子供はもちろん大人も大好きで、これから暑くなるほどペロペロなめたくなる食べ物・・・それが何か、もうお分かりでしょネ。 今日・7月3日は、その
ソフトクリームの日
なのだそうです。
今からちょうど70年前の今日・1951(昭和26)年7月3日、明治神宮で開かれた進駐軍主催のカーニバルでコーンカップに盛られたソフトクリームが売られ、初めて一般の日本人がソフトクリームを食べ、フリーザーの運転を見たことを記念した日なのだそうな。
まだ激辛党でなかった子供の頃、私もソフトクリームが大好物。
デパートに行った時、お袋にせがんで食堂でスタンドに立てられたソフトクリームをなめたものです。
今でもこんなスタンド、使っているんでしょうかネ?
そして売り場のおネエさんやおニイさんが、クルクルと綺麗に渦を巻きながら乗せていく様を、尊敬の眼差しで見つめたものです。
ところで皆さんは、ソフトクリームとアイスクリームの違いをご存知でしょうか?
実は両者の成分って、殆ど同じなんだそうです。
違いはその温度。
アイスクリームはソフトクリーム状の柔らかいクリームを容器に詰めて-30℃以下で急速に固めた上、-25~-30℃で保管されており、一方ソフトクリームの製品温度は-5 ~ -7℃。
つまり、〝出来たてのアイスクリームがソフトクリーム〟ってこと。
ちなみに英語では “soft serve ice cream ” と言うそうで、ソフトクリームは和製英語なんですって。
19世紀に入って冷凍技術が急激な進歩を遂げ、アイスクリームが大規模な工場で作られるようになりましたが、冷凍保存の必要が。
何とか直接フリーザーから作り立てのアイスクリームをお客さんに手渡すことができないか?・・・ということで、掃除機のモーターと流用したアイスマシンとフリーザーを合体させたオートマティック・ソフトサーブマシンがアメリカで開発されたのが、1931年。
その20年後に日本にやってきた、というわけです。
それから、ソフトクリームの定番なのが、受け皿のコーンカップ。
よく略してコーンと呼んでましたが、私はてっきり
【コーン= corn =トウモロコシ製】
だと思っていたら、これは間違い。 正解は、
【 cone =円錐】
即ち形を言い表した名称で、原料は小麦なんですって。
さて、今まで私が最も美味しいと感じたのは、清里高原と那須高原で食べたソフトクリーム。
ただあまりに濃厚過ぎて、後でお腹がギュルギュル鳴りましたけど。
間もなく夏休み・・・お勧めソフトクリーム(・スポット)をご存知の方、是非情報をお寄せ下さい!