リーダーとは、一部のカリスマだけがなるものではない
「リーダー」と聞くと、声が大きく、決断が速く、人をグイグイ引っ張る人を思い浮かべるかもしれません。でも僕は、飲食の現場を30年以上見てきて、リーダーはもっと身近な存在だと思うようになりました。忙しい時に誰も取らない電話をサッと取る人。困っている新人に声をかける人。会議が止まった時に「こうしたらどうでしょう」と一歩前へ出る人。その場を少しでも前へ進めたなら、その瞬間、その人は立派なリーダーです。役職も年齢も関係ありません。正社員でもアルバイトでも、新人でもいいのです。僕は、リーダーとリーダーシップをわざわざ分けなくてもいいと思っています。リーダーシップを発揮した人が、その瞬間のリーダーだからです。そして、リーダーは1人でなくてもいいです。料理のことなら料理長、ワインなら詳しいスタッフ、デジタルなら若いスタッフが前に出ればいい。状況によって、バトンのようにリーダーが変わる組織のほうが強いと思います。大切なのは、何でも自分で答えを出すことではありません。周囲が自分で考え、動ける環境をつくることです。もちろん「任せる」と「丸投げ」は違います。目的と任せる範囲を伝え、困った時には相談できるようにし、最後の責任は上にいる人が持つ。そこまであって、初めて人は安心して挑戦できます。「もっと主体的に動いてほしい」と言いながら、失敗した人を責め、何をするにも許可を求める職場では、人は動けなくなります。アクセルを踏めと言いながら、サイドブレーキを引いているようなものです。良いリーダーは、自分がいないと回らない組織をつくる人ではありません。自分がいなくても、みんなが考えて動ける組織をつくる人です。リーダーは遠い世界の特別な人ではありません。「今、自分にできることは何だろう」そう考えて、小さく動くところから始まります。今日の気づきの“裏側”は、Noteのほうで書いてみました。よかったらのぞいてみてください👇リーダーとは、一部のカリスマだけがなるものではない|菅野 大輔 (ワインテイスター/食クリエーター:かんの だいすけ)こんにちは!皆さん。 今日は「リーダーとは何か」について書きたいと思います。 リーダーという言葉を聞くと、皆さんはどんな人物を思い浮かべるでしょうか。 人前で堂々と話す人。 決断がものすごく速い人。 自信に満ち溢れている人。 周囲の意見を押し切ってでも、グイグイ引っ張る人。 そして、何となく人を惹きつけるオーラのようなものがある人。 いわゆる…note.com