山ツツジを語ってみる | Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

NoriakiのBlogへようこそ。 
写真を主体として、日々の徒然な様を書いていければ。

さて、これまでの平戸、久留米、霧島が、つまり皐月と間違う人が多いツツジとなります。
これから、ちょっと異色のツツジを。
山ツツジいってみましょう。



春になると、山に一番早く咲く綺麗な花があります。
それは、恐らく山ツツジでしょう。

冬には落葉していて、春には花が咲き、夏に芽吹きます。
気候的には、寒さに強く、暑さに弱い。
そう考えると、皐月や平戸と逆ですよね。
暑さに弱いので、東京都心では、相当キツイです。

板橋区では、あまりお勧めできません。

花の綺麗さでは、恐らく山ツツジが一番綺麗なのでは無いかと思います。
山ツツジの花は、どこか蛍光色のような趣がありまして、なぜか目立つんですよね。

皐月のように、低木で広がるのではなく、背が高くなるのが特徴です。

かといって、高木までにはならず、中木程度に高くなります。
刈込には弱く、自然な風合いを良しとします。
 

茶室などに、絶妙に合います。
風情ではピカイチです。

逆に言うと、茶室のような風情に合うので、今時の洋風な家には難しい。
和風庭園向きですよね。

安行に行くと、シーズンでは必ず売っているでしょう。
ただ、庭と合わせるのは難しく、上級者向きの植物と言えそうです。

剪定屋千角HP http://senteiya-senkaku.sakura.ne.jp/