猫だんごか。仁義なき戦いか。(活用ドキュメント 13:猫どうしの関係) | 愛猫手帳で観察・記録の習慣化を ~ ねこライフ手帳製作委員会のブログ

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「ねこライフ手帳™ ベーシック」活用ドキュメントの主人公、胡桃(くるみ)です。

▼胡桃が我が家にやって来た経緯については、以下をご覧ください。

出会うはずではなかった(プロローグ 1)

想定の内と外(プロローグ 2)

理由はある。意味もある。(プロローグ 3)

風をあつめて(プロローグ 4)

 

 

胡桃を迎え入れて、我が家は「愛猫3頭体制」となりました。

 

正直あれこれ大変な反面、にぎやかで楽しいことが増えるのもまた事実。

 

 

 

みんななかよくしてくれるのに越したことはありませんが、実際にはそうもいきませんね。。

 

 

 

 

今回はこちら。

 

 

 

 

 

●同居猫との相性は?(32~35ページ)

 

【記入項目】

 

同居猫の名前、年齢差、先住歴

相手に対する好感度(主猫 → 同居猫、同居猫 → 主猫)

気づいた点、注意点など自由記入欄

 

 

この項目は2頭以上の愛猫が家におられる、複数頭飼いのご家庭向けとなります。

 

時には微笑ましくあり、時には悩みのタネにもなる、猫どうしの相性。

人間と一緒で、個性がぶつかり合うことで生まれる関係性はそれぞれです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

りゃもちろん、

 

 

 

 

これからの季節、、

 

 

 

 

 

 

なかよく身を寄せ合って、ぬくぬく猫だんご というのが最高の理想ですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『この家にボス猫はふたりもいりゃあせんのじゃああぁぁぁぁぁ!!』

 

 

(引用:「仁義なき戦い 広島死闘編」)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、

 

血で血を洗うような抗争に発展するケースもないとは限りません。

 

 

 

 

 

あなたの客観的な評価で、相性や好意の度合い、距離感、注意点の有無などを記録します。

 

 

相手は猫という、「怒ったら荒ぶるケモノ」。

 

ケンカも度を越してしまうと、大けがにつながってしまいます。

(爪で深く引っかかれた。犬歯が折れた。目をやられた。。私もケンカがらみでいろんな話を聞きます)

 

 

 

 

 

 

 

ましてや来客中や預かり中ともなれば、人間へのとばっちりも大いに考えられます。

 

 

 

 

止めに入ろうとして……というのは多いですが、

 

 

 

 

 

 

たとえば某オス猫が全力疾走中、

 

 

方向転換のブレーキをかけた場所が、運悪く、人間の手の甲の上となってしまい、

 

 

 

 

 

 

 

そこから爪でグイッと踏ん張られて、

 

 

 

手の甲が数か所血だらけに……て、 それワシやないかい!!

(流血を見て少しだけ反省した胡ぶへい。少しだけ。ほんの少しだけ。)

 

 

 

 

 

 

愛猫が4頭、5頭といらっしゃるご家庭の場合には、相関図にすると分かりやすいのかもしれませんが、

 

この手帳に関しては1頭の愛猫を主体としていますので、「1頭 対 同居猫それぞれ」という図式で書いていただくフォーマットとなっています。何卒ご了承を。

 

 

 

 

たま胡、胡ぶへいと合流する日が待ち遠しい胡桃。

それぞれ年齢差があり、運動量も違う間柄で、果たしてどうなることやら。

 

そして手帳にどんな内容を記入することになるのか、楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

というわけで今回は、

この方たちをモデルに記入例をご紹介します。

 

 

お嬢・たま胡

 

 

 

大関・高安 胡ぶへい

 

 

 

2頭の関係について、ざっと経過を申し上げますと、

 

たま胡から3年遅れてやってきた、胡ぶへい。

警戒し合う仲から徐々に雪解けが進み、朝のぶつかり稽古も恒例となりつつあった中、

体格に勝る胡ぶへいの圧力が強いことに気づいたたま胡、さらには手加減を一切しない胡ぶへい、双方のパワーバランスが崩れてしまったことを機に、胡ぶへいの「たま胡に対する愛」が突如燃え盛る。

 

やがて執拗なストーキング、トイレ中の襲撃、マウンティング、噛みつきと反則攻撃を繰り返す胡ぶへいに対し、恐れをなしたたま胡が「拒絶モード」に入ったことから、先住猫であるたま胡への配慮を最優先に考える我が家は、同じ部屋にいながらも家族の不在時には胡ぶへいをケージで隔離する策を取る。胡ぶへい、たま胡に近づけない寂しさでオイオイと鳴くが、仕方なし。

 

幸い「家庭内半隔離」となってからは、再びたま胡が(ケージの中にいる)胡ぶへいへと近づくようになる。

胡ぶへいはたま胡のすべてが好きだが、たま胡は胡ぶへいのお尻だけが好きなようで、胡ぶへいが背中を見せた隙を狙っては匂いを嗅いでいる。

 

また、ケージの開放した状態での追っかけ合いでも徐々に反撃が見られるようになった。とりあえずめでたし。

 

 

 

 

 

すべてを盛り込むことはできませんが、

 

いろいろ端折りながら反映させてみましたところ……

 

 

 

※画像をクリックして拡大でご覧ください。

とはいえ、少々見づらいかもしれませんが。。

 

 

●主猫:たま胡 → 同居猫:胡ぶへい の場合

胡ぶへいからたま胡、ハート8つってなんだよ……

 

 

 

●主猫:胡ぶへい → 同居猫:たま胡 の場合

たま胡から胡ぶへいは一時ハートゼロでしたが、1.5まで回復

(0.5はお尻の匂いを嗅いでいる分です)

 

 

 

 

この項目には、8つの枠をご用意しています。

 

多頭飼いのご家庭でも対応できるほか、

既存の関係性に変化が出た場合には、新しい枠を使って変わり具合を記録することも可能です。

 

人間にそのすべては分からない猫と猫との関係。

その中身を少しでも探るべく、ぜひ長期的にご活用いただければ。

 

 

※次回につづく

 

 

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