ひとそれぞれの優しさの表し方

おはようございます。

スピリチュアル・セラピストのImanari Kiwa(今成輝和)です

「優しい人」っていうと、

きっとそういう人になりたい。

と思ったり
憧れたり、好かれたり、

少なくとも「優しい人」に対して、

悪印象を持つ人はいないと思います。

でも、「優しい人」と一口に言っても、

「優しい人」へのイメージは、
それぞれ人によって違うかもしれません。

何か困っていることがあった時に、
すぐに相談に乗ってくれる人

そして何度も話を聞いてアドバイスをしてくれる人

また相談に乗っても、その後は見守っている人

二度と困らないように、一緒に考えてくれる人

間違ったことを指摘してくれる人

あなたは悪くないよ、と慰めてくれる人

自分の都合より相手の都合を考えて動いてくれる人

色々な優しさの行為があります。

ある人はそれらの行為を優しい、

と思えない人もいるかもしれませんが、

きっと相手を思いやる気持ちを持って、

行動するのは同じなんだと思います。

でも人それぞれにその行動の仕方が違う。

何故その行動が人それぞれ違うかというと、

自分の中に相手を思いやるというのはどういことなのか？
という基準がきっと違うんですね。

でも相手を思っての気持ちはきっと同じ。
だから、「優しい人」はきっと

誰もが甲乙つけがたく優しいのだと思います。

先日の事でした。

時たまお邪魔するカフェ行った時の事です。
カフェには、猫ちゃんがいます。

抱いてみたいのですが、いつカフェに行っても、
殆ど目を合わすことなく、
隅の方で日向ぼっこをしているのです。

でも先日、その子がガラスの扉の向こうから、

私の事をジーっと見つめてきました。

「あれ？なんかジッと見つめられている」

私も可愛くなってジーッと見つめ返していました。

後で知ったのですが、
猫と仲良くなりたかったら、

「猫とアイコンタクトしちゃダメ！」なのですね。

じっと見つめてしまうと、

猫に不必要に緊張感を与えてしまい、
せっかくの仲良くなるチャンスを逃してしまうから。

だそうです。

猫界において、

「目を合わせる＝威嚇の表れ」

と認識されるらしいです。

でもそんなことを全く知らない私は、
「見つめてる！可愛い！」

と猫ちゃんの瞳を見続けていました。

そして扉が開いたとたんに、

私のすぐ近くにすり寄ってきました。

「珍しく近寄ってきた」と思ったとたんに、

ヒョイ！と膝に乗ってきたのです。

顔を摺り寄せて、しばらく膝の上に座っていました。

ビックルしたのと、あまりの可愛いさに、

ウルっとしてしまいそうでした。

何故なら、オーナーが話すには、

その子は癒しの猫ちゃんだったからです。

話によると、癒しが必要な人のところにだけ、

膝に乗るそうなのです。

実はその時、私は身体的に少しダメージがあった時でした。

自分は元気！と思ってはいましたが、

まだ回復には至っていなかったのです。

そんな私の状況を知る由もない、猫ちゃんが、
きっと私のエネルギーを感知して、
「これは膝の上に載って、癒した方がいいぞ！」
と感じてくれたのでしょう。

そして何分かすると、スッと降りていきました。
それはそれは、もうあっさりしすぎるほどに。(笑)

時によっては、

何時間も人の膝の上に座っている時もあるそうです。

だからその日の癒しは数分でよかったのですね。

猫ちゃんですから私との会話は一切なし！
でも私の状態は分かっていて、数分寄り添ってくれる。
大丈夫となれば、いつまでもいることなく、さっさと降りていく。

人間ではなかなかできない、潔い優しさを感じました。

でもそのあっさりしすぎるほどの猫ちゃんの優しさに、
心が触れ合えた喜びを感じ、涙が出るほど嬉しくなりました.

そして猫ちゃんは、優しくしよう！