霧島ツツジを語ってみる | Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

NoriakiのBlogへようこそ。 
写真を主体として、日々の徒然な様を書いていければ。

さて、関東ではあまり久留米と区分けをしないのですが、ちょっと簡単に御紹介しておきます。
関西では、久留米ツツジの上位種とされているのが、霧島ツツジです。
 


※ 品種 「八重霧島」

 

関西では、久留米の上位種とされています。
つまり、久留米より値段が高く、そして久留米より弱いとされています。
霧島で、一番珍重するのが、「本霧島」。 

通称、「ホンギリ」ですね。
珍重するがゆえに、値段も高いです。
 

名前の由来は、やはり九州の霧島連峰からです。
ただ、面白いのが、発祥は九州の霧島なのですが、霧島ツツジが爆発的人気をしたのが、東京(当時でいうと江戸)なんです。
なので、霧島は別名が江戸霧島と言ったりします。
これは、江戸で人気を博した霧島が、江戸から品種改良されて、江戸が産地となり、江戸から日本に広がったのが由来です。
私は、九州のホンギリと、東京のホンギリを見比べた事がありますが、明らかに東京のホンギリの方が元気でモノが良いです。
つまり、土が本場の九州よりも東京の方が合ってるのですね。
これは大変珍しい事です。

刈込がかなり効かないので、大体自然にしておくのを良しとしています。
その為、あまり一般的な家庭には向かないです。
お寺とかに多いですよね。

写真の八重霧島は、霧島でもかなり派手です。
ちょっと異色な霧島ツツジですね。
 

東京でも、普通の家にはあまり植わってないですね。

ただ、安行の植木市場に行くと、けっこう売っています。
もし、見つけたら家に植えて見ても面白いかもしれません。

 

剪定屋千角HP http://senteiya-senkaku.sakura.ne.jp/