‘身の丈’の環境認証 ISO 14005 | WIN-WIN

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‘人’と‘人’で構成される‘組織’の付加価値向上を!

ISOInternational Organization for Standardization)は、国際標準として定められた規格で、国際的かつ客観的な尺度として広く認知されています。しかし、ISOの取得はブームと言われた時期を脱し、最近はすっかり下火とも言われています。



<ISO認証の代表的なもの>

ISO 14001(環境マネジメントシステム)

ISO 9001(品質マネジメントシステム)

ISO 2200(食品安全マネジメントシステム)

ISO 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)



中小・零細企業では必要に迫られた企業・業界以外は関心が薄い、あるいはそもそも関係のないものととらえられていることでしょう。(あまりよく知らないというところも多いことでしょう)

中小・零細企業でも、

 製造業であれば取引先からの要請で取得。

 建設業であれば、公共工事に入札する条件としての経審の評価点数

 を上げるために取得。

でも、

・書類や押印ばかり多くなってかえって効率が落ちた

・コンサル費用などでむしろコストアップになった

・認証取得自体が目的となっている

   ・経営の役に立っていない  

など否定的な意見もよく聞かれるところです。



これらのISO規格は「あらゆる種類・規模の組織に適用するように作成されている」ため、大企業も中小企業も区別なく一律に取り扱われているため、中小企業の負担は決して軽いものではありません。

そこで、“ISO 14005”(段階型の環境マネジメントシステム)

『すべての組織、とりわけ中小規模の組織が自社の取り組み状況・リソースに合わせて段階的に環境マネジメントシステム(EMS)の構築を目指すガイドライン(指針)』です。(20101213日発行)

中小企業が人手、費用、時間に大きな負担を負うことなく、取得が可能(コストもお手頃?)で、取り組みやすいものとなっています。ISO14001へ移行するためのステップとしても活用できます


 負担の重さでISO14001取得に二の足を踏んでいる中小企業、あるいは今まであまり考えたことのなかった(あまり関心のなかった)中小企業にとっては、検討の価値あり。ISO14005を取得する過程でP・D・C・Aサイクルの確立や論理的思考など、経営に欠かすことのできないマネジメントの手法やスキルも身に付いていくことでしょう。


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