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RC直列回路の実験4
RC直列回路の実験5


少し間が空いてしまいましたが、DMMが回路に与える影響について以前よりは理解できるようになったつもりです。
前回の失敗は、電圧計の疑問でわかったことですが、ウィーンブリッジ発振回路に直接、ミリバル電圧計を接続し電圧を測定していたためミリバル電圧計の内部抵抗にかかる電圧を測定してしまったことが原因でした。

そこで今回は、



このように電圧計をつなぎ、ウィーンブリッジからの電圧をそのまま測定しました。
ウィーンブリッジは160Hzの周波数になっています。



そうすると1.434Vでした。

この電圧を元に抵抗120Ωとコンデンサ10μFのそれぞれの電圧を計算で求め、実際に測定して比較するという簡単なものにしました。



このような式で計算した結果がこれです。

 




抵抗には1.102Vの電圧、コンデンサには0.918Vの電圧がかかるはずです。


それでは実際に測定してみましょう。



まずは抵抗から。



まずまずの結果です。



次にコンデンサです。





こんな感じでした。

合っているのか、いまいち自信がありません^^;