母 娘 <上> | ナベちゃんの徒然草

ナベちゃんの徒然草

還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

病院を舞台にしたドラマ・映画は数あれど、看護師を主役にした作品は殆ど見たことがありません。


しかしそんなTVドラマが2009年にアメリカで制作・放映され、日本でも今年に入って海外ドラマ専門チャンネル〝AXN〟で放映されました。 題名は、


『しあわせの処方箋』 (原題:HAWTHORNE


ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、1話正味45分の中に病院内で起こる様々なエピソードをちりばめた、大変中身の濃いヒューマンドラマに仕上がっています。


主人公の名は原題になっている、クリスティーナ・ホーソン。 

そして演じる女優が、ジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Pinkett Smith


実はこの方、アメリカの人気俳優ウィル・スミスの奥さん (彼らの息子が現在公開中の 『ベスト・キッド』 に主演、とまさに役者一家) なのですが、大変知性的かつ表情豊かに主人公を演じています。


              ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-しあわせの処方箋


この秀作ドラマの中で、こんなシーンがありました。


1年前に夫を亡くしたホーソン師長には、高校生の一人娘・カミールがいます。


彼女がボーイフレンドと共に母親の働く病院で勉強していると、突然そのボーイフレンドが発作を起こして昏倒。


その容態から彼の薬物使用を疑った医師とホーソン師長が検査を行うと、残念ながらドラッグの陽性反応が・・・。


その時点でホーソン師長は、付き合っていた我が娘の薬物使用を疑います。


彼女は自分の部屋にカミールを呼ぶとボーイフレンドから陽性反応が出たことを告げ、娘にも尿検査をするよう彼女の目の前に紙コップを差し出します。


(当然のことながら)カミールは激しく拒否。


「私はドラッグなんてやってない。 ママは私を信じてくれないの?」


もし無理やり検査させれば、下手をすると親子の信頼関係に大きなヒビが入るかもしれません。 でも万が一、娘がドラッグに手を出していたのなら、ここで止めさせないと手遅れになる・・・。うー


さて、もし皆さんがホーソン師長の立場だったら、愛娘に尿検査を強制しますか?


 

                      ・・・・・To be continued



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