グリーフとは~ありのままを受入れる | 自分にときめき しなやかな心で リスタート♪

自分にときめき しなやかな心で リスタート♪

自分の役割を飛び越えて、自分に目が行き始めた時がリスタート。
子どもを育て上げたら、次は自分育てのリスタ時代へ!
自分軸でパートナー、家族、人生の関わりをみつめて、イキイキしましょ♪そんなあなたをプロデュースするブログです。

こんにちは。
 

グリーフを伝えるにあたって、まとめていたところ
もう一つのブログに書いた過去の記事を発見しました。

https://ameblo.jp/okane-to-kokoro/entry-12153600145.html

 

こちらにも載せておきます。
生きていく上で必ずある 喪失による悲嘆
それが心と体に影響を与えていく場合がある。
それをケアするのが、グリーフケアです。

過去の記事


みなさんは「グリーフ」という言葉をご存知ですか?

喪失に対する悲しみや嘆きの事です。
その人が大切にしているものや人を失った時に発生する悲嘆。

喪失は全ての人がそれぞれのライフステージで経験します。

家族や自分自身の病気、生き別れ、家族や自分自身の病気、

生き別れ、死別、学校や職場におけるいじめ、友達との別れ、

失恋、卒業、離婚、孤立、ペットの死、挫折、失業なのによって引き起こされます。

非常に範囲が広いです。

そんなグリーフをケアするのが喪失悲嘆カウンセラー グリーフ専門士です。

私はそのグリーフ専門士です。

私は、死生学の学びからグリーフというものをしりました。
なぜか惹かれて学ぶようになりました。

その時は死別の悲しみというとらえ方でした。
自分としてはそんな悲しみはあったっけ?という感じでした。

講義を受けていくうちに、自分の中にあるグリーフが次から次へと出てくるのです。
学びの場というより、癒しの場となっていきました。

死別だけだと思っていた私。
上のような広範囲の部分を知り、
でてくる、出てくる。

家族との関わり・・・なかなか認めてもらえない。
中学校でのいじめ・・・小学校の友人から仲良かった友からの無視。
祖父との死別・・・商売をしていたので、親が葬儀の手続きに忙しく、商売を私がしていた。
           じいちゃん子の私は別れを意識した時は、すでに火葬のてまえだった。
5回の流産
大切な自分を理解してくれている人の死
やけどによる顔のただれ

このような喪失・悲嘆があったんです。
そこから生まれた精神的なゆらぎ。
病気かと思うこともありました。

でも、これもグリーフによる症状だったのです。

そんな事とは思わず
私は、人間として不完全なものと思っていました。

グリーフのプロセスとしは、学者によって若干違いがありますが
混乱→否認→怒り→抑うつ→諦観→転換→再生
全体にわたって哀しみがあります。

(必ずこの順番とは限りません)

私のいじめややけどの経験から

なぜ?から始まりうそでしょ?あの人までがとなり、どうして私がという思いから

その状態が続くと自分へ責めが入り、自分への否定 何もできない、何もできない。

そして、周りが自分の噂をしているとかと感じ、朝早くから目が開いたり、
眠れなくなったりしていきました。きっかけがあり、少しずつ生きていこうと思うようになり、

でも怖さが何ども出てきて、一進一退を繰り返し、普通になっていきました。

先日の友人の死も
混乱から始まり、うそでしょと否認 そして涙がどこでも出てしまう。
いつもその事を考える。上のような経験があるから、やばいかもと感じました。

でも、今回はグリーフの学びがありました。
それはおかしいのではない。
当たり前の現象と思うことで、

見方がかわりました。
ありのままの自分を受け入れたのです。

 

老子のこの言葉にも励まされました。

このような喪失・悲嘆から
心の状態が不安定になっていく人は多いと思います。

特に今のようなストレス社会・腹をわっての

コミュニケーションをしない傾向にある時代は、

喪失感は多いのではないでしょうか?

大きい災害にもグリーフがあります。
それは死別だけではありません。

家の崩壊、環境の崩壊、今迄にあったものが無くなる。
昨日まで見ていた山がない。それだけでもグリーフが起こります。

これから必要となる大切なケアだと思います。

もし、上のような体験したあとに、心の状態がおかしいと感じていたら、

それは異常ではないと知ってください。また、身近にそんな人がいたら、

即病院ではなく、その人に寄り添い話を淡々と聞いてあげてください。

それが出来ない、出来にくい時は、専門家にご相談ください。

生きづらいさが少しでも和らぎますように。