カイヅカの剪定 | Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

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写真を主体として、日々の徒然な様を書いていければ。

なんてタイムリーなんでしょう。
チャボヒバの次に、カイヅカなんて。
 

※カイヅカ

カイヅカとチャボヒバは、似て非なる剪定です。
舐めるように剪定するチャボヒバとは対照的に、カイヅカはバババっと剪定します。

これは、何故かと言いますと、カイヅカを舐めるようにツルツルにしてしまうと、カイヅカの良さが無くなるからです。
カイヅカは、ふわっとしていてこそ、カイヅカ。
そして、カイヅカのふわっと感を出すには、何度もハサミを入れてはダメ。
バサッバサッと、鋏の入れる数を最低限に円を描いていきます。
 

すると、どうなるか。
芯だけ切って、芯以外が残るわけですよ。
だから、ふわふわになるってわけ。
美容室のすきバサミと似てますね。

チャボヒバは、ショートハンドルで高速に鋏を動かすのに対し、カイヅカは、ロングに持って低速にバッサバッサです。

仕立ての世界で「ネクタイは適当に縫え」と言いますが、アレと似てますね。
適当に切りつつも、全体のバランスをまとめるわけです。


たまに、カイヅカをずーーーーーっと舐めるように剪定して、ツルツルにしている人いますよね。
アレはダメです。
ダメというと言い過ぎかもしれませんが、私的にダメです。
 

カイヅカはパパっと済ませましょう。
そして、パパっと済ませなければならないので、職人の技量が問われます。

因みに、私は話に聞いただけなのですが、京都では一本一本葉を抜いていく剪定があるようです。
生垣でそれをやると、レースのようでとても綺麗なのだとか。
一回見てみたいですねw

剪定屋千角HP http://senteiya-senkaku.sakura.ne.jp/