少し前になりますが、丹後半島に行ってきました。
天橋立は天橋立駅のある天橋立ビューランド側と、成相寺や元伊勢籠神社のある傘松公園側、どちらからも歩くことが出来ます。今回は初めて傘松公園側から橋立を歩いてみました。
まずは、腹ごしらえ(笑)のため、橋立大丸シーサイドセンターへ。
売店とレストラン、展望室などがあります。
レストランから橋立が綺麗に見えています。
メニューはたくさんあったのですが、外れが無さそうなネギトロ丼にしました。
たっぷりのネギトロと、ご飯もおいしかったです。
腹ごしらえを済ませ、まずは、元伊勢籠神社(このじんじゃ)。
現在、伊勢神宮外宮に祀られている豊受大神は、もともとは眞名井神社にあり、その後、天照大神と共に祀り、吉佐宮(よさのみや)と称されていたそうです。
この地が与謝と呼ばれているのも、この故なのですね。
天照大神と豊受大神が伊勢に移られてのち、今の場所に籠神社として彦火明命(ひほこあかりのみこと)をお祀りするようになったとか。
彦火明命は、代々宮司を務める海部氏(あまべうじ)の祖神で、海部氏系図は国宝となっています。
高田崇史さんの『古事記異聞』や、伊勢谷武さんの『アマテラスの暗号』でも登場した籠神社。
本殿の撮影は不可とのことで写真はありませんが、本殿正面には伊勢神宮と籠神社にしか祀ることが許されていない五色の座玉(すえたま)があります。
また、こちらの狛犬は国の重要文化財になっており、昔は暴れまくっていたという伝説もあるそうです。
この日は十日えびすの最終日で、平日にも関わらずお参りの方も多かったです。
社務所で御朱印をいただきました。
奥宮眞名井神社の御朱印もこちらでいただけます。
真名井神社は、籠神社から歩いて約15分。
御祭神は豊受大神・伊射奈岐大神(いざなぎのおおかみ)・罔象女命(みずはのめのみこと)・神代五代伸(かみよいつつよのかみ)、天照大神・伊射奈美大神(いざなみのおおかみ)・彦火火出見命(ひこほでみのみこと)。
静謐な空気が漂い、こちらが緊張してしまうような何か大きなパワーを感じます。
この後、訪れた傘松公園にあり冠島・沓島遥拝所は、籠神社の「海の奥宮」で、彦火明命とその妃神である市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)が天下られた伝わります。
さて、いよいよ天橋立を歩いてみます。
②に続きます