こんにちはわこです
夏至が過ぎてこれから本格的な夏
汗をかく季節ですね。
日本はどうなってしまったのかこの暑さ
最近は赤ちゃん用のイオン飲料水も発売されてて
熱中症対策も色々なものが取り入れられています。
でもちょっと待ってください!
熱中症対策のためのイオン飲料、
飲み過ぎたら大変なことになってしまうかも。
今日はビタミンBの話し、続編です
飲みすぎ注意!!ビタミンB1欠乏から脳症に
衝撃的な報告です。
イオン飲料の飲み過ぎで
子供が脳症になってしまった事例
性別:どちらも男の子
年齢:1歳3か月、2歳7か月
症状:初期→頻回嘔吐
その後→眼球運動障害
意識障害
筋緊張低下
痙攣等
ビタミンB1不足は
「脚気」や「ウェルニッケ・コルサコフ症候群」に
関係すると言われています。
前回のビタミンB群のお話では
代謝に関係する栄養素(B群)を図解しました。
ビタミンB1はエネルギーを作り出すのに
欠かせない栄養素でしたね。
この事例では
イオン飲料に含まれる糖を代謝するのに
多くのビタミンB1が消費されてしまい、
神経系に支障をきたしてしまったという報告です。
脚気の症状
動悸、息切れ、疲労感、食欲減退、頭痛、肩こり、めまい、心機能の低下、足のしびれ感、嘔吐
ウェルニッケ・コルサコフ症候群の症状
眼球運動麻痺、うまく歩けない、意識障害、記憶力低下、健忘、作話
などがあげられます。
初期の症状は
胃腸炎や夏バテでも同じような状態になるので
脱水にならないようにと
更にイオン飲料を飲ませてしまうかもしれませんね。
多すぎる糖分で脳症になってしまう可能性💦
気を付けたいです。
B1不足は夏バテとも関係しています
夏はどうしても
そうめん、うどん、そば、ジュースやアイス、
ゼリーやスイカなど、
のど越しのいい食事になりがちです。
上の内容は糖質が多いため、
ビタミンB1が多く消費されます。
そして
ビタミンB1不足→ATP(エネルギー)作れない→疲れ
のような悪循環に。
ビタミンB1は豚肉に多く含まれると言われます。
冷しゃぶのちょい足しで
たんぱく質やB1を補いましょう!
また、ビタミンBについては
カップラーメンの裏を見てみてください。
成分表示にビタミンB群が添加されています。
これは1970年代に
「インスタントラーメンとコーラ」のような
偏った食生活をしていた若年層に、
「脚気」が多発したことから、
各社が対策として
ビタミンB1などを添加するようになった
と言われています。
だからカップラーメンは安心!
ということではなく
それだけ現代の食生活は栄養素が
欠乏しやすいということです!
ビタミンB1の特徴
・水に溶けやすい(水溶性)・熱やアルカリに弱い・糖代謝と神経系で活躍・甘い物の食べ過ぎで不足・アルコールの代謝でも消費される
サプリメントを摂っている人は
この季節、保管場所に注意ですね。
また、アルカリに弱いそうなので
重曹などと一緒に取らない方がよさそうです!
夏はビールの美味しい季節
でも飲みすぎもお気を付けを!
代謝を学んで暑い夏も乗り切りましょう!
それではまた!
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