こんにちは!
Kikiです。
今日は朝から優しい日差し、気温もちょうどいいLAから愛をこめて!
昨日の夕方、我が家はハーブのいい匂いで満たされました。
女子力高そうな家 (笑)
次女から、月のものがきそうでこないから体がだるい、もう限界!ハーブ蒸し!!!
とリクエストがでたからです。
よもぎをメインにいろいろなハーブが混ざったバックを小さな鍋で煮出し、
専用のボックスに入れコンロでグラグラ、専用のガウンをかぶって蒸気で蒸されて。
次女は気持ちがいいからやめたくないと言って2時間近くも蒸されながらNetflix鑑賞。
今朝、無事に月のものも始まっていい笑顔。
薬草効果に頼る原始的な方法ですが、
娘たちは大好きで、女性特有の辛さを感じると、「あれやって」、と言ってきます。
家中がいい香りなので、それだけで心もからだも癒されます。おこぼれにあずかれます。
昔、ウナギ屋さんの煙で白米3倍食べれるね、と、友達が言っていたことを思い出しました。
そんな感じでしょうか (笑)
薬草、といえば、私の中では間違いなく”魔女”のイメージ。
昔実家の近所に、たった一人で、
植物や花や野菜や木に囲まれた小さな古い平屋に住んで、畑いじりをしながら暮らしている初老の女性がいました。
遠くから見るその家が怖かったのですが、時々見かけるその女性は不思議な雰囲気で、
話しかけてみたい衝動がいつもありました。
近所づきあいもしていなかったのか、
あの人は誰?と家族に聞いても何も教えてもらえなかったと記憶しています。
その人はいつも、穏やかな笑顔をしていて、とても幸せそうだ、という記憶があります。
私の中の魔女は、あの女性です。
その後、本の中などに魔女が登場すると、必ずあの家とあの女性を思い出します。
大昔、魔女と呼ばれた人たちは、
きっとほかの人よりも感じる力があって、頭がよくて、薬草なんかの知識もあって、
感じた言葉や、薬草の力で人を癒し、治していた人なんじゃないかな、と私は思っています。
直感で話した言葉は、真実をついている。
都合の悪い人たちは、あれは呪いの呪文だ、彼女たちを糾弾しました。
野草で病気やケガをぴたりと治すのが信じられなくて、
毒を調合する怪しい人、と彼女たちは忌み嫌われました。
ご都合主義の社会から迫害されたのだと私は思っています。
私の中では、魔女と呼ばれた人々は、知的で品があって誇りがあって凛とした女性たち、
昔からちょっとあこがれています。
子供たちが小さかったころ、
ハロウィンの時に一緒に魔女の仮装をしたことがあります。
小さなお友達が寄ってきて、
「あなたは本物の魔女ですか?そんなに真っ黒で長い髪だから魔女だと思います。」
と言われて、とてもうれしかったことがあります (笑)
当時、この学校には日本人夫婦の子供が我が家の子供くらいしかいなかったので、
私の黒くてまっすぐで長い髪が珍しかったのだと思います。
ただそれだけなのに、ほめられた!、と思いました。
今でも自慢です (笑)
魔女は、ハーブも使うし、クリスタルも使う、月のサイクルも利用します。
それらを、誰かの体を治療したり、誰かのために祈りを捧げることに使います。
自然とつながって、愛にもとづいて他者のために行動できる人。
やはり私の中では、魔女はあこがれの存在。
LAでは、明日が新月。
新月は新しいスタートに向いているといわれます。
そのために大切なことは、”新月を迎える準備をすること”、だと私は思っています。
新月前の数日間がポイント。
新月までに、心の掃除をして自分自身を掃き清め、
スタートの準備をする。
そういうふうにできなくても、
やったつもりでもいいと思います。
やってみようと思うだけでもいいと思います。
私は、まず、好奇心を持ってそう思うことが、
最初の愛おしい一歩だと思います。
思うだけでも、すごい一歩!
”魔女は、新月の時間が来る8時間前から浄化の魔法をスタートさせます。自分の中の気づかなかった深い心の傷を癒したり、引きずりつづけてきた感情を癒して、新たな心で新月を迎える準備をします。”
穴口恵子さん 「神聖な自分と出会う 魔女入門」 より抜粋
お月様をゆっくり眺める時間も、今だからこそできることかもしれません。
軽い気持ちで手に取った本だったのですが、
子供のころの自分がよみがえってきてワクワクしました。
今は、マッサージでアロマオイルも、クリスタルヒーリングもしているし、
お月様のサイクルに合わせてお願い事もしています。
あの頃と何ら変わっていない自分が可愛いなと思えた一冊でした。
次女は日本語の本が読めるから譲ろうと思います。
私はいまだに、
日本とLAでは、本当に同じお月様を見ているのか、と不思議です (笑)
これも小学生のころからずっと同じ疑問 (笑)
変わってない自分です。
Kiki

