望診法とは「食で心と体を整える知恵」
東洋医学の一つである「望診法」という言葉を聞いたことはありますか?
望診法は、顔や体の状態やサインを観察することで、内側の健康状態を読み取る方法
で、東洋医学の基本的な診断法の一つです
この望診法とマクロビオティックをベースとした食養生を組み合わせることで、どんな食べ物が多すぎて、体のどの部分に負担をかけているのかを読み解くことができます。
望診法は身体を外側から観察するレントゲン?!
「反射区」という言葉をご存知ですか?
足裏マッサージが好きな方なら、一度は耳にしたことがあるかもしれません。
望診法では、顔や体のパーツが内臓の状態を映し出すと考えます。
たとえば、唇は消化器の反射区とされています。
つまり、胃腸の健康状態が唇に現れるということです。
胃腸の調子が悪いときに、唇が乾燥したり、口角が切れたりした経験はありませんか?
望診法では、上唇が胃、下唇が大腸の状態を反映していると読み取ります。
さらに面白いことに、手や足の指にもそれぞれ異なる反射区があります。
そのため、手や爪、足を見て健康状態を判断することもできるのです。
また、望診法ではニキビの色やシミの位置、ホクロやイボも観察し、どの食べ物が過剰になっているのか、どの臓器に負担がかかっているのかを読み取ります。
そして、そのバランスを整えるための解決策をお伝えしています。
心と体に影響を与える食事
食事は、体だけでなく心の状態にも影響を与えます。
たとえば、消化に負担のかかる食べ物や甘いお菓子を摂りすぎると、体がだるくなったり、気分が不安定になりやすくなったりします。
それに対して、和食を中心としてお米や旬の野菜、魚などのシンプルで自然な食材を選ぶことで、身体にエネルギーが充満し、疲れにくく元気になり、心も穏やかに保つことができます。
世の中にはファストフードをはじめ、安価な外食や、手軽なお惣菜、本来日本人が食べてこなかった料理など、私達の様々な種類の「欲」を満たす食があふれています。
日本人として本当の意味での「食を楽しむ」ことで実は精神的にも満たされるのです。
望診法の結果から食生活の改善方法が見える
望診法ではあなたの体質にあった食材を選ぶことで、顔の状態や体の健康を改善することができると考えます。
たとえば、シミと油の関係を例に挙げると、シミは油の代謝機能が低下しているサインとして読み解きます。
特に、揚げ物や脂っこい食べ物を日頃から食べていると、油の代謝と関係がある肝臓に負担がかかり、その影響が顔に現れるのです。
そんなときは、揚げ物や油の多い食事を控え、煮物や蒸し料理に変え優しい食事を心がけると良いでしょう。
自分の体の声を聞き「食」で自分を労わるのが望診法
このように、望診法を通じて顔や身体のサインを読み取り、それに合わせた食事の工夫をすることで、自然な健康美を手に入れることができます。
そして、その健康の延長線上に妊娠、出産があるのです。
子宝や婦人科系疾患をはじめ、慢性的な不調や不定愁訴、シミや肌荒れといった悩みも、「コウノトリごはん」でしたら体の内側からケアすることが可能です。
あなたの身体が発するメッセージに耳を傾けながら、無理なく続けられる食生活を楽しんでみてくださいね。
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