5月上旬にはイギリスの首都ロンドンで「反腐敗サミット」なるものが開催されていましたが、


豚の死体にとんでもないことをし、政策の変更によって何万人もの市民を苦境に追いやり、一部では結果的に殺害しているキャメロン首相と、

 

 

 

少年少女を集めてコカインつきの乱交 (強姦) パーティーを開催し(一部の子供は死亡)、国民の税金でお酒を飲んで国政にあたり、公営事業を民間に叩き売りしている国会、

 

そして同じく未成年の少女に性的虐待を行ったと訴えられている息子がいて、孫の一人(ハリー)は父親ではなく、母親の恋人と噂されていた人物にそっくりで、

 

 

 

 

自身は世界有数の資産を所有していながらも国民の税金から宮殿の暖房費を請求し、トカゲ呼ばわりされている女王のいる国の首都で、世界の腐敗について話し合う・・・?

 

 

 

 

 

アメリカが世界平和について語るくらい、空虚な茶番です。

 

 


しかもデイビッド・キャメロンが撮影されていることに気づかずに女王に向かって「ナイジェリアとアフガニスタンが最も腐敗している」などとつぶやき、女王は「(中国は)非常に無礼だ」などと内密の会話をし、その動画はマスコミなどからも世界中に配信されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(画像 http://togetter.com/li/684002 より拝借)

 

 

 

【関連記事】
「キャメロン首相の世界一恥ずかしいスキャンダルとその背景」
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12076416072.html

 

「イギリス 酔っ払い議員が国を動かす」
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11186862041.html

 

「英国王子が未成年への性的虐待で告訴される」
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11972511658.html

 

 

****

 

 

Transparency Internationalという世界の腐敗を解消することを目的にした団体が、2015年度版の各国別の腐敗度を明らかにしています。

 

日本語ではこちらからランキングがご覧いただけます。

 

「腐敗認識指数 国別ランキング・推移」

http://www.globalnote.jp/post-3913.html

 

ランクの下に行くほど、汚職が多い国ということだそうですが・・・北欧はともかく、イギリスやアメリカ、日本も「腐敗の少ない国」の相当上位に来ているようで、私が考える「腐敗」と同団体の考える腐敗では意味が違っているように思います。

 

そして最近、イタリアマフィアについて命がけで長年の調査を行っているジャーナリストが、「世界で最も腐敗している国」についておもしろい発言をしましていました。

 

 

 

***


マフィアの研究家が「最も腐敗している国はイギリス」と宣言

 

5月29日【Independent】

http://www.independent.co.uk/news/uk/home-news/roberto-saviano-britain-corrupt-mafia-hay-festival-a7054851.html#gallery より要約


10年以上に渡り、イタリアのマフィアの犯罪取引を暴露し続けているジャーナリストのロベルト・サヴィアーノ氏(36歳)が「世界でもっとも腐敗している国はイギリスだ」と発言しました。

 

「Gomorrah 」「ZeroZeroZero」というベストセラーの暴露本を著した同氏は、2006年にイタリアのナポリを拠点とする有力マフィアCamorraに関する情報を暴露し、それ以来は警察の保護の下で生活しています。

 

彼はイギリスで開催の文化的イベントにて、聴衆に向かって次のように話しています。

 

「地球上で最も腐敗した国はどこか、と皆さんに聞いたら、おそらくアフガニスタンやギリシャ、ナイジェリアやイタリア南部などではないか、と言われるかもしれませんが、最も腐敗した国はイギリスだと私だったら言うでしょう」

 

「腐敗しているのは官僚制度でもなく、警察でも政策でもありません。腐敗しているのは金融の中心地です。

ロンドンの資本の90%の所有者は、その本部をオフショアに設置しています」

 

「ジャージー(Jersey)とケイマン(Cayman)は、ヨーロッパの犯罪的資本にとってアクセスの可能な入り口となっており、イギリスは国としてそれ認めているのです。

 

だからこそ、私が今日ここであなた方にお話しするのが重要なのです。私がみなさんに伝えたいからです。これはあなたに関することで、あなたの人生についてのことであり、あなたの政府に関することなのですから」

 

5月にロンドンで反腐敗サミットが開催され、それに伴いキャメロン首相に対して、イギリスの王室直轄領(チャンネル諸島のガーンジー管区とジャージー管区、およびマン島の三つ)や海外領のオフショアの非課税地域の改革を求める声が強くなっています。


ロベルト・サヴィアーノ氏:「EU離脱により、カタールの組織やメキシコのカルテル、ロシアのマフィアがより力を手にすることが可能になります。

 

HSBC銀行はカルテルやイランの企業から入る資金をロンダリングしたことを認め、アメリカ政府に対して19億ドルの罰金を支払っています。証拠が揃っているです」

 

 

 

 

「HSBC銀行:世界のロンダリング銀行」

 

 

(翻訳終了)

 

*****

 

 

【関連記事】
町全体で合法的に納税拒否 「お手本はgoogle」 イギリス

 

 

 

【コメント】

 

ロンドンの金融の中心地「シティ」に与えられている特権の数々や、実質的に政府よりも銀行(お金)がより強い権力を持っていることなどを考えると、まさに彼の言うとおりとしか思えません。

 

インドやネパールなどでは警察官らがかなり腐敗している様子を実際に目の当たりにしましたが、実は大企業などの脱税など「合法的」な腐敗が認められていることの方が根本から腐ってますね。