アセスメントの落とし穴 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

こんにちは!

 

今日の記事は 先日の

原始反射の統合の落とし穴シリーズの番外編です。 

 

先に原始反射の統合の落とし穴シリーズを

読んでいただけると分かりやすいと思います。↓

 

アセスメントと言ってもいろいろあると思うので 

これは一般論です。

 

私たちは アセスメントが大好きです。

 

 

今の状況を細かく分析してもらって 

何がおかしいのかをビシッと白黒付けてくれて 

 

場合によっては数字で見せてくれると 

 

 

なんだか全部理解できたようになり 

安心します。

 

「○○チェックリスト」とかも 

 

 

チェックしただけで 

理解できたような気がして

大好きですよね?

ラブドキドキ

 

 

発達障害のアセスメントも 

あまり意味はないのですが 

 

ただ 

診断名が付くことで

いろいろなサービスが受けられるようになったり 

 

ある程度共通に認識できる

名称があることで 

サービスなどを受ける際の

コミュニケーションが楽になるなど 

 

メリットはあると私は思います。

 

 

 

ブレインワークスのプログラムが

原始反射の統合も含んでいる 

とお伝えすると 

 

 

「原始反射の統合のアセスメントはしてもらえますか?」

と聞かれることがあります。

 

 

答えは 「していません」です。

ニコニコニコ

 

 

なぜかと言うと

 

1)指示が通りにくかったり ふざけてしまうお子さんが多いので 結果にブレが多い

 

 

2)ひとつひとつチェックするの めっちゃ時間がかかる=費用がかさむわりに意味がない

 

 

3)今は統合されていても 統合が外れてしまうこともあるので 意味がない

 

 

4)発達凸凹キッズが未統合な反射は だいたい同じものが多い

 

 

5)親が「子どもに欠けているところ」にフォーカスして それを「治そう」という気持ちになりやすい

 

 

6)お子さんに「アセスメント」を繰り返すことは お子さんにとっては自分の「悪いところ探し」と同じなので お子さんの「自分はどこかおかしいんだ。だからお母さんは悲しくて 自分を治そうとしているんだ。」という自己肯定感を低くすることになり 子どもが統合のワークに抵抗を示すことが多い

 

特に5)と6)が大きな問題になります。 

 

 

それに関しては 

こちらの記事↓で詳しくお話しているので 

ぜひ読んでみてくださいね。

 

 


 

そうそう

ブレインワークスが

原始反射の統合のアセスメントをしない 

理由の1)でも上げましたが

何かをやらせようとすると 

すぐにおふざけしてしまうお子さんがいますが 

それはどうしてかについても今度お話ししますね。

 

 

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