04.03-04 ヤリたい。って理由じゃだめなの?ヤリカン2days
4月3日。最近登場回数の多いジャンダルムAOK氏と山中を後にして駆け付けたのは、遣水観音山(ヤリミズカンノンサン)。通称ヤリカン。
今日は霊水場までの道路清掃を地域の方々がされるということで、僕等もお手伝いできればと合流した。
霊水場から下りながら、集会場までの道路の雨や雪で道路に流れ込んだ土砂や枝を掘り起こしていく。今年は5月1‐2日にヤリカン100mile&12時間耐久があるからと、例年より前倒しで実施してくださったそうだ。天気にも恵まれ作業がはかどり2時間ほどで終了。
僕たちは遊ばせていただいている立場。感謝しかない。これからもお世話になります。
当日集まったランナーでパチリ。大会もみんなで夜通しで盛り上がりたい。
ここで、名物の大判焼きを2個補給。早起きして山中走った分を回収する。
翌日の4日はヤリカン試走会。
参加者の8割が初ヤリ体験。記念日は素敵な思い出になってもらわないと。
8:00会場スタート。つくばね新道登山口を目指す。全員で軽く1周しましょう。
要所要所で主宰の松本氏から解説が入る。
6合目付近。開けている場所で景色を見ながらの小休憩は、知らない方同士の緊張感をほぐすにも調度いい。ピークまでもう少し。
ピーク到着。展望台からの眺め、のどかでいいでしょ。
当日も楽しみましょう。
あとは遣水禅定道を下るだけ。9分ほどで霊水堂まで下りてこられる。頑張って上がったのに、あっけないもんです。
後は、ロードを走って会場まで。
昨日の清掃活動で道幅が広くなってて気持ちいい。
トレラン先輩は写真撮影とおいエナ販売係に。お疲れ様でした。
さて、1周終わって身体もあったまってきた。他のランナーさん達もそれぞれのタイミングで2周目に入っていく。どれくらいで1周回れるだろうか。ちょっとやってみる…で45分くらい。いい汗がかけた。
次はヤリ初マイルにエントリーしているAOK3と。マイルはここを23周で制限時間が36時間だから1周をエイドワーク込みで90分以内に納めたい。
結構ゆっくりと行けてしまう。もともと標高も低いから身体への蓄積ダメージも少ないようだ。
コマン谷は、ついつい突っ込みがちになるけれど、今までの経験を活かして、あせらずゆっくり動いて長く続けることを意識したい。
やばくなったら九九を数えるとか、明日の仕事のことを考えるとか、歴代の総理大臣の名前を思い出すとかも有効なのかもしれない。
途中、頂上の展望台で景色を見る余裕くらい持ってて構わない。それでも65分くらいで1周を終わってしまった。
頂上からの霊水場までの下りのパートは9分、霊水場から会場までのロードは10分弱。てことは登りはロード込みで1時間使える単純計算。
そして単調になりがちな23ループに折れない心が必要になるだろう。
もう、マイルに挑戦するランナーの皆さんには尊敬しかない。
僕はスタッフ兼12耐でとして応援しながら楽しませていただきます。
04.10 優しくしてね。OSJ山中
OSJ山中ロングに初挑戦するAOK3とコースの一部を試走。
今回は杉水峠。
80kmの全体の中でも富士写ヶ岳、大日山、小大日山という前半のもう勘弁してください編と三童子山、鞍掛山のあぁーこのまま土になりたいと願う心粉砕編の2部構成のつなぎとなるパート。
唯一走れるパートとも考えられるが、鬼の後半に備えて多少なりとも回復させておきたいパートとも言える。
6:00県民の森スタート。
今は人気もなく、ひっそりと佇む休憩舎も6月にはさながら野戦病院のごとくランナー達の救いの場となる。
ロードを少し下って杉水峠へIN。苦しかったのだろう、もはや僕には2019年の記憶の欠片もなく終始GPSとにらめっこしながらの試走となった。
積雪の影響だろうか、枝がコースを塞いでいるところもあったけれど、走れないことはない。
獣の気配に驚いたが、カモシカで安心した。熊鈴は効かないようだ。
時間の都合上、林道に出たところで折り返し、車で鶴ヶ滝登山道入り口に移動。
鶴ヶ滝コース登山口、この階段の右隣を登っていく。
緩やかな登りで走れそう。
今年のAOK3は気合が入っている。
鶴ヶ滝を左側に見ながら上る。
この階段には見覚えがある。歩き倒していた気がする。
やがて、後編の序章にしか過ぎない
無限急登階段が始まるのであった。
リミットの8:45 残念ながら今回はここで終了し引き返す。
登山口まで帰ってきて初めて気づいたこの景色。
