パリ攻撃:死者数が増加する中、100人の人質が今も殺害され続けている
Paris Attacks: 100 Hostages Taken as Death Toll Climbs – Hostages Are Being Killed Now
11月13日【Anonymous】http://anonhq.com/paris-attacks-100-hostages-taken-as-death-toll-climbs/ より翻訳
アップデート3:
チケットが完売したEagles of Death Metalというカリフォルニアを拠点にしたバンドのコンサート会場やパリ北部の競技場のスタッド・ド・フランスを含めた6箇所の現場で、少なくとも60人が死亡しているという報道が入ってきた。
バンドのメンバーは無事が確認されているが、スタッフの身元の安全はまだ確認されていない。
ISIS公認のツイッターのアカウントは、#ParisOnFire(炎に包まれるパリ)というハッシュタグを用いて、今回の攻撃はISによるものと主張している一方で、パリの市民を支援意志を表明し、ISISに対する間接的な反撃を試みるツイッター・ユーザーらがそのハッシュタグを乗っ取ろうとしている。
「これまでに判明していること:
死者数は158人以上、コンサート会場での死者数118人、6箇所での攻撃、2件の自爆テロ」
アップデート2:
攻撃のあった現場周辺で暴力行為により行き場を失った人たちのために、避難場所を提供する目的で作られた#PorteOuverte(ドアを開く、という意味)のハッシュタグが流行している。
またタクシーの運転手らは、上記タグを使って付近の通行人が無事に安全な場所に行けるようにと無料でタクシーを運行している。
アップデート1:
フランスは国境を閉鎖し、テロリストは現在も人質に両親、親戚、友人に最後の電話をかけるチャンスを与えた後に、一人ずつ殺害していっている。
また、ドイツのサッカー選手も数名、人質として捕らえられている。
死亡者数が上昇し続ける中、パリ市11区にあるPetite Cambodgeというレストランには雨のような銃撃を受け、同じく11区のバタクラン(Le Bataclan)という劇場では少なくとも100人の人質が捉われていると伝えられている。
目撃者談:「銃を持った男は一人以上だと思います。私はガラスから目をそらして床を見ていたので、私の推測に過ぎませんが。混雑していて、反対側にあるレストランやカフェにも人がいて、このストリート上でも最も人の多い場所でした。
私がいたレストランが標的になったということがわかりました」
フランス代表VSドイツ代表の試合が行われていたスタッド・ド・フランス競技場の近くでも3件の爆発が伝えられている。当時、フランスのオランド大統領はこのサッカーの国際戦を観戦していたが、安全な場所に移動したことが確認されている。
Petite Cambodgeレストラン周辺の路上では、遺体や負傷した人たちが見られ、シャロンヌ通り(rue de Charonne)の別のカフェも攻撃を受けていると報道されており、何百発もの銃撃のようだったと伝えられている。
6人の銃撃者が関与しており、政府当局は同地域の安全を確保しようと試みるも銃撃者らは依然として逃亡中である。
パリでの攻撃があった場所:
(翻訳終了)
***
パリの攻撃の中、フランス国境の町カレーの避難民キャンプで大火災が発生
11月14日【RT】https://www.rt.com/news/321967-calais-refugee-camp-fire/
パリでテロ攻撃と言われる多数の死者を出した攻撃の最中、フランスの国境カレーにある大規模な移民キャンプ場で大火災が発生。
現在のところ火災の発生源がどこかは不明であるが、消防隊が賢明に消火活動に従事。しかし風や火災の勢いが強すぎるために消火活動は難航しているとのこと。また、キャンプで使用されていたガスボンベによる二次被害も懸念され、消防隊も現場にあまり近づけていないという。
避難民らは現場から避難し、副市長によるとキャンプから避難した者の数は住民の数とほぼ一致しているとのこと。
****
ISISがヨーロッパでさらなる宣戦予告ツイート
‘ISIS’ Tweets More European Attacks to Come
11月14日【Heavy】http://heavy.com/news/2015/11/isis-islamic-state-threatens-claims-more-europe-terrorism-attacks-suicide-bombing-paris-london-rome-washington-is-burning-france-england-italy-united-states-terrorism-tweets-twitter-by-isis/ より一部抜粋
ISIS関連と思われるツイッターのアカウント上で、パリ攻撃の直前に「攻撃予告」していたのを、アノニマスの一人が発見し報告しています。
「ISISが新たな攻撃を計画している!
