こんにちは!
Kikiです!
外出禁止令・5週目にはいったLAより愛をこめて!
私はマッサージ師。
マッサージ・セラピストになったのは約7年前です。
理由は、
元夫と別居してお金を稼ぐ必要ができたから。
とてもシンプル。
かつ、
英語ができないから、できるだけしゃべったり書いたり読んだりしなくていい仕事を探した。
これもシンプルね。
マッサージを受けるのが好きだった、とか、
昔からお母さんのカタモミをしてあげていた、とか
そういう美談はゼロです。
ふざけるなよ、と思われても言い訳は全くできません。
私が他人なら、そう思うかもしれないです。
でも、たどり着いてから気づくことがあります。
意志がなかったわけではない。
なぜかそうなってしまった、というふうに、
説明できないけれど、
今生でやるべきことや場所に、
人は運ばれていくことがあると思う。
これが、”魂の意志”、というやつなのかなぁ。
です。
アメリカにわたってきたのも、100%、元夫の都合です。
英語にもアメリカにも興味がありませんでした。
日本に残って子育てした方がいいよ、とアドバイスをたくさん受けましたし、
そうした方がよかった、と泣いて元夫に帰国を直訴したことも数百回。
しかし、今思う。
元夫の都合、と言っている方が、
何もできない自分には都合がよろしかった。
のではなかろうか。
昔から、人体の謎関連の本が大好きだったし、
なぜあの人はそんなことをしたり考えたりするのだろう、と考える暇すぎる子供だったし、
あのおじさんは笑顔が気持ち悪い、とか、
怖い顔だけど優しい、とか、
お母さんを嫌いだという気持ちは、どうやったらとめられるのだろう、とか、
人間というものの仕組み・構造にとても興味があったことは間違いない。
マッサージをしながら、
なぜこの部分が固いのかな?
なぜほぐれないんだろう?
なぜ笑わないんだろう?
なぜありがとう、って言わないんだろう?
どうしたら笑ってくれるかな?
何が好きなんだろう?
どうやったら気持ちいいのかな?
毎日毎日、クライアントさんの体と、無言の会話を続けています。
楽しい。
考えていることは、小さい頃の私と同じだ。
もちろんお客様からコンプレインを受けてへこみ、
むいてねー、辞めてやるっ!、って叫んだことなど数知れず。
それでも7年やってます。
ここに来たのは、これに出会うためだったのかもしれんな。
追えば逃げる、
というセリフは、失恋の時の慰めワードかもしれないけれど、
私の使命はなんだろう?
そのためには変わらなきゃ!
って、必死になってる時ほど見つかりにくいのかもしれません。
学生の頃がそうだったし、
離婚直後もそうだった。
でも、そもそも、
変わらなきゃ、が違うのかも。
自分以外の人間になどなれないし、
自分以上の人間にもなれない。
”最初から完全な人はいないのですから、開き直って「未熟ですが、やらせて下さい」というふうにやっていくうちに、どんどん洗練されていって何とか形になっていきます。”
足立幸子さん 「あるがままに生きる」より
変わる、じゃなくて
あるがままの自分を洗練していく、なのかもねー。
自己回帰して、あるがままの自分に出会う。
その時が楽しみ!
Kiki