こんにちは。
漢方エッセイストの藤巻祥乃(よしの)です。
わが家のベランダで
スペアミントとオレガノが
気持ちよく元気に育っています。
気の巡りを良くして
体を緩めるために
人がいないところへ毎朝
パパどんと一緒にウォーキング。
今、個人セッションやクラスを
ZOOMでやっていて感
(
気が体の上部に昇りやすい)
に加え、いつも
ちょっと違った状態で
無意識に体に力が入ってしまい
気の巡りが悪くなって
不
そして、その不調で
さらに不安になるという
悪循環
しまっている方もいました。
物事に対して不安や
敏感に反応することが
自分の性格や気質だと
思い込んでいる人がいますが
実は、身体のバランスが
乱れているだけ
なんてことがよくあります。
「そうだったんだ」と気づく事で
不安の中にずっといるのではなく
対応の仕方がわかり
暮らしやすくなります。
そんな事を以前書いた
記事を加筆して今日は
分かち合いたいと思います。
女性に多い事例ですが、
生命エネルギーである「氣」や
精神を安定させたり、
栄養になる「血」が不足している方に
よく見られる症状があります。
それは、いろいろな事に敏感になり
小さな事(刺激)でも、反応してしまって
その事で不調が出てくる事があります。
この身体のバランスの乱れが
心側に出る場合は、
ちょっとしたことで
やたらと心配になったり
すぐに頭の中の不安が膨らんで
落ち着かなくなります。
体側に出たら、いろいろな物に
敏感に反応して疲れすぎて
倦怠感、イライラ、眠りが悪くなる、
いろいろな体の部位に
アレルギー症状が出たりします。
皮膚にアトピーのように出たり
気管支に出ると、喘息のような
症状だったりします。
それは、氣は、その生命を守る
免疫力も含むので、足りなくなると
生物学的にも生存能力として
危ない物への感度が高くなり、
自分を守ろうとして敏感に反応します。
また漢方では、血(けつ)は、
精神安定や鎮静させる
作用があるので
体内の血が不足すると
小さな事でも心が揺れたり
皮膚や粘膜を鎮静できなくなり
炎症が起こったりします。
つまり、気や血が体内に
満たされている事で
自分の中心にいることができ
何かで揺れても、すぐに戻る
心と身体が生まれます。
この血が不足している状態とは、
一般的な血液検査で
貧血が出ない人でも
漢方では、血が不足
している場合があります。
それは、漢方では、
血は血液だけでなく
血管を流れる栄養も
含まれるからです。
西洋医学でいう
フェリチン(貯蔵鉄)が
不足している隠れ貧血も、
この血不足に入ります。
氣や血が不足する原因は、
胃の消化能力や
腸の吸収が弱くて
体内に作り出せなかったり
子宮筋腫を持っていて
毎月の月経血の量が多かったりと
人それぞれ原因が違います。
ご自分の身体の詳しい状態を
知りたい方は、下記のセッション
をご活用ください。
『漢方を使った体質診断＆自然界からのガイダンス』
よくこのような不調が出ると
自分が繊細な気質だから
どうしようも出来ないと
その辛い不調がある事を
諦めてしまう方がいます。
それは、もったいないなと思います。
なぜかというと、
そういう気質を持っていても
身体のバランスを調えたら
不調が出なくなる
場合も多くあるからです。
正直、この氣や血の不足と
敏感(繊細)な性格は、
鶏と卵の関係のように
どちらが先かは、
わからないくらい
密接に繋がっています。
どちらが先でも、結局、
そういう症状が出て、
氣や血の不足があれば、
あとは、調えればいいだけです。
もともと私たちの体内は、
自然治癒力があるので
減れば増えるように出来ているので
自分の生活の中で
それをじゃましている
原因を止めたり
氣や血を補って
増やす生活を取り入れたら、
バランスが調っていきます。
症状が辛い場合は、
漢方薬やサプリで
バックアップも出来ます。
自分のあまりの忘れっぽさに
何か脳が不具合があるのでは
と心配する方がよくいますが
もしかしたら、ただ体内の
氣や血が不足している
せいだけかもしれませんよ。
自分の体質や性格だからと
何か諦めている
辛い不調は、ないですか？
自分の心と身体の状態を知る事で
調える方向がわかり、
日々が暮らしやすくなります。
ぜひ、漢方の体質診断を含め
知る事で心を軽くしませんか。
薬に頼らず不調を改善したい人が元気で幸せになる心と身体のセルフケア漢方 10日間無料メール講座
10日間の後は、二十四節気のタイミングでアニマルメディスンカードを使ったり、自然界と対話して受け取った「自然界からのガイダンス」を引き続き、お送りします。