この投稿は2015年11月13日10:34pmに行われているが、パリの攻撃は11月14日、12:48amに行われた。#Paris」(アノニマスの一人のアカウント)
このツイートにスクリーンショットが掲載されていた自称ISISのアカウントには、「今日はパリ、ローマ。明日はロンドン。次回はもっと悲惨なことに」といった内容のツイートしています。
#باريس_تشتعل というハッシュタグの元で、ISISに関与していると思われるアカウントがローマやロンドンだけでなく、ワシントンDCの攻撃も示唆しています。
*****
フランス国内で更なる攻撃を予告する動画をイスラム国が公開
Islamic State releases video threatening more attacks on France
11月14日10:48am【RT】https://www.rt.com/news/322016-isis-threatens-attacks-video/ より翻訳
フランスが爆撃をやめない場合、フランスを攻撃すると宣告している動画をイスラム国が公開したとロイターが報道している。
フランスの首都で銃撃者および爆弾テロ実行者が120人以上を殺害した数時間後に、問題の動画が浮上してきた。
動画に出ている髭の男性は、同盟国軍によるイスラム国への爆撃を中止しない場合には平安はないだろうと告げている。動画は土曜日に、イスラム国の対外向けメディアであるAl-Hayat Media Center上に公開されたもので製作日時は不明。
ISのテロリストらは、シリアへ移動できないイスラム教徒に対し、フランス国内での暴力的攻撃を行うよう要請している。
(翻訳終了)
****
ISISが公式に犯行を認めてもいるようです。
RTのパリのテロ攻撃・最新情報ニュースまとめページ
Paris attacks: 120+ killed and many injured in a series of terrorist acts
【RT】https://www.rt.com/news/321883-shooting-paris-dead-masked/
11:02(GMT)パリ市内で少なくとも127名を殺害した一連の攻撃に対し、ISISテロリストグループが関与を主張した。同グループの公式声明文によると、ISISの戦士が自爆テロ用ベルトやマシンガンを用いてフランスの首都パリの複数の場所で攻撃を実施したとのこと。
*****
【コメント】
犠牲に遭われた方々やそのご家族には、心からお悔やみ申し上げます。
ヨーロッパのシリア難民危機から、一部ではずっとISISを用いたヨーロッパにおける偽旗作戦の可能性が囁かれていましたが、今回の一連の攻撃は、ヨーロッパでの警察国家化、世界統一政府の樹立、あるいは西側によるイスラム系国家の攻撃を続行するためなどの目的を背後にした偽旗作戦なのでしょうか?
VeteransTodayでは、「11月にパリの11区が攻撃されたのが、13日の金曜日だった!」として今回の攻撃もフランスでの偽旗作戦であったかもしれない、と考えているようです。11という数字も13日の金曜日も、大きな意味がありますしね。さらに攻撃箇所の数が6というのも気になりますが。
あるいはCIA・モサドが種をまいて成長したISISが一人歩きし、彼らが独自に行った犯行なのでしょうか?
カレーの難民キャンプも原因は不明ということですが、タイミング的にパリのテロ攻撃に間接的に関連している可能性も高そうです。この火災が報復かテロの一部かはわかりませんが、欧州各地で極右勢力によって難民キャンプが攻撃・放火されているのも気がかりです。今後、こういった活動がまた激化するかもしれません。
すでにFacebook上などでは議論が白熱していますが、一部の人間が「イスラム教徒の仕業だ!あいつらを全員殺してしまえ!」などと、まるで悪魔のようなことを叫んでいます。中には普通の真面目そうな白人の女性もそんなことを言っている人がいてびっくりしました。
そんなモヤモヤした気持ちをすっきりとまとめてくれたのが、このツイートです。
「今晩のパリでの攻撃に関して、難民を非難している人たちへ。
テロの実行犯こそが、難民がそもそも自国から逃げ出した原因なのでは・・・?」
このような事件を元に宗教や民族による対立構造を深めることこそ施政者の望むことですので、こういうときこそ落ち着いて、客観的に分析を行い極論に飛びつかないようにしたいものです。
また犯行は「イスラム教徒の過激派」とされている人間の仕業であるとされていますが、イスラム教徒全体にその責を負わすような考え方は、例えば、オウム真理教が外国でテロ攻撃をしたと仮定して、そのために外国人が彼らの行為を私たち全日本人の責任として批判するようなものです。そんな迷惑な話もないですよね。
大量の負傷者がでたパリでは、輸血用に献血を行おうと病院に列ができているとか。助け合おうという気持ちに余裕のある人も多いようです。
【関連記事】
前回のパリでの「テロ」攻撃関連ニュースです。
★偶然?最近、テロ攻撃を受けた国の共通点
★アメリカの政治家も 「パリ攻撃は偽旗」
Paris Attacks: 100 Hostages Taken as Death Toll Climbs – Hostages Are Being Killed Now
11月13日【Anonymous】http://anonhq.com/paris-attacks-100-hostages-taken-as-death-toll-climbs/ より翻訳
