前回のおさらい

 

 

 

前回は食事には人によって

 

合う・合わないがあるので

 

体調によって、

 

 

その食べ物をお休みしたり、

 

食べ方の工夫が必要という話をしました。

 

 

 

 

今回は健康増進の為に

 

 

なるべく体に入れない方がいい食べ物の話

 

これから紹介するものは

 

“食べたい欲”を掻き立てるものばかりです。

 

 

 

なぜ食べない方がいいのか

 

理由を知って納得して

 

付き合っていけたらいいですね

 

 

 

 

また、これらを食べ物は

 

食べるのをお休みしただけで

 

心身ともに体調が良くなったり、

 

 

栄養療法の効果をブーストします。

 

 

あまり難しくなくざっくりお話していきたいと思います。

 

 

  健康増進の為に体に入れない方がいい物

 

 

グルテン(小麦)

 

以前もお話したことがあります。

 

詳しい仕組みはそちらを参照ください。

 

 

小麦を水でコネコネしてできたグルテンは

 

腸と脳のバリア機能を開いてしまう性質があると言われています。

 

その為「腸」と「脳」にダメージを

 

与えてしまう可能性があるんですね。

 

 

 

カゼイン(乳)

 

カゼインは牛乳の中に含まれるたんぱく質です。

 

カゼインの中にもいくつか種類がありますが、

 

その中でもαs1カゼインというたんぱく質の一種が

 

アレルギーに関係していると言われます。

 

 

食物アレルギーのある方は

 

注意深く除去しているかと思いますが

 

蕁麻疹、嘔吐、下痢、呼吸困難等の症状を引き起こします。

 

 

αa1カゼインの特徴

 

  • 炎症物質の分泌を誘発する
  • アレルギー誘発の原因となりやすい

 

 

 

トランス脂肪酸(質の悪い油)

 

 

トランス脂肪酸とは

 

 

“トランス脂肪酸は、脂質の構成成分である脂肪酸の一種です。 植物油などからマーガリンやショートニングなどを製造する際や植物油を高温にして脱臭する工程で生じます。”厚生労働省トランス脂肪酸に関するQ&Aより

 

 

“常温で液体の植物油や魚油から、半固体又は固体の油脂を製造する加工技術の一つに「水素添加」があります。水素を添加することで不飽和脂肪酸の二重結合の数が減り、飽和脂肪酸の割合が増えますが、これによってトランス脂肪酸ができることがあります。”農林水産省すぐわかるトランス脂肪酸より

 

一見柔らかそうに見える油が構造的には固い油になっている状態。

 


トランス脂肪酸が細胞の機能を低下させる

 

私たちの体を作る細胞一つ一つの膜は

 

「あぶら」でできています。

 

 

トランス脂肪酸の摂取量が増えると

 

身体の細胞膜のトランス脂肪酸の割合が増えます

 

 

細胞膜の質が低下するという事です。

 

「身体は食べた物で作られる」

これは良い物を食べた時だけでなく、

 

身体によくないものを食べた時にも言えることです。

 

 

身体を作るあぶらが

 

「質の悪いあぶら」

 

になってしまったらどうでしょう。

 

不調の原因につながりますね。

 

 

 

 

 

 

 

食品添加物

 

一括りに食品添加物って言っても、

 

その目的はうまみを求めるものだったり、

 

保存がきくようにするものだったり、

 

安価にする為だったり理由があります。

 

 

一つ一つ見ていくと面白いのですが

 

とても長くなるのでここでは簡単に。

 

 

 脳神経を興奮させる

 

うま味を感じさせる

(アミノ酸)

{グルタミン酸ナトリウム、MSG (MonoSodium Glutamate)}は

 

脳神経を興奮させるという研究がある。

 

 

 

 腸内環境を悪化させる

 

保存目的で雑菌の繁殖を抑える

 

ソルビン酸などは

 

私達の腸にいる細菌にも影響を与えてしまうそう。

 

 

 

これらは腸と脳に超悪い

 

腸のバリア機能が破壊

脳に余計なものが侵入しない為の堤防が破壊

超えてはいけない場所に入ってはいけないものが入ってしまう

炎症を起こす原因になる

細胞の機能を低下させるため心身に不調が起こる

(私たちの身体は細胞の集まりです。脳神経、赤血球、皮膚や血管、肝臓、精子、卵子、すべて細胞が集まってできています。細胞の機能を高めることが健康増進につながります)

 

 

 

 

身体に炎症が起きていると

抗酸化サプリをいくらとっても

トントンかマイナスになってしまいます

 

例えば火事を想像してみてください

 

 

 

 

家=体

火=炎症

水=栄養

 

と置き換えると…

 

 

炎症があると、どんどん栄養が使われ

 

健康や元気に回す栄養がなくなります。

 

 

この炎症を広げないのが

 

栄養療法成功へのカギです!

 

 

 

 まとめ

 

健康増進の一環としてグルテン、カゼイン、トランス脂肪酸、食品添加物を避ける。

理由:炎症の要因の一つを除去して腸と脳を守り、サプリの効果もブーストする。

 

 

 

以上、お金をかけずにできる栄養療法の下準備でした!

 

 

 

 

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