一昨年の12月に公開された映画『武士の家計簿』
当時観たかったのですが、タイミングを逸してしまいました。
本屋で見かけました
『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』
原作があったのですね!(即購入)
‘金沢藩士猪山家文書’という武家文書を元に書かれた歴史書です。
金融破たん、遊休資産の売却やリスケ・リストラ、
キャッシュフロー経営、出世、教育問題 etc
現代にも通じる様々なシーンを生々しく語ってくれています。
家計簿に不明金が生じるシーンなどは、さながら現代でいうところの粉飾決算です。
「歴史とは過去と現在のキャッチボールである」(あとがきより)
おもしろすぎて、あっという間に読み終えてしまいました。
会計に関心のある方はもちろん、
単なる‘読み物’としても、肩がこらず楽しませてくれる良書です。
ゴールデンウィークは、DVDレンタルで映画も見よっと