オオスズメバチ | Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

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写真を主体として、日々の徒然な様を書いていければ。

昨日、ちょっとスズメバチの事を書きましたが、ちょっと面白そうなのでもうちょっと書こうかなと。

 

今日はオオスズメバチです。

 

 

一概にスズメバチといっても、オオスズメバチと、それ以外のスズメバチでは、全く格が違います。

 

はっきり言うと、オオスズメバチは狂っています(笑)

 

普通、昆虫だけではなくて、生物というのは自分の体が一番可愛いわけです。

なので、狩りをするにしても、なるべく無茶はしないものです。

ところが、オオスズメバチは、自分達の損害を無視して、ガンガン突っ込んでいきます。

オオスズメバチは、ほぼすべての昆虫に対して優位性を誇るのですが、いくらオオスズメバチでも、やはり同じスズメバチと戦争すると、被害が出るものです。

で、被害が出るのですが。。。

 

オオスズメバチは、被害を無視して突っ込んでいきます(笑)

 

これはつまり、多少の被害が出ようが、エサが沢山取れたらペイ出来るという発想で突っ込んでいくのですね。

こういう無茶な突撃を、オオスズメバチのようなピラミッドの頂点に立つ生き物がするというのは非常に稀です。

 

そして、オオスズメバチは、他のスズメバチとは毒の特性が全く違うと言われています。

オオスズメバチだけは、多様な毒を持っていて、酵素系から不酵素系、神経毒から様々な「毒のカクテル」を持っているのですね。

「イカレたドSの科学者が強引に作った生物兵器」という話を誰かがしていましたが、その通りです。

恐らくですが、日本国内のスズメバチの死者は、ほとんどがこのオオスズメバチのはずです。

 

日本の昆虫は、平均的には、世界の昆虫に比べて毒性が少なく気性が穏やかです。

アマゾンあたりの昆虫の方が、よっぽど狂暴です。

ですが、何故かオオスズメバチだけは、その攻撃力が世界的に見ても突出しています。

一説には、ハチの世界では世界最強で、自分より大きいハチが世界に沢山いるのですが、全て撃破するそうです。

 

空を飛ぶ能力も秀逸で、オオスズメバチはほぼ無限スタミナの飛行能力があるそうです。

100mや200m逃げても、全然余裕で付いてくるのです。

ヴァームを飲んでるどころじゃありません(笑)

 

オオスズメバチ、恐るべし!

 

因みに、そんなオオスズメバチが何故これだけ少ないかと言いますと、冬を越せないからです。

つまり、1年の命なわけですね。

ですが一説には、オオスズメバチは遺伝子的には、年を越せるだけの遺伝子的変化はいつでも起こりえるらしいです。

 

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