早々気分よくラウンドできた次第。
でもそれでスコアが良くなるとは限らないのが、ゴルフの難しいところですが。😣