こんにちは。
薬を売らない薬剤師、国際中医師の藤巻祥乃(よしの)です。
今、インフルエンザが
流行っているようですね！
昨日から冬の土用に入りました。
胃腸を労わる事で「気」を増やすと
インフルエンザ予防になります。
それからもう一つ大切な事。
こちらの記事にも書きましたが
「閉蔵」の季節である冬は
「気」を体内に収めること。
私は冬眠しているように
冬はたくさん寝ます(笑)
皆さんも「疲れたな」を感じたら
早めに就寝して睡眠も
大切にしてくださいね。
インフルエンザなどの感染症や
さまざまな病に罹らないために
必要な体内の免疫力。
先日、放送されたNHKスペシャル
巨大な情報ネットワーク「人体」の
第4集
「万病撃退!“腸”が免疫の鍵だった」
皆さんは、見ましたか。
こちらのシリーズは、
最近の科学の進歩で
脳が内臓をコントロール
しているだけでなく
体内のあらゆる臓器や細胞が
情報交換している事を
説明しています。
第4回目の放送は、
腸と「免疫力」の関係でした。
NHKスペシャル人体の
ホームページから抜粋です。
詳しくは、こちらから
**************
毎日の食事から栄養や
水分を大量に体に取り込む
消化・吸収の要の腸。
じつは私たちを万病から守る
全身の「免疫力」を
司っていることが、
最新研究から
明らかになってきた。
なんと全身の７割もの
免疫細胞が腸に集結し、
いま話題の「腸内細菌」たちと
不思議なメッセージを
やりとりしているというのだ。
**************
これは以前にも書きましたが
まさに東洋医学の分野では
先人たちは、既にこの臓器間の
ネットワークの事を
「整体観」という考えで
陰陽五行(五臓六腑)や
気血水の連携として
私たちに教えてくれています。
この整体観とは、
「人の体は全てが
繋がって働いている」
という考え方のことです。
今回は、臓器間だけでなく
腸内細菌たちともメッセージを
やりとりして連携している
ことを解説していました。
東洋医学でも五臓の肺と
六腑の大腸が免疫力を
コントロールしている事を
検査機器がない時代に
先人たちが何千年という経験を
積み重ねる事で確立された
知恵として伝えています。
実際に花粉症、喘息、
アトピー性皮膚炎などの
アレルギー症状の患者さんを
診ると、お通じの状態が
整っていない方が多いです。
漢方では、まずは二便を
整えることをとても大切にします。
二便とは、大便と小便のことです。
大便が整うとは、腸内環境が
整わないと出来ない事なので
先人たちは経験から、こんな事も
ちゃんとわかっていたんですね！
こんな先人たちが
伝えてくれた知恵を
科学的な研究で
いろいろな事がわかってくるのも
わくわくするなと思いながら
番組を見ています。
こちらの番組では、
腸と免疫力の関係が中心でしたが
漢方の五臓六腑の連携から
補足すると、腸を整えると、
免疫力を上げるだけでなく
エイジングケアにも繋がります。
それは、腸が整うと
臓器間のネットワークで
生長、発育、生殖、老化を
コントロールしている臓器の
腎の働きを補う事が出来るので
エイジングケアにも繋がります。
この理論でパパどん(旦那)も、
セルフケアをする気になって
薬が嫌いなことから
食品＆サプリで実践したら、
年齢からくる不調の改善に
繋がりました！
正直、想像以上の効果に
私もびっくりしているので
具体的な話をしながら
下記の会で西洋医学の話や
漢方の五臓六腑の関係を
解説したいと思います。
(12月開催の時も、お話しました)
具体的な体験を聞くと
ホルモンの話や
漢方の理論(五臓六腑)の
連携も面白いですよ！
【知ることであわてず迷わず
更年期の心と身体を調える会】
2/3(土) 四谷ハレナイア
2/8(木)スペースU(祐天寺)
第4集
「万病撃退!“腸”が免疫の鍵だった」
の放送を見逃した方は、
下記で再放送があります。
2018年1月31日(水)
午前0時10分～0時59分（30日深夜）
薬に頼らず不調を改善したい人が元気で幸せになる心と身体のセルフケア漢方 10日間無料メール講座