里山の春の風景が僕に刷り込まれた恐怖心を少しだけ溶かしてくれた。
今日も最後まで読んでくれてありがとう。
それでは最後の曲です。
聞いてください…「GPSはいつも正直」
「人の記憶なんてぇ、薄れていくからぁ♪
気取らなくていい 素直になるのさぁ♪」
04.04 ありがとう 加賀海岸シーサイドトレイル
まずは、この状況の中、開催してくださった運営スタッフと関連行政の皆様に深く感謝させてほしい。ありがとうございました。
当日の天気予報は、朝から雨模様。
密を避けるために、会場は駐車スペースが広く取れる場所に変更されスタートまではなるべく車で待機という段取り。
会場は、さすがに地元の大会だけあってランナーもスタッフも顔なじみの方が多い。変なプレッシャーも掛けられて、フワフワする高揚感と不安からくる緊張感が交錯してしまい、テンションが徐々に上がって行く。
当日は、崩落箇所を回避するため、復路は回避ルートが設定されていた。この回避ルートを確保するために、スタッフさん達は相当な苦労をされたのではないだろうか。
スタートは、40名ほどのパックで5分刻みのウェーブスタート。スタートまではもちろんマスク着用。これからの形になっていくのだろう。
10:20 第3ウェーブスタート。
生意気にも前列に陣取りスタートダッシュ。ロングといっても30㎞ほどなんで巡航速度はキロ6は超えないように3時間以内を目標に突っ込んでみた。
画像提供:IWAI SPORTS
加佐ノ岬灯台の白色は、青色に映えるのだが、雨では仕方ない。
画像提供:Turtle SPORTS
福井の雄島がかすかに見える。天気が良ければ、海と空で構成される青の濃淡にさらに感動できたのだが、残念。
画像提供:Turtle SPORTS
つなぎのロードはあるものの、終始、走らされるトレイルが続く。
画像提供:Turtle SPORTS
そこそこ飛ばせるトレイルの連続。
画像提供:Turtle SPORTS
多少の上り坂もガンガン行く。
画像提供:Turtle SPORTS
木片チップを敷き詰めたフカフカゾーンはもう最高。仲間もガンガン抜いていく。
画像提供:Turtle SPORTS
しかし、20km手前で右足ふくらはぎに違和感。ジェルやスポドリでごまかすも効き目はほぼなし。右足ふとももとふくらはぎが強烈に攣ってしまい立っていられなくなってしまった。それでも何とか回復し、数キロ進むも次は両脚が攣る。あまりの痛さに地べたに倒れ込む始末。今までの貯金はどんどん減っていく。ジェルを飲みながら回復を願って、ゆっくり前へ進む。
復路の砂浜や海岸線の遊歩道は、ゴール前の気持ちのいいご褒美コースなのに先が遠く感じる。すでに200名ほどが通ったトレイルはぬかるんで、脚を取られては両脚が攣るの繰り返し。この経験は過去にもある。2019年のTOGA天空トレイルの学習が全く活かされていない。どうもショートコースは飛ばしてしまうところがある。
ゴール手前では苦悶の表情を浮かべ、オネエ走りになっていた。不甲斐なし。
画像提供:マッハ SPORTS
ズタボロになりながら何とかゴール。しかし反省材料の多い結果になってしまった。シューズの選択を間違えたし、スピ練をろくにしていないのに飛ばし過ぎた。ジェルや水分ももう少し多めに持ち込まなければならなかった。
加賀海岸シーサイドトレイル、表情の違う様々なトレイルを如何に休まずに走り切ることができるのか。と考えさせられる素敵なコース設計になっていた。来年は対策をバッチリ立てて臨まなければならない。
帰りは、オシャレな片山津温泉総湯で固まった両脚をじっくりとほぐした。
ついでに近くの定食屋で
豚焼肉定食、補給。これで消費カロリー回収完了。
そう言えば、会場ではヤリカンはもちろんのこと、OSJ山中の話題もあちこちから聞こえてきた。どうもエントリー状況をうかがっているようである。この様子だと今年は、定員枠が早々に埋まるのかもしれない。いや、それはないか。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとう。
それでは最後の曲です。聞いてください、「シーサイドウィンド」…
「潮風がぁ僕のふくらはぎをそっとなでるよぉ~♪」
03.28 こんなの初めて。スカイランニング SKY SNOW@一里野スキー場
ゲレンデを駆け上がって、また駆け下ってくる。地元、一里野スキー場で初めて開催される雪上スカイランニング。
僕の苦手な、レース途中で軽いめまいと血の味がしてくる種のヤツである。
