私がこの前駆除したスズメバチであり、板橋で一番見るのが、このコガタスズメバチです。
コガタスズメバチは、剪定中、庭師が一番出くわす可能性が高いスズメバチです。
それは、このスズメバチが一番「木の中」に巣を作るからですね。
しかしながら、本当に見えないような場所に巣を作るから、外から分からないんですよね。
大体、巣がある樹で剪定をし始めると、どことなく1~2匹飛んできて、周囲を旋回しはじめます。
で、「おっかしいな~。。。どこかに巣があるのかな~。。。」とか思って、気にせず剪定していると。。。
5~10匹くらいが旋回しはじめます。
そこで気づけば良いのですが。
気付かず剪定していて、枝を切った瞬間、目の前1mに巣をドンと見つけたら、もうビックリですよ。
巣からガンガン、キュベレイのように出撃しているわけですよ。
「うわああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~!!!」
と言いながら、梯子を下りて、100mダッシュですよ(3年前に経験アリ)。
逆に言うなら、逃げれるわけです。
コガタスズメバチは、そこまで刺しては来ないんですね。
「そこまで」という表現は曖昧だと思いますが、オオスズメバチとは全然違います。
これがオオスズメバチだと、梯子に登る前に、もう集団攻撃食らうと思います(笑)
ただ、コガタスズメバチは、名前でいうほどコガタではありません。
そして、オオスズメバチの次の次の次くらいには狂暴です。
で、やはり毒もありますし、アナフィラキシーショックもあります。
巨大な巣は私は見た事が無くて、15~20cmくらいの巣が多いような気がします。
ただ、小さいからこそ分かり辛いし、だからこそ身近にいることを考えると、一番注意しなければいけない存在かもしれませんね。
剪定屋千角HP http://senteiya-senkaku.sakura.ne.jp/
