カツミ9700のレストア その57:可変抵抗の見直し | 鉄道省半田鉄道局

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​(平成26年11月8日Yahooで開設、令和元年6月22日こちらに移転しました)

9700形は終盤ですが、機関車製作の終盤になると、製作が終わってしまうのが寂しくなるのか、ペースが落ちる傾向にはまっています。作るものは一杯あるので、そんな呑気な事は言っておれないはずなんですが。

関東合運で、補機用機関車に5KΩの可変抵抗を入れて調整し速度を合わせるという方法を教えていただきました。本機のモーターFK-050SHが高速なので、マネして可変抵抗を入れることにしました。しかし5KΩを入れたら制御性が悪い。1KΩでも悪い。「楽しい鉄道模型」記載のレオスタットは40Ω、松本風雅亭さんのブログで記載は100Ω。そこで10,20,50、100Ωの可変抵抗を入手して、交換してみることにしました。今日買い出しに行こうとしたのですが、定時前に事務所エアコン修理の依頼があり、閉店時間ギリギリに大須アメ横ボントンに間に合い、買うことが出来ました。

キャブ内に収まりました。こういう収容であればキャブ屋根を外して調整ができます。天賞堂SL-1に対してはこの角度が丁度よい感じでした。C10,C11は同じモーターで可変抵抗を入れていないので速いです。まあ、川端機関士の、C62よりもC11逆行の方が速かったという証言があったので、速いのはまあいいか、としていたのですが、9700形ではそうはいきません。

当鉄道の主力機、C51、D51、9600をテストしました。何とか、補機用としては実用の速度に調整できました。モーターそれぞれの内部抵抗、コントローラーの性質で色々変わるのだろうなとは思いますが、電気に弱い自分には調べようという気力も起きません。しかしまあ、課題が一個片付いたので、最終仕上げに努めましょう。

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