アップデート3:
チケットが完売したEagles of Death Metalというカリフォルニアを拠点にしたバンドのコンサート会場やパリ北部の競技場のスタッド・ド・フランスを含めた6箇所の現場で、少なくとも60人が死亡しているという報道が入ってきた。
バンドのメンバーは無事が確認されているが、スタッフの身元の安全はまだ確認されていない。
ISIS公認のツイッターのアカウントは、#ParisOnFire(炎に包まれるパリ)というハッシュタグを用いて、今回の攻撃はISによるものと主張している一方で、パリの市民を支援意志を表明し、ISISに対する間接的な反撃を試みるツイッター・ユーザーらがそのハッシュタグを乗っ取ろうとしている。
Here's everything we know so far about the #ParisAttacks and the #Bataclan siege pic.twitter.com/89NZJ4Zwt0
— Sky News (@SkyNews) 2015, 11月 14
「これまでに判明していること:
死者数は158人以上、コンサート会場での死者数118人、6箇所での攻撃、2件の自爆テロ」
アップデート2:
攻撃のあった現場周辺で暴力行為により行き場を失った人たちのために、避難場所を提供する目的で作られた#PorteOuverte(ドアを開く、という意味)のハッシュタグが流行している。
またタクシーの運転手らは、上記タグを使って付近の通行人が無事に安全な場所に行けるようにと無料でタクシーを運行している。
アップデート1:
フランスは国境を閉鎖し、テロリストは現在も人質に両親、親戚、友人に最後の電話をかけるチャンスを与えた後に、一人ずつ殺害していっている。
また、ドイツのサッカー選手も数名、人質として捕らえられている。
死亡者数が上昇し続ける中、パリ市11区にあるPetite Cambodgeというレストランには雨のような銃撃を受け、同じく11区のバタクラン(Le Bataclan)という劇場では少なくとも100人の人質が捉われていると伝えられている。
目撃者談:「銃を持った男は一人以上だと思います。私はガラスから目をそらして床を見ていたので、私の推測に過ぎませんが。混雑していて、反対側にあるレストランやカフェにも人がいて、このストリート上でも最も人の多い場所でした。
私がいたレストランが標的になったということがわかりました」
フランス代表VSドイツ代表の試合が行われていたスタッド・ド・フランス競技場の近くでも3件の爆発が伝えられている。当時、フランスのオランド大統領はこのサッカーの国際戦を観戦していたが、安全な場所に移動したことが確認されている。
Petite Cambodgeレストラン周辺の路上では、遺体や負傷した人たちが見られ、シャロンヌ通り(rue de Charonne)の別のカフェも攻撃を受けていると報道されており、何百発もの銃撃のようだったと伝えられている。
6人の銃撃者が関与しており、政府当局は同地域の安全を確保しようと試みるも銃撃者らは依然として逃亡中である。
パリでの攻撃があった場所:
(ツイッターより)
(翻訳終了)
***
パリの攻撃の中、フランス国境の町カレーの避難民キャンプで大火災が発生
11月14日【RT】https://www.rt.com/news/321967-calais-refugee-camp-fire/
パリでテロ攻撃と言われる多数の死者を出した攻撃の最中、フランスの国境カレーにある大規模な移民キャンプ場で大火災が発生。
(画像 RTNews)
現在のところ火災の発生源がどこかは不明であるが、消防隊が賢明に消火活動に従事。しかし風や火災の勢いが強すぎるために消火活動は難航しているとのこと。また、キャンプで使用されていたガスボンベによる二次被害も懸念され、消防隊も現場にあまり近づけていないという。
避難民らは現場から避難し、副市長によるとキャンプから避難した者の数は住民の数とほぼ一致しているとのこと。
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ISISがヨーロッパでさらなる宣戦予告ツイート
‘ISIS’ Tweets More European Attacks to Come
11月14日【Heavy】http://heavy.com/news/2015/11/isis-islamic-state-threatens-claims-more-europe-terrorism-attacks-suicide-bombing-paris-london-rome-washington-is-burning-france-england-italy-united-states-terrorism-tweets-twitter-by-isis/ より一部抜粋
ISIS関連と思われるツイッターのアカウント上で、パリ攻撃の直前に「攻撃予告」していたのを、アノニマスの一人が発見し報告しています。
ISIS is
planning another attack! His post was 10:34 PM Nov 13th, 2015 The attack
was 12:48 AM Nov 14th, 2015. #Paris
pic.twitter.com/TDFFCR9nit
—
Revølutionary (@AnonRevolt_)
2015, 11月 14
「ISISが新たな攻撃を計画している!
