久留米ツツジを語ってみる | Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

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さて、次は久留米ツツジにいってみましょう。

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※久留米ツツジの品種 日の出の雲

 

皐月ツツジとの相対性を語るならば。

まず久留米ツツジの方が、全体的に弱い。
花は皐月より小さく綺麗で、葉も小さく高級品種であるという事が言えると思います。
 

久留米ツツジの名の由来は、恐らく佐賀の久留米市なのではないかと思います。
平戸ツツジ、久留米ツツジ、そして霧島ツツジというのもありますが、どれも九州の名前ですよね。
つまり、ツツジは温かい場所が、基本的にはいいという事です。


よく、ツツジ寺というのが世の中にはありますが、そこで綺麗な花が写真ポスターで載ってますよね。
そこで写っている花は、10中8,9、久留米ツツジの花です。
園芸品種として、花の種類も豊富で、色んな色の花が咲きます。
 

逆に、皐月は園芸品種としては花の種類は非常に限られています。
もっと言うならば、庭に使う皐月は、ほとんどが「大盃」という品種です。
 

後で書く事になりますが、皐月は花の種類自体はとても豊富です。
ですが、それが庭に使う程大量生産はされてはいないのですね。
ほとんどが、盆栽の愛好家によるもののみで、一般化されてないのです。

久留米ツツジは、ちゃんと管理すればキチンと花が咲いて、これほど綺麗なものはありません。
ですが、例えば道路等の公共部に使うには、環境が過酷かつ水やり等が難しいので、まず枯れてしまうでしょう。
 

逆に言うと、道路の公共部でキチンと久留米ツツジが綺麗に咲いていたならば、これほど素晴らしい景色と精神性は無い。
モノ言わぬ緑を大切に出来ると言う事は、高い精神性が求められるからです。

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