禁煙できない妊活中の旦那様へ

最近連続でクライアントさんの妻達から同じお悩みが！

旦那がタバコをやめてくれない。

医師からも言われているのに、隠れて吸っている。

私は採卵のために頑張っているのに、禁煙出来ない夫をみていると、悲しいし、怒りが湧く。

などなど、皆さん旦那さんもタバコでとても悲しい思いをされています。

いつもクライアント様にお伝えすることは、夫は妻の言う事は聞きません。

妻が言えば言うほどへそを曲げてしまうと言うパターンが7割8割でしょう。

もちろん素直に聞いてくれる大人なマインドの持ち主の旦那さんはすぐ禁煙に取り掛かってくれます。

後は権威に弱い人、例えばお医者さんの言う事は聞いてしまうと言うような人もまだまだ良いでしょう。

それ以外の人たちは、がんとして禁煙しないんです。

決して妻が嫌いなわけではなく、むしろ愛していて、子供も欲しいんです。

じゃあなんで辞めてくれないの！？

私も同じ立場なら、マジで離婚すら考えたくなる案件ですよ！！

今日は今までの私の経験から禁煙出来ない夫について考えてみます。

★禁煙出来ない夫のアレコレ

①単純に中毒

タバコのニコチン中毒です。甘い物が好きな人がスイーツがわかっているけどやめられないのと全く同じ事です。定期的にとらないとイライラしたり、落ち着かなくなります。

②アイコスだから大丈夫と勘違いしている

電子タバコは新しいもので、まだそのリスクと安全性は確立されていません。薬でも何でも新しい物は注意が必要です。オシャレな広告の裏は想像できますよね。

③タバコを吸う事で休憩時間の確保をしている

この感覚は昭和感じますねー！タバコに缶コーヒー！タバコが無いと休憩出来ないはいい訳です。ブラックコーヒーだけで休憩はできます。

④心理的依存が大きい

ニコチン依存症の肉体的依存は禁煙外来などの薬で対処ができますが、この心理的依存は厄介です。辛い仕事の後の一服が美味かった！ストレスを感じたが、一本吸ったら気持ちが晴れた　など　タバコに対しての良いイメージが強ければ強いほど離れられないし、長くタバコを恋しがります。

⑤そもそもタバコが体に悪いと思っていない

〇〇さんは長くタバコを吸っているが元気だ！

△△さんはタバコを吸っていないのに肺癌で亡くなった。タバコは関係ない！とタバコと健康被害を覆そうとする、自分正当化タイプ。

こういうタイプには一般的な肺癌の話しよりも、タバコによるその他の影響を知ってもらうことも大切です。

顎のガンや、舌ガンのタバコとの関係を夫は知っているでしょうか？

そのような部分の癌を患うと、人によっては、手術で顎を取り、顔は大きく変形、話す事もできなくなり、リハビリが非常に大変。

このような事実を知らない人はタバコは体に悪くないと思い込んでいる人が多いようにみえます。

★タバコを吸った痕跡は肺にずっと残ります

禁煙の話になると、私は必ず告白します。

実は私も喫煙者でした。

今だから言えますが、10代の後半からなんとなく興味でタバコを吸い始め、26歳で禁煙しました。

今でも健康診断に行くと、レントゲン写真を見た医師から

「タバコを吸っていた痕跡があるね」

といわれます。

ウィンストンという重いタバコを吸っていた私がスパッと禁煙できた事は人生の中の重要なポイントです。

私が禁煙をしたときはタバコを持っている状態で禁煙に入りました。

禁煙を始めて3ヶ月間はタバコを吸う夢を見ました。

朝起きるとタバコが吸いたくて、でもそれをぐっと我慢する。

そんな日々が続きました。

禁煙を始めて3ヶ月が過ぎた頃またタバコを吸う夢を見ました。

すると吐き気がしました。

その時に私はニコチン依存症が抜けたと確信したのです。

私の場合は、風邪を期に将来を考えて禁煙しようと強く心に誓うことができました。

切り替えの早い私は禁煙に成功しましたが、このマインドセットがなかなかできない方は、あと1本あと1本と吸ったり、また表面的には禁煙したと言っておきながら、妻には隠れてタバコを吸ったりしています。

タバコをやめられない夫たちの本心はなんでしょう。

自分が1番かわいいんです。

もちろん平常時は人間はそれでいいのです。

でも時として選択しなきゃいけない時があるんです。

自分たちが不妊治療をするにあたりコンディションを整えるために禁煙をする。

そして子供がいる家庭では子供の健康を願って禁煙をする。

女性の私たちはそんなこと当たり前だと思いますが、男性は改めて言われないと想像できない人もいます。

★一生お菓子を食べるなと言われたらキツいが、期限を決めればできますよね！

好物を一生食べるなと言われたら、私だってそれはとてもブルーになります。

でも目標があってそこが叶うまでは頑張ると決めればできるのではないでしょうか？

禁煙もそれと同じです。

不妊治療する期間は今から何年位と決められますよね。

そこを設定してあげるのです。

例えば具体的に

私は42歳だから不妊治療ができるのは2年位だろう。だから2年間だけ禁煙して欲しい！後は自由にして下さい。

と期間をきちんと決めて淡々と説明するのです。

一生と言われると人は落ち込むものですが、リミットが決まっていれば気楽になります。

しかし面白いもので、2年禁煙すれば、人はもうタバコを吸いたいと思わなくなります。

なぜなら、ニコチン依存が抜けるからです。

食事療法も同じことが言えます。

ゴールにたどり着いたり、夢が叶った時は1度食を緩め、後は体調見ながら自分で決めれば良いのです。

不妊治療に入った時は、やはりずっと平常運転でいいと言うわけではありません。

改善すべきところは改善する。

そしてベストコンディションを目指して暮らしながら新しい命をお迎えするスタンバイをする。

こんな心持ちがこれからやってくる赤ちゃんへの思いやりではないでしょうか？

ぜひタバコを吸っている夫を持つ奥様方へ

期限を決めてタバコをやめてみない？と言う家族会議を開いてみてください！

それでも首を縦に振らないなら、コウノトリごはんのカウンセリングにお連れ下さいませ^_^

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