この投稿は2015年11月13日10:34pmに行われているが、パリの攻撃は11月14日、12:48amに行われた。#Paris」(アノニマスの一人のアカウント)
このツイートにスクリーンショットが掲載されていた自称ISISのアカウントには、「今日はパリ、ローマ。明日はロンドン。次回はもっと悲惨なことに」といった内容のツイートしています。
#باريس_تشتعل というハッシュタグの元で、ISISに関与していると思われるアカウントがローマやロンドンだけでなく、ワシントンDCの攻撃も示唆しています。
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フランス国内で更なる攻撃を予告する動画をイスラム国が公開
Islamic State releases video threatening more attacks on France
11月14日10:48am【RT】https://www.rt.com/news/322016-isis-threatens-attacks-video/ より翻訳
フランスが爆撃をやめない場合、フランスを攻撃すると宣告している動画をイスラム国が公開したとロイターが報道している。
フランスの首都で銃撃者および爆弾テロ実行者が120人以上を殺害した数時間後に、問題の動画が浮上してきた。
動画に出ている髭の男性は、同盟国軍によるイスラム国への爆撃を中止しない場合には平安はないだろうと告げている。動画は土曜日に、イスラム国の対外向けメディアであるAl-Hayat Media Center上に公開されたもので製作日時は不明。
ISのテロリストらは、シリアへ移動できないイスラム教徒に対し、フランス国内での暴力的攻撃を行うよう要請している。
(翻訳終了)
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ISISが公式に犯行を認めてもいるようです。
RTのパリのテロ攻撃・最新情報ニュースまとめページ
Paris attacks: 120+ killed and many injured in a series of terrorist acts
【RT】https://www.rt.com/news/321883-shooting-paris-dead-masked/
11:02(GMT)パリ市内で少なくとも127名を殺害した一連の攻撃に対し、ISISテロリストグループが関与を主張した。同グループの公式声明文によると、ISISの戦士が自爆テロ用ベルトやマシンガンを用いてフランスの首都パリの複数の場所で攻撃を実施したとのこと。
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【コメント】
犠牲に遭われた方々やそのご家族には、心からお悔やみ申し上げます。
ヨーロッパのシリア難民危機から、一部ではずっとISISを用いたヨーロッパにおける偽旗作戦の可能性が囁かれていましたが、今回の一連の攻撃は、ヨーロッパでの警察国家化、世界統一政府の樹立、あるいは西側によるイスラム系国家の攻撃を続行するためなどの目的を背後にした偽旗作戦なのでしょうか?
VeteransTodayでは、「11月にパリの11区が攻撃されたのが、13日の金曜日だった!」として今回の攻撃もフランスでの偽旗作戦であったかもしれない、と考えているようです。11という数字も13日の金曜日も、大きな意味がありますしね。さらに攻撃箇所の数が6というのも気になりますが。
あるいはCIA・モサドが種をまいて成長したISISが一人歩きし、彼らが独自に行った犯行なのでしょうか?
カレーの難民キャンプも原因は不明ということですが、タイミング的にパリのテロ攻撃に間接的に関連している可能性も高そうです。この火災が報復かテロの一部かはわかりませんが、欧州各地で極右勢力によって難民キャンプが攻撃・放火されているのも気がかりです。今後、こういった活動がまた激化するかもしれません。
すでにFacebook上などでは議論が白熱していますが、一部の人間が「イスラム教徒の仕業だ!あいつらを全員殺してしまえ!」などと、まるで悪魔のようなことを叫んでいます。中には普通の真面目そうな白人の女性もそんなことを言っている人がいてびっくりしました。
To people blaming refugees for attacks in Paris tonight. Do you not realise these are the people the refugees are trying to run away from..?
— Dan Holloway (@RFCdan) 2015, 11月 13
そんなモヤモヤした気持ちをすっきりとまとめてくれたのが、このツイートです。
「今晩のパリでの攻撃に関して、難民を非難している人たちへ。
テロの実行犯こそが、難民がそもそも自国から逃げ出した原因なのでは・・・?」
このような事件を元に宗教や民族による対立構造を深めることこそ施政者の望むことですので、こういうときこそ落ち着いて、客観的に分析を行い極論に飛びつかないようにしたいものです。
また犯行は「イスラム教徒の過激派」とされている人間の仕業であるとされていますが、イスラム教徒全体にその責を負わすような考え方は、例えば、オウム真理教が外国でテロ攻撃をしたと仮定して、そのために外国人が彼らの行為を私たち全日本人の責任として批判するようなものです。そんな迷惑な話もないですよね。
#Paris:
people queue in hospitals to donate blood pic.twitter.com/4fyELppHSQ
—
Grégory Dominé (@mokkacuka) 2015,
11月 14
大量の負傷者がでたパリでは、輸血用に献血を行おうと病院に列ができているとか。助け合おうという気持ちに余裕のある人も多いようです。
【関連記事】
前回のパリでの「テロ」攻撃関連ニュースです。
★偶然?最近、テロ攻撃を受けた国の共通点
★アメリカの政治家も 「パリ攻撃は偽旗」