分子栄養学を学んで血液検査の読み方も勉強しました。


健康増進の為に血液検査の結果を自分で読めた方がその後の対処法を自分で考えられます。



私は症状に○○があるからサプリは△△を使って、ちょっと良くなってきたら□□にシフトする。それは根本に◆◆があるから、まずは動ける身体を作ってから生活習慣改善には●●をする。


こんな感じで。




例えば


慢性疲労だから元気を出す為にアミノ酸を摂取する。



上記のようだと短期的な改善にはなるかもしれないけれど、慢性疲労になる原因は??と考えたとき、根本にアプローチできていない為、ずっとサプリを飲み続けなければいけない、もしくは少し時間が経つとまた調子を崩してしてしまいます。


体の不調には何か原因があるのです。

それを紐解くカギになるのが分子栄養学。


その原因に対してアプローチするのが分子栄養学。


(学ぶ前は、粘膜系にはビタミンAのサプリを○㎎みたいなものが栄養療法だと思ってましたがそうではなかった。)


根本原因にアプローチ(主に生活習慣改善)して、もっと楽しく健康的に!


ということで今日は

  1. 私の症状
  2. 血液検査からわかったこと
  3. それらを改善する為の生活習慣改善について
  4. 第一優先は○○ケア

について書いていきたいと思います。

ここでは血液検査の読み方ではなく、
検査からわかったことについて、私が実践している対策法を書いてみました。

栄養療法ってどんな風に考えて治療計画を立てるの?
の助けになったら良いなと思います。

注意点は医師以外が他人の血液検査をみて診断してはいけないこと。医師法で定められています。

なので血液検査の読み方は自身の健康増進の為だけに使っています。



  私の症状

疲れやすい、腹部膨満感、イライラ、PMS、身体の痛み、化学物質過敏症、ブレインフォグ


特に次男産後に酷くなった疲労感。一時期は呼吸するのでさえ疲れてしまい、このまま楽になりたいと何度思ったことか。身体中の激痛も伴って寝返りも打てず辛かったです。(今は元気!時々不調時に痛くなるくらい)


性格的にはONかOFFが激しくてスイッチ入るまで動けないし、普通がない。


お腹は子供の頃から痛くって、幼少期は便秘タイプ。お腹はガスでパンパン。何度か救急車で運ばれてます。


特に香料に敏感に反応します。

洗剤の匂いがダメ、食器洗剤の匂いもダメ


これらの症状で付いた診断名や既往歴

掌蹠膿疱症性骨関節炎(sapho症候群)、坐骨神経痛、肋間神経痛、頚椎圧迫骨折、静脈瘤破裂、急性胃腸炎、逆流性食道炎、肝炎、便秘症、メニエール、めまい、耳鳴り、飛蚊症、老人性難聴、自律神経失調症、上咽頭炎、副鼻腔炎、アトピー、脳挫傷、くも膜下出血、頭蓋骨骨折など


(頸椎圧迫骨折と静脈瘤破裂は痛みで救急搬送された時とりあえずでつけられた病名なので結局破裂はしてなかったけど、頸椎5番?はおかしかったらしい)

(脳関係は事故?事件?です。)


  血液検査からわかったこと

  1. タンパク質…不足気味
  2. 脂質…エネルギー不足で分解気味
  3. 糖代謝…苦手、血糖スパイク
  4. ビタミンB群…不足気味
  5. 貧血…有り
  6. ミネラル…銅亜鉛バランス悪い
  7. 胃酸について…出てなそう
  8. 炎症について…有り(上咽頭炎、腸、肝臓)
  9. 自律神経…振れ幅大きい
  10. 酸化ストレス…抗酸化力弱い、溶血有
  11. ミトコンドリアの状態…元気ない


いわゆる健康診断ではオールAの検査結果。
ですが分子栄養学的にみてみるとそりゃ慢性的に疲労状態よね。。。という事態です。



  症状と検査結果から考える


疲れやすい

ミトコンドリア機能低下、血糖スパイク、貧血、タンパク不足(タンパク異化亢進)、ビタミンB群不足、ミネラル不足、自律神経の乱れ、甲状腺機能低下などによるエネルギー不足


