朝晩は本当に寒くなった北海道です。
なんなら、日中も風は冷たい。
ちょっと前なら、お盆を過ぎたら朝晩どころか、昼間も肌寒く感じたものです。
さて、お盆も終わり、早いものでもう9月。
今年もあっという間に終わりそうです。
今年も、本州から夫の妹家族がやってきました。
来年、就職する男の子と女の子がいます。
おばあちゃん(夫の母、別名、姑)に会えるのは一年に一度。
そのおばあちゃんも、今年はもう87歳で、耳もものすごく遠くなり、足もさらに悪くなりました。
それでも「歩かないと、歩けなくなる」と、用事を作って出かけます。
美容院にもちゃんと行きます。
でも、出かけて帰宅すると、ドッと疲れたようで横になっています。
でも、できるうちは自分でご飯を作りたいし、買い物も行きたいと言います。
幸いなことに、認知症の気配はないのでよかったね。
さて、妹一家。
毎日のように妹と電話で話しているのは良いのだけれど、それがために妹はお母さんの年齢や体力その他について、まったく心配していない。
というか、配慮していなくて驚きました。
一番、驚いたことが二つ。
買い物に行くといって、妹、こども2人、お母さんの4人で出かけて、帰宅したとき、なんとお母さんが杖をついて、スーパーの大きな袋を2つも持っていたこと!
凄い!器用だ!!
いや、ちがーう!
ちなみに、他の妹一家は手ぶら!
もう一つは、妹家族とお母さんが温泉に出発するというときに、お母さんがトイレに行きました。
お年寄りって、そうですよね。
出かける間際にも行ったりするよね。
妹は、「お母さん、先に車に乗ってるからね!!」と言うなやいなや、玄関を出ていました。
まぁ、それはいいけど、ふと見ると、玄関にお母さんの荷物が置きっぱなし。
オイオイ、持ってやれよ!
外に甥っ子がいたので、「オイ」と呼んで(笑)、荷物を持たせました。
姪っ子は、すでに車の中でしたが。
問題はその後。
お母さんが靴を履いて、出ようとしたときに甥っ子がきて、外階段をお母さんの手を引いて降りようとしたのです。
いや、いいとこあるやんか!
と思ったのも束の間。
降りていく速さがヤバい。
待て待て!転げ落ちる!!
マジで怖かったです。
おばちゃん、肝が縮みました。
その他お墓参りやなんやかやのときに、びっくりしたり、ヒヤっとしたり…
年寄りが周りにいないとこうなんだな、という典型を見た気がしました。
妹家族か優しくないわけじゃないのです。
でもね、弱い人間への配慮は間違いなく足りなかったよね。
案の定、お母さんは帰ってくるなり
「いやー、疲れた〜」
でバタンキュー。
でもね、一年に一度会う孫たちとの温泉は嬉しかったはず。
だから、もーっと楽しくなるように、妹一家にはしっかり配慮してほしいと思った、小姑でした。