当初は、見学のつもりが、運営側のトレラン先輩から「スウィーパーやりませんか」のお誘いを受け、喜んでお手伝いをさせていただくこととなった。
会場の受付風景。50名の募集枠もあっという間に埋まったらしい。大会に飢えたランナー達が集まったのだろう。会場では、久しぶりにたくさんの知人、友人と会えたし、コロナ禍でもみんな頑張って孤独に練習しているのがよく分かった。
9:00スタート。石川のトップクラスランナー、荒木君と枝元さんが引っ張っていく。
みんなを見送って、さぁお仕事です。
同じくスウィーパーを務める最近登場回数の多いAOK3。スタート後は最後尾ランナーを応援しながら後ろからグングン圧をかけている。新しいスウィーパーの形を見た。
登り4㎞、下り3㎞ D+500mほど。いやぁ、これは僕にはつらい。
以前はシーズン券買って、通い込んでたゲレンデを今は駆け上がってるんだから、未来のことなんてわからない。
3㎞地点でトップグループとスライド。通り過ぎざまに「苦しい」「しんどい」「走りにくい」とか言ってくるその顔は、みんな笑ってる。変だろ。
最後尾グループも楽しんでくれていて、頂上の折り返し地点でせっかく来たんだからと記念撮影のお手伝いもさせていただいた。
さぁ折り返しの下り、自然とスピードも上がる。
スウィーパーAOK3のスピードも上がる。
無事、ゴールまで見届けることができた。
記念すべき初イベントだから修正点はあるだろうけど、天気ももってくれたし良かったのではないだろうか。シーズンオフのゲレンデがこのように利用されることで、これからの新たな集客につながることを期待したい。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとう。
それでは最後の曲です。聞いてください、「春雪」…
「ザラメ雪は~♪」
03.20 能登にも春来たる 宝達山&峨山道
近場のトレイルへ行こうってことで
マッハさん、最近登場回数の多いAOK3、EKちゃんの4人で宝達山へ。
こぶしの路を8:00スタート。
様子見ながらポクポク上昇。
朝陽が差し込んでくるとあったかい。
乾いた落ち葉を踏みしめながら進む、気持ちのいいトレイルが続きますよ。
それでも途中には残雪があったり、通行止めもあって、う回路から山頂へ向かう。
山頂付近はすっかり雪が溶けていた。
2月に来たときは、
鳥居に手が届くほどの積雪だったから、随分と溶けていた。
とりあえず地味な山頂で記念撮影。
立山や白山は霞みながらも拝むこともできた。
これなんていうものだったかは、忘れたけれど、
ノリノリなマッハさんに促されて
撮ってしまった。
クールなメンズお二人も、このパネルの前ではどうしようもできない。
ここも桜が咲いていた。やわらかい陽ざしの中、ウグイスの鳴き声が響いて、
「ザ・春」を実感する素敵な時間を過ごさせてもらった。
無事下山し、そんな余韻に浸っていると、マッハさんがせっかくここまで来たのだから、おかわりしたいと…峨山道へ行きたいと おっしゃる。
行きましょう。
峨山道起点となる金丸駅着。ここであの峨山道は目を閉じていても走れると豪語するT本氏とバッタリ。6:00くらいから40キロ弱を周回してきたと、汗を拭きながら爽やかな笑顔でサラリと言えるところがスゴイわ。氏から現在のコース状況をざっくりお聞きし、スタート。
峨山道といえば、これ
と
これ。
峨山道名物のプラ段&鉄塔のアッペンダウンリフレイン。この心をジワリジワリと削っていかれるところがたまらないところ。
もちろん、ごきげんのトレイルもしっかりあるし、
案内板も設置されているから、ミドル練習にはちょうどいい。しかし、今年の能登地区の大雪の影響もあって
倒木がところどころで道を塞いでいるので
この辺りは走行に十分に注意が必要である。無理をせず引き返すことも重要な手段である。
お腹が空いたので、この7Km地点当たりで折り返し。
安全を確認して
全身運動でクリアしていくのもまたヨシ。
そこがまたトレランの魅力でもあるのかもしれない。
コース周辺には
ショウジョウバカマが咲いていた。ここにも春が来ている。
マッハさんも後ろから笑顔でグイグイ来ている。煽られながら無事下山。
今この二人の空腹感を満たすには、もうあの店しかない。無愛想だけど安くてボリュームのある台湾料理屋で
今日の消費カロリーを台無しにする台湾ラーメンセット680円也で満足
MF延期宣言から早くも体重が2kg増えてしまった。だれか止めてほしい。