友達を思いやるつもりが、いつの間にか不幸自慢の仲間入り？

おはようございます。

スピリチュアル・セラピストのImanari Kiwa(今成輝和)です。

友達と話しているときに、
楽しい話ならいいのですが、
いつも愚痴っぽかったりする人いませんか？

ラインなどでも、
「ちょっと聞いて～！こんなひどい事あったの。」

と突然のように泣き言が送られてきたり。

ま、日々生活していると、色々な事が起きるので、
友人だからこそ

聞いてほしい。

話したい。

分かってほしい。

という気持ちは当然湧いてくることだと思います。

ただ、その頻度が多い人。
そんな人との会話はちょっと疲れてしまいますよね。

カフェなんかでこんな場面に遭遇することがあります。

グループで話しているママさん軍団。

誰かが、
「うちの主人は本当にいつも勝手なんだから・・・」

といい始めたとしたら、

他の友人も
「うちも一緒よ。うちの主人は非常識で・・・」

など。

またもう一人の友人も

「同じ！同じ！うちもそうよ。」

そこのグループみんなでご主人の悪口大会になっていたりすること。

ひょっとすると、あなたもそんな会話をした経験はありませんか？

ある人が、ご主人の愚痴をいつも話していたり、

子供の愚痴を話すことを、いつも聞いていたときに、

あなたもつられてご主人やお子さんの愚痴を話すことが。

時には本当に不満があって話すこともあるでしょう。

でもご主人にもお子さんにも特別不満はないのに、

何か自分も不幸な話、愚痴をこぼしたくなるような話をしないといけない・・・
という心境になってつい愚痴を言ってしまう事。

グループで話しているときは特にね。

特別な不満がないと思っている家族にも、
一つや二つ満足できないところはあるもの。

探してみたら愚痴を言う題材としては、いくつかはあげられるかもしれません。

そんなことはいつもは何とも思っていなかったのに、
友人の愚痴につられて、
「私も何か言わないといけない。」
と思って、言い始めてしまうと、何となく本当に不満に感じられてしまう事。

若いころの私もありました。

ご主人に対して愚痴を言っている友人の気持ちを、少しでも和らげようと思って、

「うちも同じよ。」

という事が。

でも、よく考えてみると、

友人はただ言いたかったのかもしれません。

友人は単に愚痴を聞いて欲しかった、話してスッキリしたかっただけかもしれません。

本当は心から悩んで話していたわけではなかったのかもしれません。

私が、「うちも同じよ。」という事で、

不満の感覚に共感し、共有して微妙な連帯感を作ってしまったのです。

何故そんなことを言ったのかな？

と振り返ってみると、

友達だから・・・

気持ちを和らげてあげたかったから・・・

一人じゃないと思ったら気が楽になるか思ったから・・・

など色々な理由があります。

でも一番の理由は微妙な連帯感を作りたかったのだと思います。

でも大切な友人との間で、不満を感じる連帯感など必要でしょうか？

友人だからこそ、幸せになるための気持ちを応援することが大切なのに。

今ならそれがわかるのですが、若いときの私はわかりませんでした。

しかも大切な家族の事を悪く言う事で、自分の気分をどんよりさせていたのです。

悪気がなく、良かれと思って、いえ、それさえも無意識で、
友人の愚痴につられて家族の不満を言ってしまいそうになったとしたら、

「本当に私は今家族に対して、人に話すほどの不満を感じているのかな？」

と立ち止まってみてください。

もしそれでもYESなら、きっと不満が溜まっているので、
少し吐き出すのもいいと思います。

でももし「それほどでもないわ。」と思うなら、
ただ友人の話を聞いて彼女の気持ちをスッキリさせてあげましょう。

ここまでの話は友人どおしの間での話です。

私のところにいらっしゃるクライアントさんは、
心のうちに悶々としてどうしたらいいかわからないからこそ、
ご相談にいらっしゃる方たちが殆どです。

そんなクライアントさんのお話を伺かがい、
解決できることは解決し
明るい未来に希望が持てるようにお話するのが、仕事なので、
遠慮なくご自身の胸の内を吐き出してくださいね。

こんなこと言ったらいけないかな？
こんなこと言ったらどう思われるかしら？

など、そんなことは全くご心配なさらずに、
どんな心のうちでも吐き出してくださいね。