腹部膨満感

リーキーガット、SIBO、胃酸不足


逆流性食道炎、急性腸炎、便秘症

胃酸不足、SIBO、リーキーガット、食事の偏り、など腸の炎症、タンパク異化亢進


炎症

上咽頭、胃、腸、肝臓、など自覚症状がない体の中の炎症、皮膚の炎症


イライラ、PMS

血糖スパイク、銅と亜鉛のバランスが悪い、エストロゲン過剰、糖代謝の低下やミネラルバランスの悪さ


体の痛み

ミネラル不足、エネルギー(ATP)不足、自律神経の乱れ、甲状腺機能の低下、腸内の悪性菌増殖による代謝産物の影響、酸化ストレス


化学物質過敏症

肝臓機能の低下、メチレーションが回っていない、酸化ストレス


ブレインフォグ

低血糖、エネルギー不足、解毒機能の低下、酸化ストレス



私の場合問題になるのが以下4点

  • 耐糖能
  • 炎症
  • タンパク異化(分解)亢進
  • 酸化ストレス


この4つが細胞にダメージを与えて不調が起きてしまっていたようです。



不調を招く仕組みはこう


炎症が強いと鉄の吸収が悪くなり貧血に。

貧血になると酸素を運べないからエネルギーが作れず元気がなくなる。

そうなると甘いものが食べたくなって血糖スパイクが発生。

低血糖の状態では自律神経は交感神経優位になってアドレナリンが出てイライラするし、胃酸が出ないから消化が上手くいかないのでSIBOや逆流性食道炎の原因に。コルチゾールが出ればタンパクは異化(分解)が進んで低タンパク状態に。

低タンパクでは消化酵素が作れず栄養の消化、吸収が上手くいかないし、細胞の修復が分解する速度に追い付かないので炎症が続いてしまう(上咽頭炎、胃腸炎、肝炎)。

特に腸の炎症は腸管に穴を開けてそこから色んな物質が漏れ出てしまうのが問題(リーキーガット)。腸と肝臓は繋がっているので様々な物質が肝臓に流れてしまい肝機能の低下を引き起こす。

肝臓のオーバーヒートで解毒が上手くいかず体に毒素がたまる状態に。香料も体が受け付けなくなる。

毒素は脂肪に溜まりやすいので脳へも影響が(ブレインフォグ)

頭が働かなくなるので失敗ばかりしてストレスが溜まる。

ストレス解消にジャンクフードを食べる。

腸内環境悪化

ビタミンB群作れなくなる。

不安、イライラなど精神的に不安定になるしエネルギーが作れないので疲れやすい。

エネルギー不足で視力、聴力低下

体調不良によるストレスでマグネシウム消費

カルシウムとマグネシウムのバランスが崩れてカルシウムが体のあちこちで固まってしまう(身体に痛みが発生)

痛みで動かない

ミトコンドリアが減少してエネルギー作れない

甘いもの欲しくなる

カンジダ大暴れ

鉄不足

貧血


書き出してみると完全に負のループですね。


このループ、何処から止めましょうか。。



  生活習慣へのアプローチ


私は

  • 低血糖ケアの為の補食
  • 炎症の一因になる食事を控える
  • (小麦、乳、肉と魚のバランスの見直し)
  • 隙間時間で運動
  • グッスリ眠れるように夜中の子供の対応をパパにお願いする
  • 体調悪い時は無理に仕事に行かない
  • お風呂はマグネシウム&エプソムソルト
  • テンション下がってきたらネイルケア
をして

サプリは

  • 耐糖能
  • 炎症
  • タンパク異化(分解)亢進
  • 酸化ストレス

に対応するものを摂っています。



第一優先は低血糖ケア。


低血糖があるとサプリやプロテインを飲んでも吸収されないばかりか、消化不良で余計に不調になってしまいます。


低血糖があるとタンパク異化が進みます。


つまり低タンパクの原因の一つは

低血糖なのです。


私のような人はプロテインを飲むことが低タンパク解消には中々繋がりません。



低血糖ケアで

  1. 消化吸収力をアップ
  2. イライラホルモンを抑え穏やかな気持ちに


これだけで毎日がとても過ごしやすくなります。

栄養療法を行う方はまずここがベースになるかと。


実は私、以前は糖質制限ありきのプロテイン+サプリメントで生活していました 。


だから初めて低血糖ケアと聞いたときは

「いや、糖尿じゃないんで✋」

なんて思ってました。


大間違いでした。反省してます。


特に疲れやすい人はプロテインではなく

是非低血糖ケアしてみてください。


心穏やかな日々がやってきますよ!


そして、肉食。

こちらも、牛肉がタンパク質量豊富、

と言われれば、その通りに牛肉や豚、鳥多めに食べていました。


しかし、しかしですよ、

肉には炎症と関係のある油が多く含まれているのです。

そして家畜は環境ホルモンの心配があり、食べ過ぎは解毒対象となってしまうし、消化能力以上に食べてしまえば消化不良で体調不良に繋がってしまいます。


低血糖ケアで消化する力も出てきますから、

先ずは低血糖ケアです!



今現在はまだ補食をしつつですが、寝込むようなことはないし、特に体の痛みはほぼ0なので、今後は腸内細菌のバランスを整えて、デトックスもしていきたいなと思っています。


 まとめ



  • 耐糖能
  • 炎症
  • タンパク異化(分解)亢進
  • 酸化ストレス

でダメージを受けてる私は、これらの対策のサプリを使いつつ、補食を行うことでエネルギーを安定させて生活習慣の改善に、食事の内容見直し、運動と睡眠、ストレスケアを行います。




対策サプリはまた後日に。



それでわまた。


みんなで元気になりましよう!