中国国内の住宅差し押さえ件数が、前年比で43％も増加しているというお話

こんばんは。脇田雄太です。

今日のニュースで、こんなのがありました。

中国の住宅差し押さえ件数、23年は前年比43％増＝民間調査

中国国内における不動産市場低迷の中、

住宅ローンの延滞が増えている

とのこと。

その結果、住宅の差し押さえ件数は前年比で、

43％も増加している 

そうです。

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そもそも、中国の新築マンションは以前から、物件の完成前に代金を支払う商習慣があり、

新築マンションを買う

　↓↓

ローンを組んで代金を支払う

　↓↓

マンション建築が遅延orストップ

　↓↓

代金を支払ったのに住めない

という、最悪の事態も各地で起こっています。

住宅ローン支払い拒否の異例事態、中国不動産の深刻度

現在の賃貸住宅に支払う家賃と、新たなローンを二重で支払う羽目になったり、ローンの不払い運動に参加した結果、

ローンブレイクで差し押さえを喰らう 

というのは、消費者保護の観点から考えてもひどい話ですよね？

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そういう意味で、日本は恵まれている…というか、普通だと思います。

新築マンションを買うにしても、契約時に支払うのは

内金や手付金

だけであり、住宅ローンの融資実行も引き渡しのタイミングですから、

完成前から多額のローンを抱える 

という、中国みたいなハイリスクもないです。

先日のブログでも、中国経済の減速を憂慮していましたが、今後も引き続き注視したいですね。

『中国経済の減速が、ボロ物件投資にとっては追い風になる？』

今日はこの辺で。

ではまた！

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