手編み | ナベちゃんの徒然草

ナベちゃんの徒然草

還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

昨年、ドライバーのヘッドカバーを柴犬にしたこと、またそれに首輪をつけたことを記事にしました。

 

首輪をつけたのは簡単に外れないようにするためでしたが、本物の犬用で革製のため伸縮性がなく、着脱しにくいという難点が。

故に乗用カートでプレーする時は、外しっ放しにして柴犬クンはカート後部の籠の中から私のショットを見守ってくれています。

   

これはこれで、なかなかカワイイんですけどネ。

で、先日某名門ゴルフ場でラウンドした時のこと。

そこは今時珍しく乗用カートがないコースで、私のような昭和世代のゴルファーには懐かしい、キャディーさんが電動カートでバッグを運ぶスタイルでした。

乗用カートのように大きな籠が付いておらず、ヘッドカバーを置くスペースはなし。

さりとてティーショットするたびに着脱するのは面倒だし、どうしたものか・・・と思案しながらスタートホールに行くと、電動カートと共にベテランの女性キャディーさんが待っていました。

見ると、ヘッドカバーは既に外されていたものの、手前の小さな籠の中に柴犬クンはいません。

「あれ、キャディーさん、ヘッドカバーはどこにあるの?」


と聞くと、

「あっ、前にいますょ。」

ん? どういうこと・・・と思ってカートの前に回ったら・・・

   

 

なんとキャディーさん手編みの袋に、スッポリ収まっていたのです。

まるでカンガルーの赤ちゃんみたい!
氷点下なのに、朝日を浴びて暖かそう!

あまりの可愛さに、思わず写真撮っちゃいました。😅

しかもこのキャディーさん、袋と同じ色で着脱しやすいヘッドカバーも編んでいて、

「クラブが傷つかないように、コレかけておきますネ。」

そして同伴プレーヤーにも、色違いのヘッドカバーを被せてくれたのです。

通常はヘッドカバーを外して剥き出しのままプレーしますので、こういう気配りをしてくれたことに、私は少なからず感動してしまいました。

昼休みにクラブハウス前に並んでいる他のカートを見てみたんですが、こういうお手製のヘッドカバーはかかっておらず・・・コースの指示ではなく、私についてくれたキャディーさん独自の気配りであることが分かりました。

こういうサービスに接すると、かつて接客業に従事していた私の気持ちはホッコリ・・・新春早々気分よくラウンドできた次第。

でもそれでスコアが良くなるとは限らないのが、ゴルフの難しいところですが。😣

 

 

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